宝塚観劇日記 -5ページ目

「キス★キス★バン★バン」

「キス★キス★バン★バン」  公式サイト


DVD鑑賞

ゆづの好き度 ★★☆  (満点は★5個、☆=★×1/2)



2002年12月21日初公開  上映時間101分



ゆづの5月は「ポール・ベタニー強化月間」。

銃を持って人を殺す役のベタニーさんには、

だいぶ慣れてきました(慣れていいの?)。


でも、セーター姿のベタニーさんは非常に新鮮でした。

セーターでもカッコいいのねぇ、うふっ。


またもや殺し屋さんのお話なのか・・・と

はじめは食傷気味でした。

ベタニーさんって青い目が怖いからか、

悪い人の役が多い気がします。


でも、この作品はちょっと違いました。

殺し屋を引退することを決意したフィリックス(ステラン・スカルスガルド)と、

過保護というよりも異常な育てられ方をしてしまい

家の外に一歩も出たことのない

心は赤ちゃんというおじさん・ババ(クリス・ペン)との

ハートウォーミングなお話し。


で、ベタニー氏演じるジミーは、

フィリックスの弟子で、フィリックスに憧れる

若きヒットマン。


引退してしまったとはいえ、フィリックスに憧れて

フィリックスの知らないところで働く働く。

ヒットマンなんだけれど、素直な表情が多くて

ひたむきな青年役という印象です。


セーターとかカジュアルな衣装が多くて

これがまたカッコいいの(笑)

若さを出しているのかな?

実際、ちょっと若く感じました。


作品自体も結構泣けましたよ。


純真無垢な人間の存在によって、

少し斜に構えて生きている人が

素直になっていくという王道ではあります。

しかし、純真無垢な存在(ババ)も斜に構えている存在(フィリックス)も

ありがちな設定ではないので、

引き込まれてしまいました。


そして、実はヒットマンでありながら

ジミーも純粋にフィリックスに憧れていた、というのも

ベタニーファンにとっては嬉しい設定でした。




  キリンの鳴き声、聞いてみたい。


原題:KISS KISS (BANG BANG)

製作:2000年イギリス

監督:スチュワート・サッグ

脚本:スチュワート・サッグ

出演:ステラン・スカルスガルド、クリス・ペン、ポール・ベタニー

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

「アンジェラ」

「アンジェラ」  公式サイト


劇場鑑賞

ゆづの好き度 ★☆   (満点は★5個、☆=★×1/2)



2006年5月13日初公開  上映時間90分



フランス語って不思議。

モノクロ画面にやわらかい響きのフランス語で進む世界なら、

きれいな女の子が天使になるのもありかもしれないなぁと

妙に納得させられてしまいました。

って、日本語専用耳の私だけかしら?



原題が「ANGEL-A」だとは知りませんでした。

「アンジェラ」って名前がズバリ天使を表現していたんですね。

このことを知らなかったので、

アンジェラが「私、天使。うふっ」って言い出したとき、

この子、カッコいいけれど不思議ちゃんなんだなぁと

妙にウキウキしながら鑑賞していました(笑)


主人公のアンドレ役のジャメル・ドゥブーズは

芸人として人気があるようですね。

映画の中でも間の取り方が上手でした。

不思議ちゃんアンジェラに振り回されながら

珍道中を繰り広げる様子は面白かったです。


モノクロの映画でカッコいいんだけれど、

どことなくコメディ風に思えました。



ところで、天使にしてはアンジェラは可愛げが足らず、

無愛想との意見を見かけました。

でもね、私はあれでいいと感じました。


だってさ、アンジェラってアンドレの内面を

映し出した存在でしょ?

男であるアンドレの中身を具現化しているんだったら

行動で女性を匂わせないカッコいい女でいいと思う。

アンジェラは確かにかわいらしい部分とか

匂い立つフェロモンはあまりないといってもいいけれど、

だからこそ、アンジェラの行動そ

「これこそ求めていたもの!」って

アンドレは客観的に見つめて自分を好きになろうと出来たんだと思った。


鏡の場面では、アンジェラが消えてしまって

アンドレに同化されていく。

とてもよかったです。

あれも、きっと男らしいアンジェラがあったから

納得できたんだと思うな!


