2006年04月13日

「リバティーン」

テーマ:映画 ら行、わ行

「リバティーン」   公式サイト


劇場鑑賞 

ゆづの好き度  ☆    (満点は★5個、☆=★×1/2)



2006年4月8日公開  上映時間110分



正直なところ、

見終わった後、非常に具合が悪くなってしまいました。


多少ですが予習していたので、

ロチェスター伯爵(ジョニー・デップ)に好感が持てないかもしれないとは思っていました。

しかし、それは甘かった。

ロチェスター伯爵にはいささかの魅力も感じられませんでした。

これは非常に残念でした。

だって、ジョニー・デップが演じてさえも魅力が伝わらないって・・・。

本当にショックでした。


私はジョニー・デップが大好きで、

彼が出ているというだけで満足する傾向があります。

これまでも、ジョニー・デップが演じる人物に好感は持てなくても、

(「ナインス・ゲート」のコルソ、「ラスベガスをやっつけろ」のラウル・デューク)

魅力的だなぁとは感じていたのです。

しかし、今回の「リバティーン」に限っては、

ロチェスター伯爵にほとんど魅力を感じることが出来ませんでした。



ところで、このお話し、

ジョン・ウィルモット(ロチェスター伯爵)の

溢れんばかりの才能と魅力を描くべき作品のはず。


形式的で退屈で自分たちの保身ばかりを考える貴族社会に辟易し、

自由気ままといえば聞こえもいいけれど、

まるでワガママな子供のように大衆の気を引くジョン・ウィルモット(ロチェスター伯爵)。


対応に困る猥雑な表現をして王を困らせる。

正妻に対してはその財産だけが目当てかのような態度をとり

酒に情婦にと溺れるジョン。

困るし、迷惑だし、腹立たしくもあるはずなのに、

結局彼らはジョンを受け入れてしまいます。

それは・・・、

彼の放出するその圧倒的な魅力を前にして、

王も正妻も周りの人々も彼を拒むことは出来きなかったから!

・・・・と感じさせなければ、説得力はありません。

そして、それこそがこの作品の醍醐味であるはず。

・・・・・それなのに・・・・・

最もセクシーな俳優のひとりであるジョニー・デップをしても

圧倒されるような魅力が感じられなかったのは

とても悲しかったです。

ジョニー・デップの鬼気迫る演技に(特に後半)

迫力こそ覚えましたけれどね。


さらに、話しの展開も唐突に感じました。

女優の卵エリザベス・バリーに演技指導をしながら

次第にお互い惹かれあっていったのは理解できました。

そうそう、

雨の中、エリザベスの元へ急ぎ自分の気持ちを伝えるシーンは

自分自身に素直でありたいジョンの姿が感じられ

この場面は少し魅力的だったかもしれないです。


しかし、気がついたら別れていた印象でした。


その後、ジョンの彼氏(ルパート・フレンドが演じていた役、名前なんだったかな?)が

死んでしまった場面は転機だったのでしょう。

しかし、ジョンと彼氏との関係は

ソフトに表現されていて意味がわかりにくかったです。

どうせあそこまでやるなら、

ジョンと彼氏に濃厚なキスくらいさせて

精神的に支えられていたことをわかりやすくして、

彼氏を死なせてしまったジョンのショックを伝えてほしかったです。


彼氏の死のショックがなかなか理解できなかったので

後に梅毒に侵されながらも医者を偽り日銭を稼いでいたり・・・・

なんでこんなに風になっちゃったの?と混乱しました。

しかも、この場面短っ!

そして、いつの間に娼婦は愛人に格上げに?(笑)


ラストシーン、

正妻のエリザベスがジョンの最期を看取った場面は

感動というよりも、

エリザベスって偉いなぁと

いつの間にやら私の中で、主人公は正妻エリザベスになっていました(T-T)



なんだか、不満ばっかりですね・・・・。

私はこの作品を知るまでロチェスター伯爵のことを全く知りませんでした。

実は有名な人物で、詳しく説明しなくても

観る方は理解していることが前提になっていたのかしら?


