みなさん こんにちは

 

「高山植物」とは、標高が高く、涼しい山の上で生育する植物のこと

 

ただし、北海道では気温が低いため、平地や海岸の近くでも

 

高山植物が見られるといいます

高山植物は風雪に耐えるために丈が低かったり

 

花が一斉に咲いたりするなどの特徴を持っていることから

その花姿は、山の峰々とともに、美しい自然の風景となっています

 

 

「アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」の高山型で、よく似ているという

 

「ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)」

 

ミヤマアキノキリンソウのほうが花が大きく、茎先に固まってつく傾向があります

 

総苞片が3列で、4列のアキノキリンソウとは異なるともいわれます

 

近縁種に、湿原に生える「キリカミネアキノキリンソウ(霧が峰秋の麒麟草)」があります

 

 

「ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)」はキク科アキノキリンソウ属の多年草

 

北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布

 

亜高山や高山の草地や砂礫地に自生します

 

別名を「コガネギク(黄金菊)」と呼ばれます

 

草丈は10~70cm。生育地によって草丈は大きく異なるそう

 

根際から生える葉には翼のある長い柄があり、ロゼット状

 

茎につく葉は細長い楕円形で、互生。葉先は尖り、縁には鋭い鋸歯があります

 

開花時期は7月~9月。鮮やかな黄色い花が茎先に散房状に集まってつきます

 

頭花は両性花の筒状花と雌花の舌状花からなり、花径は12~15mmくらい

 

 

写真は2014年9月に黒部平高山植物観察園で撮ったもの

 

立山ロープウェイとケーブルカーの乗換駅である黒部平にある小規模な植物園

 

もう10年も前のことなんだなぁ~としみじみ

 

普段なかなか足を運ぶ機会がなく、高山植物に出会えないのですが

 

こんな企画展をみつけました

 

 

高嶺の花と呼ばれる高山植物たちに会いに行ってこようかな・・・

 

i.s星