でも、とどのつまり、私自身が

男役のタカラジェンヌたちが

舞台を降りても中性的でカッコいい姿でいるところに

非常に憧れているからかもしれません。





  男役はオフでもスカートははきません



原題:ANGEL-A

製作:2005年フランス

監督:リュック・ベッソン

脚本:リュック・ベッソン

出演:ジャメル・ドゥブース、リー・ラスムッセン

配給:アスミック・エース

「ナイロビの蜂」

「ナイロビの蜂」 公式サイト


劇場鑑賞

ゆづの好き度 ★★   (満点は★5個、☆=★×1/2)




2006年5月13日初公開  上映時間128分


レイチェル・ワイズは、気の強い強引な女を演じると素敵ですね。

「ハムナプトラ」「コンスタンティン」でのレイチェル・ワイズも、とても好きです。

そんなレイチェルですが、今一歩垢抜けし切れていない印象なのが

ちょっと気がかりでもありました。

・・・・・・って、レイチェルにしてみたら

「あんたのように化粧も服もいいかげんな日本人に

心配されたくないよ!!!」と反論したいところでしょう。

まぁ勝手に一方的に心配しているワケなのです。

それが身勝手なファンというものですよ、はい。

しかし、「ナイロビの蜂」では、そのイモっぽささえも

武器にしているレイチェルは素晴らしい。


レイチェル演じるテッサ。

場の空気が読めなくて、

自分が正しければ人を裁く権利まであるかのような言動もする。

ある意味、トラブルメーカーでもある女性。

でも、それだけのパワーと信念の強さを序盤に見せ付けられたため、

後半が活きていたと思います。



原題の「THE CONSTANT GARDENER」。

ええっと、

規則正しい庭を造る人?

庭いじりが趣味の生真面目人?

ずっと庭仕事をしている?

よくわかんないけれど、そんな意味かな。

ナイロビにも蜂にも関係がないので、とても気になっていました。


果たして、このTHE CONSTANT GARDENERとは

テッサのご主人・ジャスティンのことでしょう。

ジャスティンは庭いじりや植物を育てることが趣味で、

職業は外交官。

いたって真面目。温厚で穏やか。

心優しく草花を育てています。

これ、日本人だったら、色白でちょっと猫背で

ビン底メガネをかけた「公務員顔」した男性だね。

間違いないね。

そう思えば、テッサに振り回されてばっかりだったんじゃないかな?

って心配になります。


あるパーティーで、テッサが大臣に対して嫌味を言って

大暴れしていた場面で、

ジャスティンの同僚が・・・

「テッサを何とかしろよ~」てなことを言っていたのですが、

実際、振り回されていますよね。


ふたりのデートはテッサがぐいぐい引っ張っていたんだろうなぁ。


情熱的で正義感あふれるテッサ。カッコいいよね。

仕事や付き合いやしがらみも多いだろうジャスティンには

うらやましくもあったのかもしれないですね。
そして、どこかテッサに遠慮していたみたい。

テッサに言いたいことがあっても遠慮しているジャスティンに

正直イライラしてしまいました。


テッサが謎の死を遂げて、

彼女の進んだ道を追うジャスティンも

過去の自分にイライラしていたみたいに見えました。


愛の形にはいろいろあるのだけれど、

最愛の人が亡くなり、

その人がどれだけ大切だったのかを感じる心の痛みは

とてもつらそうでした。


アフリカの厳しく貧しい現実。

それを利用し、私利私欲を肥やす製薬会社。

その製薬会社を踏み台に、さらに汚いお金を手に入れる官僚。


サスペンス要素もありますが、

ジャスティンがテッサとの思い出を追いかけ、

本当のテッサを知り、彼女をより好きになっていく過程は

とても哀しかったです。


最後の方の場面。

男の子を飛行機に乗せようとし、パイロットを困らせるジャスティン。

かつて40キロの道のりを歩く子供を

自動車に乗せてやろうとしていたテッサを思い出させます。

ジャスティンがテッサを理解し愛を再確認していたのですねぇ。




  妊婦の胸は横に広がるのって本当なんだ。




原題:THE CONSTANT GARDENER

製作:2005年イギリス

監督:フェルナンド・メイレレス

脚本:ジェフリー・ケイン

出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ

配給:ギャガ・コニュニケーションズ

読了「ダ・ヴィンチ・コード」

世間でも話題になっている「ダ・ヴィンチ・コード」。

お気に入り俳優のポール・ベタニーも出演ということで、

私もとても気になっています。

ベタニーさん演じるシラス!