この作品の中でロチェスター伯爵の魅力がそれほど感じられなかったのは

私だけだったのかなぁ。


直接的すぎる性的描写や

梅毒に侵され身体的に弱ってきたジョンの姿に

私は年甲斐もなく驚いたのでしょうか(笑)





 「あんな」お祭り知っています→愛知県・田懸神社



原題:THE LIBERTINE

製作:2004年イギリス

監督:ローレンス・ダンモア

脚本:スティーヴン・ジェフリーズ

出演:ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ

配給:メディア・スーツ

AD
いいね!した人  |  コメント(15)  |  リブログ(0)

ゆづさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

15 ■●お返事m(__)m<ゆづより

>さるおさん
こんにちは。
今回の作品にいたっては、母から
「イギリス、梅毒、貴族って、ジョニー・デップは、また同じ映画撮っているの?」
と質問を受けました。
どうも「フロムヘル」のことを言っていたようです(笑)

14 ■●お返事m(__)m<ゆづより

>さるおさん
こんにちは。
今回の作品にいたっては、母から
「イギリス、梅毒、貴族って、ジョニー・デップは、また同じ映画撮っているの?」
と質問を受けました。
どうも「フロムヘル」のことを言っていたようです(笑)

13 ■似た役ばっかり演じるジョニー

さるおです。

> ジョニーが同じような役をやっていることを

やっぱそうだよね!そう思ってるのってさるおだけなんじゃないかって思ってました。あ~、なんか安心したーっ!

> 特に妻エリザベスが主役だなぁと感じました。
> なんて器の大きい人なんでしょう。

器はたしかに大きいですが、それよりなにより、本当に愛していたんだと思います。恋だったら、ジョニー見てるうちに冷めるというか、終わっちゃうんです。
妻エリザベス、心がね、美しいというか神々しいというか、いやぁ、泣けました。

12 ■●お返事m(__)m<ゆづより

>あっしゅさん
こんにちは。
私もデップ氏の演技はすごいなぁと思っただけに、脚本に納得できなくて、とても残念に思いました。
女性たちの生き方はすごいなぁとは思えたのですけれどね・・・。

11 ■無題

TBRありがとうございます。
デップの迫真の演技見ものでしたね。でも内容がいまいちでした。
またTBさせていただきます。

10 ■●お返事m(__)m<ゆづより

>orangeさん
こんにちは。
ジャック・スパロウとかウィリー・ウォンカとか、明るくて変わったキャラクターは、見ていても楽しいですよね。
私も好きです。
>宗教や政治といった事柄
これらは人それぞれ考え方があって対立しがちなことですから、難しいですよね。
勉強にはなるんですけれど・・・。

>かずくんままさん
こんにちは~。
そうなんです。デップ氏が出ていてもだめでした。そのため、かなりショックでした・・。
かずくんままさんは、トム・クルーズもお気に入りでしたよね。トムの出ている映画で、これは・・・、とかありましたか?

>mansion1972さん
ご無沙汰しています。
最近、更新をサボってばかりです。
新しいお店のサイトも見ました。カッコいい家具がお値打ち価格でビックリしました。
私はクリアランス商品の販売が中心だったので、家具は付けて売ってしまうことがほとんどでした・・・。
土地価格上昇で、マンションの売れ行きがよくなるといいなぁと期待しています。

9 ■こんにちは

お久しぶりです。久々に更新されていたんですね。4月に入り僕も新しい店舗をオープンしたので見てくださいね。

8 ■大好きな

ジョニー・デップが出てても駄目な映画ってあるんですね~
う~ん、私がみたらどうなんだろう???

7 ■こんばんわ☆

コメントありがとうございました。
自由に放蕩に生きたロチェスターですが・・・宗教や政治といった事柄に関して、そして自分の生活には生きる術がありませんでしたね。その悲しみは壮絶でしたね♪
ジョニー・デップはやはり、こういう演技も上手いのだなと改めて思いました。個人的にはジャック・スパロウみたいな演技やキャラクターの方が好きですが♪

6 ■●お返事m(__)m<ゆづより

>ルーピーQさん
こんばんは。
デップ氏といい、マルコヴィッチ氏といい、俳優の演技はしっかりしていましたよね~。
本当に脚本が荒くて残念でなりませんでした。
そうそう、蝋燭の光だって眠気ではなく、ほかのものを誘ってほしいものですよねぇ。

>ミチさん
こんにちは。
私はコスチュームものが好きなので、ちょっと期待していました。
確かに衣装はよかったのですけれど・・・。
感情移入できる部分がないし、
正妻のエリザベスに対しても羨ましいというより偉いなぁという印象になってしまい残念に思います。
もちろん、私にもエリザベスのような器の大きさはありません(笑)

