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スポーツチームを地域に誘致することで活性化を図ったり、強い部活動を作ることで学校の宣伝につなげるという戦略はよくとられるものだ。
また、強いスポーツチームの存在は愛国心・愛校心・郷土を愛する心を増すことにもなるから、なんとなくいいことのように思われている。
まあ、これが一般的な理解だろう。
と思っていたら、こんな研究結果が出てきたらしい。
Guys' Grades Suffer When College Football Teams Win
A strike against those arguing for the benefits of successful college football programs, college male's grades tend to go down when their university's football team wins games, new research finds
. And it happens as a direct result of the boozy culture surrounding football programs. More victories means more celebratingw which means less studying.
アメリカの大学の研究結果から。自分の大学のアメフトのチームの勝率が上がるほど、男性生徒の成績が下がると言う内容。
まあ、納得がいくといえばいくないよう。日本などではワールドカップのときに消費が押し上げられることで経済効果があるという話ばかりだ取り上げられるが、たとえば、イタリアやスペインなどのそもそも国民の勤勉性に問題がある国家(そのことによって労働の生産性の低い国家)ではワールドカップのせいでずる休みやテレビを見ながら真面目に仕事をしないという行動が経済にマイナスの影響を与えるとむしろ問題視される。
日本やアメリカ・イギリスなどは労働の生産性が問題になっている国ではないと今のところは思われているから、需要サイドからの消費の盛り上がりに注目が集まるのだろう。一方で労働の生産性が低いとされる国では労働の供給がさらに滞ることが問題になるようだ。
いずれにしても、上記の研究結果はいくつかの重要なインプリケーションを持っているだろう。
まず、国家がスポーツに多額の補助金を出すことの正当性に疑問を提起する。愛国心を盛り上げることや子供たちに夢を持たせることなどにそれらの補助金が役に立っていることはもちろんだ。しかし、自国のチームが国際大会で活躍すればするほど人々が真面目に働いたり勉強したりする意欲を失うとしたら、そうした補助金はむしろ国家の生産性の向上(すなわち、経済成長)にマイナスの影響を及ぼすとしたら、その意義はかなり失われるのではないだろうか?
パンとサーカスによって衰退したローマ帝国のように。
同様に、自治体が地元プロチームが使う各種施設に補助金を出すことは多い。しかし、それによってスポーツの人気が高まることは地元経済にむしろマイナスの影響を及ぼす可能性があるとしたら。。。?やはり、その補助金の有効性に関しては相当疑問が生じると言えるだろう。
もちろん、多くの人が自由な選択として、スポーツ観戦を楽しみたいということを妨げることはできないし、僕もスポーツ観戦は好きである。しかし、政府がスポーツ振興の多額の補助金を出したり、国際的なスポーツ大会の誘致に積極的に関与することの意味にはかなりの疑問が生じてくるのではないだろうか?またスポーツ大会は消費を盛り上げるから素晴らしいとの考え方にも疑問が生じるだろう。
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