原作ファンにもこの配役は受け入れられる! なんて記事を見て、

ますます期待が高まっています。

この映画を機に、もっともっと人気が出てくれると嬉しいな!


さて、そんなわけで(どんなわけ?)

「ポール・ベタニー強化月間」の一環として(?)

「ダ・ヴィンチ・コード」を読みました~、文庫版だけど。

1日で読み終わっちゃいました。


もっと難しい話しかと思っていたら、

ドキドキ読み進められるエンタテイメントで楽しかったです。


「聖杯伝説」はインディ・ジョーンズさんも追い求めていたみたいだし、

映画の題材としてはうってつけだったというわけですね。

宗教関連はトラブルになりやすい・・・という点が

難しい問題のようですね。

「コンスタンティン」くらいイっちゃっていると、かえっていいのかな。


で、その「コンスタンティン」ですが、

この映画が公開されたときに聖書のことに少しだけ興味を持ち、

教会、聖書、聖遺物?などがキー・アイテムとなっているので、

とても面白かったです。

(その後、特に勉強したというわけではないのですた)


またアートに関しての私の知識は、すべて

「ギャラリー・フェイク」という漫画から得ているのですが、

この漫画の主人公・藤田玲司も「モナ・リザ」にご執心。

「モナ・リザ」については誰がモデルだったのか?

などなど、漫画でも割と掘り下げられいたため、

この小説ではどのようなキーとなるのか興味深かったです。

(でも、正直なところ、「ダ・ヴィンチ・コード」では

モナ・リザはあまり関係ないですよね・・・)


ところで、図書館をぶらぶらしていたら、

バチカンに関する本がいくつか出ているのにビックリ!

まぁ、バチカン本部の秘密や闇や収賄やそんなのを

み~んな暴いてしまいましょ~という雰囲気いっぱいの

そんな本だったわけなのですが。

どこでもお金と権力が集まるところには、

いろんなしがらみもあれば

疑惑も生んでしまうのでしょうね。大変だ。



映画ではシラスを演じるベタニーさん。

原作では「色素欠乏症の大男」となっていたので、

まぁ原作どおりですよね。

実際、金髪・ブルーアイズで色も白いベタニーさんが

さらに特殊メイクで白くなっているみたいだし。

そして大男・・・・(^^ゞ

191センチのベタニーさんですが、、、せめて「長身」っとことで。

見せ場と思われるところは、だいたい予告編で流れていたので

ちょっと残念ではありますが、

だいぶ恐そうだったので期待も出来ますね。楽しみ~。



            銃が似合うベタニーさん




  「ダ・ヴィンチ・コード」でも裸体を披露。

            ベタニーさん、露出度高いよな(笑)



ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード (下)
細野 不二彦
ギャラリーフェイク (1)

ネズミーリゾート、亡命の記録など(笑)

こんにちは。ゆづです。

実は2ヶ月ほど前から「社会のぷーさん」として

ぶらぶら生活しています。


で、ぶらぶらついでに

夢と魔法の王国とか、

冒険とイマジネーションの海とか

耳の大きなネズミーさんが頑張っているところへの亡命計画を立てていました。


そして、それは5月中旬、決行されたわけです!


でも、亡命は失敗に終わりました。


今日、現実の国に戻ってきました(おぃ

ネズミーさんのもとでは、

ぷーさんは蜂蜜とったり変な夢みたりして

かなり人気者でしたが、

私は「社会のぷーさん」として嫌われながら残りの人生も頑張ります。

「LIMIT OF LOVE 海猿」

「LIMIT OF LOVE 海猿」 公式サイト


劇場鑑賞

ゆづの好き度 ★☆   (満点は★5個、☆=★×1/2)




2006年5月6日初公開  上映時間117分


「ダイスケく~ん!」

「ダイスケさん!!!」


そんなに、「ダイスケ」「ダイスケ」って呼ばないでくださいな。

私の「ダイスケ」のことまで気になってしまいました。

今日は白星だったかしら?

そう、私のダイスケとは、

大関 栃東大裕(とちあずま だいすけ)のことです(爆)



最近は観客総勢8名などという劇場での鑑賞が続いていましたが、

今回は久々に都心の劇場で映画を観て来ました。

劇場はほぼ満席状態。

それにもかかわらずほとんどの観客が

エンドクレジットを最後まで見て行くという、

非常にマナーのいいことにビックリ。

最近はどこでもこんななのかしら? 

