みなさん こんにちは

 

「最中の月(もなかのつき)」とは、中秋の名月の別称。秋の季語

 

「最中(もなか)」は本来、物事の真ん中や盛りの時期を意味し

 

古語「さいちゅう」「さなか」に由来します

 

「最中(もなか)」という名称は、平安時代中期に活躍した

 

歌人・学者で三十六歌仙のひとりでもある源順(みなもとの したごう)が

 

詠んだ和歌がはじまりなのだとか・・・

「水(み)の面(おも)に 照る月なみを 数ふれば 今宵ぞ秋の 最中なりけり」

 

水面に映る月影のゆらめきを眺めながら、月なみ(月日)を数えてみれば

 

ああ今宵こそまさに秋の真ん中であったかと気づく

 

水面に映る月光と、時の移ろいをひとつに結びつける、有名な古歌

 

 

 

やがて、「秋の最中(もなか)」という言葉は、菓子の名にも生かされます

 

江戸時代中期、遊郭があることで知られる吉原に店を構えた「竹村伊勢」が

 

もち粉を円形に薄く焼いた素朴な菓子に「最中の月」という名前をつけて売り出し

 

人気を得たのだそう・・・

 

その後、日本橋の菓子屋が餡をはさんで作り出すと、真似をする菓子屋が続出し

 

全国に広まっていきました

 

これがのちに略されて「最中(もなか)」と呼ばれるようになります

 

 

きょうは十五夜。「中秋の名月」です


今年は「中秋の名月」と「満月」が2日ずれています

 

中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こりますが

 

今回のように2日ずれるのは少々珍しいことなのだとか・・・

 

関東はあいにく、秋雨前線の影響で雲が多く

 

お月見はタイミングが良ければ雲の隙間から、ということになりそう

 

それでも諦めず、夜空を見上げてみることにします

 

i.s星