シソの葉に似たシソ科の野草ですが、
ハーブ系の香りのよい葉と違い名前が苦草(ニガクサ)といいます。
葉の香りや味を試してはいませんが、
食用や薬用にはなっていないようですね。
在来種ということですから、日本全土で頑張っている野草ですね。
画像は入れていませんが蕾に虫こぶがついたものが
こやつ入り口側のニガクサに多いです。
森の反対側のニガクサには全くないのも面白いですね。
ちなみに、蕾の節が膨れているのでニガクサツボミフクレフシという
カメムシの仲間の虫こぶ名がついています。
繁茂すると一面に広がります。
(こちらは虫こぶがついていない方の群生)
虫といえば、こちらはハエドクソウ。
30㎝から70㎝のひょろりと長い花茎を伸ばして
上向きだった蕾が花が咲くと横に咲きます。
暗赤色のラインが入って主張の感じられる野草ですね。
蠅毒というだけあって、
この野草の根がはえ取り紙の薬剤になるとは知りませんでした。
花後は、かぎ状のひっつき虫の実が出来ます。
くっつかせるのが得意なようです。