それともこの「海猿」のファンはマナーがいいの?


さて、この映画。

日本は海に囲まれている立地条件からか、

海に関する技術(いわゆる海軍的なこと)は非常に優れていると聞きます。

そんな中で、海で働く人が主人公となっている作品は

非常に興味深いなぁと思います。

しかしながら海上保安庁は戦うわけではないので、

物語の中でも「敵」はおらず、

救助活動中の「困難」や「緊張」の作り方にも限界があり、

予測ができてしまうところが難しかったようですね。

船内が傾いてどことなく「ポセイドン」の予告編を思い出させてくれるし、

水がドドド~と入ってきて「亡国のイージス」っぽく感じるところがあったり、

なんか見たことあるよね? デジャヴ現象?がチラホラ。

実は前回の「海猿」は見ていないので、

ある意味新鮮な鑑賞になるかもと期待していた部分は裏切られてしまいました。

あと、妊婦さんや赤ちゃんは真っ先に救助されないの? など、

わざわざ妊婦さんを持ってきた意味もわからなくて疑問が生じてしまいました。


ところで、邦画というのは、現実的なことを考えてしまう余裕が出来てツライですね。

「決死の脱出劇のさなかに、あんな余裕持ってプロポーズするのかな?」とか

「婚約者が対策本部内にいていいのかな?」など、

一般的日本人としての自分と比較して考えてしまうんですよね。

海外映画の場合は、ヨソの国ではあんなものかなぁと軽くスルーできちゃうのにね。



そんな中で好印象は佐藤隆太くん。

人懐っこい笑顔の隆太くんのことが気になっていたのですが、

思った以上に飄々と演じていたので好感を持ちました。

素直な弟分というのは、彼の持ち味がうまく活かせるのかもしれないですね。

仙崎(伊藤英明)が面倒見もよくてイイ奴なんだなぁというところを、

吉岡(佐藤隆太)の真っ直ぐで兄貴想いな性格によってうまく表現されていた思います。

今後、隆太くんには、シリアスに考え込むような役や、

実は犯人です! みたいなヤな奴の役なども演じて欲しいなぁと期待しています。



海上保安庁な佐藤隆太くん




  私のダイスケはおかげさまで初日白星



製作:2006年日本

監督:羽住英一郎

脚本:福田靖

出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太

配給:東宝

1999年雪組公演「ノバ・ボサ・ノバ」

1999年雪組公演 ミュージカル・ショー

「ノバ・ボサ・ノバ~盗まれたカルナバル~」


ビデオ鑑賞

(1999年4月12日 宝塚大劇場にて観劇)

ゆづの好き度 ★★★★☆(満点は★5個、☆=★×1/2)



久々の宝塚ネタです。

先日、 「ミチの雑記帳」  へ遊びにいったおり

ミチさん歌声バトンで轟悠の名前を挙げていらっしゃいました

思わず反応したろころ、「ノバ・ボサ・ノバ」の話題になりました。

で、急に見たくなり、3回もビデオを観てしまいました。

せっかく3回も観たので、記事にしておきます(笑)


この演目は、雪組と月組で上演されていました。

連続で上演されたこともあり、観客の批判の目にもさらされ、

どちらの組も好きな私としては困惑したものです。

当時、月組の真琴つばさにかなり熱をあげていました。

それでも、私は雪組のほうが好きでした。

まず、轟悠の演じたソールの方が

個人的に好みだったこと(笑)

だって、黒塗りは轟悠の方が似合うし、

ソールには刈り上げられたヘアスタイルがやっぱりいいよ(笑)


そして、何より歌!

轟悠の底から響くような歌は、ブラジルのカーニバルを舞台にしたこの演目に合っている!

「アーデウス カルナバル」の場面。

一番の見せ場といってもいいこの場面。

轟悠の歌はかなり迫力があった。

メインとも思えるキラキラした衣装(ポスターにもなっていた)を着て

♪鳥は飛ぶ~赤い太陽に~♪と歌う轟さんは本当に男だった(爆)

生オーケストラに合わせて歌い切り、

大勢の組子たちを従えて0番センターで魅せる姿は

まさに、これぞトップスター!!!!!

