塩村なんとかとかいう都議会議員がセクハラヤジで大騒ぎ。それを受けて海外メディアも日本はセクハラがまかり通る古い社会だと例のごとく日本をバカにして自己満に浸る報道をしていたらしい。まあいつも繰り返されることなので放っておけばいいのだが…(参考記事→セクハラとかそういう問題じゃないだろう…
)
ただ、こういうニュースが出てくると…。欧米ではセクハラなどあり得ない。こんなのがある先進国は日本だけだ。とかいう人は多い。
まあ、一応イギリスとアメリカで働いた(ている)経験から言うと、イギリスは結構緩いように思う。机の上にお下品な大衆紙the Sunのヌード写真のペースを開いてそのままにしているやつも結構いる。アメリカはその点どうなのだろうか。まだわからないのだがまだみんな気を使っているように見えるしたぶんそうなのだろう。
まあ、知ってのとおりアメリカは差別だらけの国だから逆に言うとそういう差別に対して非常にうるさいということなのでもあると僕は思っている。
それはそうと先日ブルームバーグでこんな記事を発見した。
ゴールドマンにストリップツアー-元女性行員が集団訴訟目指す
ゴールドマンを09年に退職した元バイスプレジデントのデニス・シェリー氏は、法廷に提出した文書で、男性行員が何度も女性に軽蔑的な言葉を浴びせたり、
美人コンテストで優勝した新入行員をからかったり、ストリップクラブに顧客を連れて行ったりしていたと主張。女性のためのネットワークの運営委員会メン
バーとなり、同僚とバーで合流した際、マネジングディレクターから「パーティーガール」と呼ばれたと証言している。(ブルームバーグより引用)
まあどこの国でも世界でもそういったセクハラまがいのことは行われているということをもっと知るべきだと思う。日本だけが遅れていて異常だと考えるのはどうかしている。
もっといえばセクハラ問題の本質とは何かということを考えるべきだ。セクハラがなぜだめか。それは職場という閉鎖的で上下関係が一応はっきりしている社会で相手を不快にさせる行為が行われるという意味でだめだということだ。普通の友人関係やグループなら抜け出せばよいのだが会社の場合はそうはいかない。
それは女性にとってもマイナスだが同時にそのようなことが行われ女子社員のモチベーションの低下・女子社員の退職につながれば会社にとってもマイナスである。
だが、それはもっと突き詰めればセクハラだからだめなのではない。人を不快にさせる行為を行ってはいけないという人間の基本的な部分に行きあたる。だから最近ではパワハラもうるさく言われるし女性の管理職などへの登用が進めばおそらく逆パターンのセクハラもこれからもっと問題になるだろう。
何が人を不快にさせるのか。そして人を不快にさせてしまうことがいかに会社や職場にとってマイナスかということをかくじんがもっと深く考えるべきだとはいつも思っている。もちろん、会社である以上は厳しさは常に必要だが…。
その一方で人間にはミスコミュニケーションもつきものだ。良かれと思ってしたことがセクハラ・パワハラと認定されてしまうこともままあるだろう。また、そういったことを利用する人間もたくさんいるだろう。セクハラだー、パワハラだーと言葉を独り歩きさせるのもまた問題だと思うのである。