こんにちは、english-chanです。
本日は息子のバイト関係のお話です。
受験が終了し始めた2月中旬頃から、バイト先では大学4回生の方が卒業されるのでバイトを辞められました。
今までは、大学院生の方もバイト生として在籍していたのですが、バイト先の方針が変わったため大学院生の雇用は継続されませんでした。
もちろん何か月も前に通知はあったようです。
そして、新入生はまだバイトに入ってきていなかった2月~の春休みはバイト先に人が足りず、息子は沢山シフトに入れられていました。
夏休みにコロナ罹患者と濃厚接触者が多く出たため、代わりにバイトに出勤していた頃と同じような状況でした。
正社員ですか?と思う位の時間・・・、その日の授業コマ全て入っていたり、勤務日が連続して入っていました。
なぜか他校舎の応援にも行っていました。
他校舎の場合は、1週間程前に依頼されて承諾したら決定でしたが、頼まれたら断れない息子です。
今日はA校、明日は自校、来週はB校とまわることに・・・。
うちの息子は、車の合宿や旅行に行くわけでもなく、時々友達と遊んだり、部屋でゲームしているだけなので、時間的には大丈夫なんですけど・・・。
大丈夫じゃないのは、お金の問題です。
高校生や大学生のバイトでも、年収100万超えたら住民税が、103万円超えたら所得税等がかかります。
ここまでは、まだ金額も多くないです。
問題はここからです。
去年の秋、社会保険の扶養が変わりました。
101人以上の企業の場合、105.6万円以上で扶養対象から外れますので自分で加入しないといけません。
100人以下の企業の場合、130万円以上で扶養対象から外れますので自分で加入です。
来秋に再び法律が変わるので、51人以上の企業が105.6万円以上で扶養対象から外れます。
自分で加入するとなると、一気に自己負担金額が上がります。
住民税・所得税・社会保険を負担すると、年収の約2割位が貰える給料から減ります。
ここまでは、パートの主婦と同じなので良く知られていると思います。
しかし、主婦には配偶者特別扶養控除があるので、130万円を超えても200万円まで段階的に控除されます。
学生バイトで注意しないといけないのは、ここからです。
高校生や大学生はただの扶養控除です。
年収103万円を超えると、親の税金負担が軽くなる扶養控除が無くなるのです。
また、会社の家族手当も無くなるかもしれません。
会社の家族手当の基準は、会社によりますが、一般的に103万円又は130万円が多いです。
大学生などが多い19歳~22歳に対する扶養控除額は他の年齢よりも多いため、103万円を超えたときの親の税負担額の差が大きくなります。
高校生含む16歳以上の扶養控除額は住民税と所得税の合計で70万円ですが、19歳~22歳の扶養控除額は108万円分です。
親の年収によって税率は変わりますが、親の税金が10~20万円増えます。
学生バイトの場合、これを見落としがちなんです。
勤労学生控除を申請すると130万円まで学生は所得税がかからないから大丈夫、とか言って大学生がバイトで稼いでいると、親の手取年収が減るんです。
扶養控除額と家族手当が無くなると、親のお金の手取り金額はかなり減ります。
息子には、大学入学前から税の仕組みについて教えました。
年収の計算は1月~12月の合計なので、年末年始にも今年から注意するように伝えたのに、あなたバイトしすぎでしょう・・・。
念のためバイト代は毎月8万円まで、加えて年間100万円までに抑えるように言っていましたがこれですよ・・・。
因みに、バイトを2ヶ所以上掛け持ちしている方は、総合計金額で計算され税金や社会保険が発生します。
5月~は新入生が本格的にバイトシフトに入れるようになります。
もう一度、息子に税金の仕組みを説明し、バイト勤務する日を1週間で1日減らすように伝えました。
そして、毎月の給料明細書を見せて貰おうと思います。
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