ビデオで見てもカッコいいです。


このときの観劇が、私にとってのはじめての轟悠でした。

観終わった後は、ただただ呆然としていました。


だてに刈り上げたヘアスタイルしていませんよ、轟悠は!





  轟ファンとしても「専科特別出演」は

            勘弁してほしい・・・。誰がトップスターなんだか。




「ノバ・ボサ・ノバ」ではないけれど、

パレードの轟悠を・・・・


演目何だっけ? わからない。

「ギャングスター ナンバー1」

「ギャングスター ナンバー1」  公式サイト


DVD鑑賞

ゆづの好き度 ★★   (満点は★5個、☆=★×1/2)



2003年5月24日初公開  上映時間103分


「ポール・ベタニー強化月間」を着々と進めています(笑)

ゆづです、こんにちは。


「ROCK YOU!」のペタニーさんにすっかり気をよくして、

ベタニーさん主演のこの作品を観たわけなのですが・・・・


バイオレンスが苦手な私には、ちとキツかったです。

コワイというか、ひどいぞ~。

スーツをビシっと着こなすギャングスター(ポール・ベタニー)!

三白眼で真っ直ぐジッと相手を見つめるギャングスター!

コワイ~~~!!!!!

でも・・・・、でも・・・・、

氷のように冷酷で無表情なのに、

カッコよく見えるんですよ~。もう、だめですね。

すっかりしっかりベタニーさんに落ちてしまいました。




ただのギャングの抗争映画かと思ったら、

精神的に追い詰められたギャングの半生という印象でした。


若きギャングスターがボスであるフレディに憧れ、

彼のために必死に仕事をする姿は

コワイながらも理解できました。

しかし、フレディから貰ったイニシャル入りのタイピンに

えらく執着している様子や

フレディの女にまで嫉妬しているかのような言動から、

コイツ、本気でヤバイ人間かも・・・と思わせられました。

案の定、下着姿で尋常ならざる殺人してますよ・・・。


この前の全裸のベタニーさんには大笑いしましたが、

下着姿は逆にいやらしいし、コワイし、困りますね。


で、フレディに嫉妬するあまり陥れて、

自分がボスに君臨するくせに、

結局はフレディとの比較でしか自分を計れないギャングスターが

とても惨めでした。

最後まで精神的な面でフレディを超えることができなくて・・・。


ひとりのギャングの内面を描いている点では

非常に興味深かったのですが、

やはりバイオレンス表現が強かったので

見ていてツラかったです。


使われている音楽はちょっとジャズっぽいものがあったり印象的。

ギャングスターが身に着けるものにこだわる性格を反映し、

ベタニーさんは常に細身なスーツを着ていてカッコいい。

台詞は少なくても、上目遣いの三白眼がすべてを物語っている。

”Look at me”と相手を見るギャングスター・・・

ベタニーさんの綺麗なブルーアイズが大写しになりますが

見詰めることなど到底できませんでした。

そんなベタニーさんの芝居も非常に好きでした。

このあたりで、何とか最後まで見続けることができました。


コワイ役や悪党役に果敢に挑戦する俳優さんが好きですが、

ベタニーさんほど冷酷に演じられる人はいないですね。

(早くもファンモードまっしぐら?)





  ベタニーさんって肌の露出度高いよなぁ(笑)

            「ダ・ヴィンチ・コード」でも脱ぐらしいし・・・。




原題:GANGSTER NO,1

製作:2000年イギリス・ドイツ

監督:ポール・マクギガン

脚本:ジョニー・ファーガソン

出演:ポール・ベタニー、マルコム・マクダウェル、デヴィッド・シューリス

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

「自己紹介スティックバトン」

こんにちは。ゆづです。ゴールデン・ウィーク、お天気良くていいですね。

でも、家でDVD鑑賞したりしています(おぃ


さて、今回いただいたバトンは「自己紹介スティックバトン」!

ポール・ベタニー繋がり、

そして「ブロークバック・マウンテン」のことなどで

とても親切にしていただいている

「悠雅的生活」 の悠雅さんからバトンを回していただきました。

悠雅さん、ありがとう! 嬉しかったです。



普段からテキトーなブログだし

自分の紹介とは、いやはや、恥ずかしいですね。

では、レッツラゴー!




