昨日、忙しい時間の間隙をぬって、環境省から出向している小田原市の渡邉管理監の講演会
『環境に係る国際的な動向、国の重要施策、小田原市における実践について』
に参加し意見を述べて来ました。
渡邉監理監の話は取り立てて新しいこともなく、かと言ってつまらなかったわけでもなく、実に官僚らしい話し方でした。
私もこの手の講演を多数します。
そういった意味で国の動向や重要施策について頭の中に整理棚を作りまとめるという意味で
とても良い学びの機会でした。
私からは3点、意見をしました。
①市の計画に営農型太陽光発電❨ソーラーシェアリング❩がしっかり位置づけられてないかのようなスライドなので明記も含めて位置づけを
②脱炭素先行地域のコンソーシアムは大企業的ばかりで地元企業がない。市民の顔が見えない。苦言を呈するが誰のための施策なのか?わからない。
③渡邉さんは国の官僚なのであえていうが、原発の推進を謳ったGX法は誠に残念。もっと国民的議論を。
質問の中で、意見というか苦言を呈したのは私の質問だけでしたね。
これに対して渡辺管理監は真摯に応えてくれました。
①脱炭素先行地域のスライドなので書いてないが、ご指摘のように小田原ならではの特色的な発電の形態と位置づけてるので明記も含めて検討する。
②ご指摘の部分はよく言われていることなので、スタート時は大企業ばかりになってしまったが更に踏み込む時は地元も巻き込みながら推進する。
③自分も福島の復興に携わった事があるので原発政策について踏み込める立場に立ったら、どうあるべきかの議論をきちんとしたいと思う。
あらかたこんなことだったと思います。
①脱炭素先行地域のスライドに営農型を位置づけないのもそもそもどうなのか?とも思いますけどね…
まあそれは前の監理監の責任ですから、そこは敢えて突っ込んで聞きませんでした。
前のあべ❨漢字すら正確にわからない❩監理監なんてのは私に1度も接触もなく、敢えてコミュニケーションもとろうとしてませんてしたから、
私も特段とる必要もないのでとりませんでしたが、非常に気に入らない対応をした1人ですね。
この人のこのふるまいが、市民から遠い脱炭素先行地域になっているのだと私は思っています。
本当に市民にとって必要な実装にならなければ単なる金儲けの脱炭素政策になりかねず、結局、大企業ありきの施策になりかねませんから。
原発についてGX法で原発推進を明記したことは残念との言葉にきちんと自分の言葉でコメントされたことについては
私が営農型発電を行う大きな理由は311と原発事故の教訓と反省からの実装なのでとても好感を持ちました。
いずれにしても、営農型発電を通じて社会実装をしている人間ですので引き続き小田原市とは連携と意見交換をしっかりしながら
私どもの実装を推進していきたいと思っています。
因みに、酒匂川水系保全協議会は今から20年前に1度講師として講演をさせてもらったことがあります。
酒匂川の治水史
でやらせてもらいました。
その時は市役所でやって食堂で懇親会があったと記憶しています。