>MAしゃまさん
こんにちは。こちらこそご無沙汰しています。
もちろんMAしゃまのことはよく覚えていますよ。私のことこそ忘れられていると思っていたので、書き込みもせず失礼しておりました。
さて、私ももちろんデップ氏の鬼気迫る演技には目を見張ったし、「ジョニー」と呼ばれていても、その男は紛れもなくロチェスター伯にしか見えなかったところはさすがだなぁと思いました。
それなのに・・・・。
MAしゃまから頂いたDVD情報!
20分のカットシーンで、作品がもう少しよくなるかもしれない、と少し希望がわいてきました。

>紅玉さん
こんにちは。
R指定もあって、おおっぴらに宣伝できないのかもしれないです(^^ゞ
ギルバート・グレイプも良かったですよね。あのときのデップ氏の演技も素晴らしかった~。そして脚本も!
やっぱり脚本に納得ができないと、観ていても辛いですよね。特にごひいきが出ている作品となると・・・。

>アクセルさん
こんにちは。
本当にえらく凹んじゃいました。自分でもびっくりです。
脚本に納得ができなくて、大好きなデップ氏が出演しているのに、作品としては好きになれないので、余計にショックが大きかったのかもしれないです。
しかも、デップ氏の鬼気迫る演技を目の当たりにしているだけに辛かったです。
アクセルさんのおっしゃるとおり、ロチェスター伯の背負っている苦しみを映画の中で表現してほしいですよね。
衣装もとってもよかったというのに・・・。
本当に、残念だ~。

5 ■こんばんは~♪

ゆづさん、かなり凹んだようだね。
私も最初は、ドヨ~ンと来て感想がすぐに書けなかったです。
ジョニーの演技としては最高なのに、やっぱりロチェに感情移入できていなかったから映画の内容に感動できなかったというのが正直なところ。
そのあと、ジョニーのコメントで「ロチェは戦争で生きて帰って来た事に苦しんでいて、その苦しい気持ちを麻痺させようとしていただけなんだ」って書いてあったのを読んであんな生き方しかできなかったのかと納得してみたりで。。
やっぱりそれは、映画でわからせてもらいたかったなぁ。。
でも、ジョニーの演技には鳥肌ものだったのでそれだけは、満足です。

4 ■こんばんは!

ゆづさん、どうも~!
これ、ジョニデ主演のわりにあまり大々的にやってないみたいですね。なんでだろう?と思ってたんですが、そっかー、見終わって気分悪くなっちゃうなんて~・・・。(^^;

主人公が魅力的に見えないというのは、映画を見ていても感情移入できなくて辛いですよね。
私、ジョニデさんには、また「ギルバートグレイプ」みたいなごく普通の悩める男の哀愁を演じてほしいと思ってるんですが・・・。わりと奇抜な役が多いですよね、最近。

3 ■ご無沙汰です~♪

ゆづあげさん 覚えてくれてるでしょうか~?・・・なくらいご無沙汰でした<(_ _)>
ゆづあげさん、早くリバティーンUPしないかな~なんて~時々チェックしておりました!
鑑賞後、ご気分が悪くなられたとの事、大変でしたね~~!
私は、どこそこで内容は把握し過ぎるほどでしたので~覚悟して観ましたので~(笑)
映画自体の内容はやはり~勿体ない気がします!
素晴らしいキャストが揃っていたので、それでもまだ救われているのではないかと・・・
US、UK版のDVD発売状況で見ましたら、約20分ほど長いようなのです!
日本で公開されている部分はその20分がカットされているのだと思っています!
あまりにも話の流れが???ですから~!!
まぁ~いろんな諸事情があるんだと思いますが・・・
でも~ロチェスターに成りきったジョニーの演技には、私は涙しました!
終盤は~もう~ボロボロで・・・
プロローグからエピローグへのつながり・・・ロチェスターがフェイドアウトしながら~消えていく・・・
いまだ~私はずっしりと~引きずっております・・・
TBさせていただきますね<(_ _)>

2 ■TBありがとうございました

ゆづさん、こんばんは♪
ゆづさんはジョニーのファンでいらっしゃるから、どういう感想かな~と思っておりました。
ジョニーもロン毛が美しいし、好きな時代なのですが・・・。
ロチェスター伯が壮絶に生きれば生きるほど置いてきぼりになりました。
エリザベスみたいに彼を見守る懐の大きさが私にはなかったです。

1 ■TB有難うございます。^^

ゆづさん、今晩は☆
自分もストーリー展開は唐突な印象を受けました。
全体的に暗い画面なので、睡魔に襲われるのを懸命に堪えるのに必死で…(汗)
俳優陣の演技には目を見張りましたが、映画としての面白味には欠けているなぁ~というのが正直な感想です。^^:

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。