■1:回す5人を最初に書いておく

・・・・5人ですか。

勝手に3人にしていいですか? 知り合い少なくて。


「紅玉の甘い戯言」 の 紅玉さん

「佳良乃のメモ帳」 の 佳良乃さん

「天真爛漫 ぼやき日記」 の tweetyさん


すでに同様のバトンを受け取っていらっしゃったら

ごめんなさいm(__)m


■2:お名前は?


「ゆづ」です。

その昔は「悠月」と書いて「ゆづき」と言っていたのが

もともとの始まりです。

「ゆづき」という串揚げ屋さんの名前が気に入り勝手に拝借。

宝塚歌劇団の轟悠さんの「悠」と当時好きだった月組の「月」を

それぞれくっつけてHNを作りました。


映画ブログをつくるときのIDの関係で「ゆづあげ」と

言っていた時期が1年くらいあったかな?

ころころ変わっちゃって、結構迷惑かけてます。




■3:おいくつですか?


おうし座です。

あれ? おいくつって年齢のことですか。

日本語にも不自由する女・ゆづ。


まぁ、デーモン小暮閣下に倣って、1億ウン十歳ということでm(__)m

この世をしのぶ仮の姿では

大相撲の大関・栃東よりは年上になっていますが

イーサン・ホークよりは年下のようです。




■4:ご職業は?


今は失業者、社会のぷーさんです(笑)←笑っていていいのか?

数ヶ月前までは

とある資格で商売(いわゆる士業)をしていました。




■5:ご趣味は?


映画鑑賞(一番今ハマっている)

大相撲観戦(一番長く続いている)

宝塚歌劇観劇(一番お金と情熱を費やした)




■6:好きな異性のタイプは?


私の性別は女性なので(念のため確認)、

異性といったら男性だね。


ええっと

好きな俳優はジョニー・デップ、


              イッちゃているジョニー・デップ



好きな顔はイーサン・ホーク、



    おサルのキンシコウみたい イーサン・ホーク




最近のお気に入りはポール・ベタニー


          スタイル抜群(笑) ポール・ベタニー



結婚するなら(笑)、栃東


    大和魂と日本語が通じる栃東





そして男の理想像といえば・・・・・

この人でしょ↓↓↓(^^ゞ(^^ゞ


        宝塚歌劇団専科 男役の中の男 轟悠







■7:特技は?


夜更かしとおしゃべり(特技というのか?

履歴書用の特技は・・・

手相を見ること。エセ占い師なのだ。ひひひひひ~。




■8:何か資格を持っていますか?


結婚資格はあります。未婚で16歳以上だし(笑)

ええっと、危険物取扱者乙種4類を持っています。

活用したことは一度もなく、何故取得したのか自分でも不明。

ほかにも・・・・

資格学校の「この資格で年収1,000万円」という

もっともそうな謳い文句に騙されて

取得してしまった資格などもいくつかあります(笑)


ところで、映画検定って合格したら「資格」欄へ記入できるの?




■9:悩みが何かありますか?


あります!

「ダ・ヴィンチ・コード」を購入して読むべきかどうか。

ポール・ベタニーにハマってしまい、映画は楽しみ。

映画を楽しむためには原作を読むべきでしょうか?

そして、読むなら図書館で借りて読むか(予約待ちは5人以上)、

購入すべきか!

さらに、購入するならハードカバーそれとも文庫?

誰か助けて~~~!


それと、映画検定ってどうよ?(しつこいぞ)



■10:好きな食べ物と嫌いな食べ物は?


好きな食べ物→シュークリーム

嫌いな食べ物→特になし



はまっている食べ物(誰も聞いてないぞ)

         →お米パン

気になる食べ物(誰も聞いてないって)

         →本物の相撲部屋のちゃんこ鍋


■11:あなたが愛する人へ一言。


この夏、私と一緒に

「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト」を観ましょう!




■12:回す人5人を指名すると同時に、

    その人の他者紹介を簡単にお願いします。


勝手に3人にしたので(おぃ、

お三方についての紹介をさせていただきます。


*紅玉さん(映画繋がり)

映画に関する詳しい知識と鋭い視点には

いつもだただた「すごい」の一言。勉強させてもらっています。

更新されるテーマも興味深く、

さらに文章がとても丁寧でいてユーモアが含まれています。

あこがれのブロガーさんです!


*佳良乃さん(宝塚と映画繋がり)

私が宝塚歌劇を観始めたころからのお付き合い!

