今世界で何が起こっているのか? | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします

世界経済は今景気後退の淵にあると言ってもいいだろう。ギリシアの総選挙では緊縮を維持するNDが第一党となり連立政権を樹立する見通しだ。だが、スペイン国債は再び7%を突破し株価も大きく下落している。


欧州の危機は容易に食い止めることはできない。ユーロ圏諸国が共同で債券を発行するという案。共通の預金保険機構 を作って金融機関が危機的な状況になった場合や倒産した場合にはその銀行のある国が一国で銀行を救済するのではなくて欧州全体で銀行を救済したり、預金者を保護しようという案も出ている。


が、どの案も実現への道のりは遠い。各国議会の承認を経た後にEUの憲法を改正しないといけないものが多いからだ。しかも上記の案は結局は中身を見ればドイツなどの優良国が南欧の放蕩息子・ドラム娘を助けるために金を出すという内容だから国民の支持を得るのは容易ではない。


その一方でスペインの不良債権はどんどん増えている。また、預金の流出も止まらない状態だ。そして、景気の停滞はまだまだ長く続くだろうとの見通しが主流となっている。バブルのツケに加えて先進国全体が停滞しようとしている時代。抵抗勢力に阻まれて新の経済の競争力をつける改革を行えない南欧諸国の未来は暗いだろう。


一方でアメリカでも重大な変化が起きている。アメリカ経済は年初から好調といわれてきたが、ここに来て暗雲が立ち込め始めている。年初から好調だった製造業のスローダウンが明確化している。そして、雇用の伸びは年初に見られた力強い伸びは記録的な暖冬という天候要因に過ぎなかったことが明らかになってきている。ここ3ヶ月の雇用の伸びは非常に弱い。さらに雇用の伸びの弱さを反映して消費の停滞もここに来て鮮明化してきているのだ。


弱い雇用・弱い消費・弱い企業投資・製造業。アメリカ経済もいいとこなしなのだ。唯一強いのは住宅セクターと自動車産業だけだ。いずれにしてもアメリカの今年の経済成長は2%前後程度になる公算が強まってきている。


そして、グローバルに目を向けると新興国からは資金の逃避が起こっている。そして、中国経済のスローダウンも鮮明化している。欧州・アメリカ・新興 国。どこの経済もよくない。しかもユーロ圏からは火の手が上がっている。そして、国自体の信用力が低下する中で財政出動できる余地も限定的だ。どうにも手 がつけられない状態といえるだろう。どこかで小さな爆発があったら、世界経済はもう一回どん底に陥る可能性があるとすら僕は感じている。


まあ、ここまでは最近の世界経済情勢とマーケットの中心的な見方のおさらい。ここから先はいつもの能書きなのでマーケットの話に関心があったかたは読み飛ばしていただきたい。


なぜ、こうなっているのだろうか?中央銀行による闇雲の金融緩和は全く役に立っていない。いつも言うように銀行システム。それも中央銀行に預金が積みあがるだけ。あるいはせいぜい国債に資金が向かうだけで実体経済にはほとんど出て行っていないのが現状である。


むやみやたらな金融緩和が本来淘汰されるべき企業の淘汰を抑制している。そしてマネー以外の貴重な経済資源の活用を妨げているのではないだろうか?様々な規制も同様の効果を発揮している。


一方で政府は無駄な財政赤字を減らすといいながら国民の顔色を伺って大胆な歳出削減などまるでできていない。その典型はギリシアといえるだろうが、先進国の経済の低迷が鮮明になる中で、福祉国家・規制国家というあり方が不可能であることがいよいよ鮮明になっているような気が僕はするのである。


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