いつもお世話になっています。

宝塚もさることながら映画、

さらには古典文学から話題の本まで

とても知識豊富な佳良乃さん。

作品の解説や感想もいつもしっかりなされていて

読み応えのあるレビューが魅力です。


*tweetyさん(栃東繋がり)

最近、仲良くさせていただいているtweetyさん。

まだ学生さんでお若く元気があり、

さまざまなことに積極的に関心をもっていらっしゃる様子が

ブログからも伝わってきます。

栃東関のことをとても応援していらっしゃり

ファンの鑑です!

5月場所も楽しみですね。



以上の3人さまにお願いしてみようと思います。

みなさん、お忙しい中ですので、

もしお時間があられたら、で結構ですので

よろしくお願いいたします。





  帰省中の弟と漫画の話しで大盛り上がり。

            『モンスター』を勝手に映画化し配役を決めていたら

            「妄想族」と診断されてしまった(T-T)

「ROCK YOU!」

「ROCK YOU!」  


DVD鑑賞

ゆづの好き度 ★★★★ (満点は★5個、☆=★×1/2)

          ベタニーさん、最高です!




2001年10月6日初公開  上映時間132分


いきなり、でっかいヒース・レジャーのポスター・・・。


でも、この作品はポール・ベタニー目当てで観ました。


5月は「ポール・ベタニー強化月間」と銘打ち(笑)

ベタニーさん出演映画のDVDを集中的に観ようと計画しています。

とはいえ、常に波に流されながら生きている女・ゆづ!

どのようにどういうペースでどの作品を観るかなどは

全く決まっていません。なにが「強化」なんだか・・・

で、そんな中、ベタニーファンのみなさんからお勧めいただいたのが

この「ロック・ユー!」


果たして、この作品でのベタニーさんは・・・・・・


ブラボー!!!!!


やっぱり、あなたは細かったのね(^^ゞ

そして、白かった。・・・って、何が? いや多くは語りません(笑)



中世のジュースティング(馬上槍試合)という

貴族の騎士によって行われる競技をめぐるお話しでした。

宝塚歌劇の影響で中世のコスプレが好きなので、

ベタニーさんの貴族姿が・・・と色めきたったのですが、

ヒラヒラした衣装は出てきませんでした(笑)

かわりに、もっとカッコいい騎士の甲冑姿のヒース・レジャーを

目撃してしまいました。若くてかわいかったです。


ベタニーさんは、ヒース演じるウィリアムの従者というか

仲間の役でした。

言ってみれば、プロレスの試合前に

マイク・パフォーマンスをする人のような役どころかな(ちょっと違う

そのため競技前にウィリアムのことを紹介する場面が

見せ場のひとつでもあるとは思うのですが、

まぁ、自信満々で大げさに紹介するし、

平民の気持ちをぐっと掴むのが上手いという設定で

観ていて気分良かったです!


衣装はシンプルでしたが、

背が高くて細身のベタニーさんには

とても似合っていてカッコよかったです。

しかし、この作品の初っ端では、

ベタニーさんの足が長いことを

実際に目の当たりにできてよかったです(笑)



胸元が開いた衣装でセクシーなベタニーさん


賭け事が好きでちょっと困った人だというところや、

世間の事情には非常に詳しいという設定など、

「ビューティフル・マインド」よりも好みに合った役でした。



脚本自体はサクセス・ストーリーで、

自分の夢を信じて頑張るウィリアムを若いヒース・レジャーが

非常にさわやかに演じていていいなぁと思いました。

中世の話しなのに、プロローグで

クイーンだったかな? のロックが流れていて

ある意味、真面目な歴史モノではないのも最初に理解できて

肩の力を抜いて楽しめるのも好みに合っていました。


コメディーと簡単なアクションと淡いラブストーリーと

青年の成長が織り交ぜられた、気軽に楽しめる作品でした。


特典映像に監督とベタニーさんによる

音声解説も入っているし、ベタニーさん初心者には

かなり楽しめるDVDでもありました。




  特典映像にあるスクリーンテスト風景。

             このヒース・レジャーが一番カッコよく見えた。

原題:A KNIGHT'S TALE

製作:2001年アメリカ

監督:ブライアン・ヘルゲランド

脚本:ブライアン・ヘルゲランド

出演:ヒース・レジャー、マーク・アディ、ルーファス・シーウェル

    シャニン・ソサモン、ポール・ベタニー

配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント



ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ロック・ユー! アルティメット・コレクション