おはようございます!(^^)!

北習志野えんどう内科 院長のえんどうです。

 

さてー

本日のお話はお待ちかね

「太っていなくてもヒトが

糖尿病になってしまう2つの理由」の1つ

 

¨第三の脂肪¨の異名を持つ

「異所性脂肪」についてです。

 

前々回のブログで

「異所性脂肪の概要」

について、お話しさせていただきました。

 

本日は、このこわ~い異所性脂肪を

どうやったら撃退できるのか?に

フォーカスして書いていきたいと思います。

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北習志野えんどう内科は

¨糖尿病エキスパート¨による

生活習慣病が専門のクリニックです。

ブログ単独でも

皆様の健康のお役に立てますし、

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そもそも、、

「異所性脂肪って何?」

って思われる方もいると思うので、

まずはおさらいです(^^)/

 

脂肪の大部分は、

皮下脂肪や内臓脂肪といった

脂肪組織に蓄積されます。

しかし、、

肝臓や筋肉などの糖分を蓄えられる重要な臓器

に脂肪が蓄えられてしまうことがあります。

 

これを

「異所性脂肪」(第三の脂肪)と呼びます。

※異所=本来の場所でない場所 

という意味ですね。

 

異所性脂肪が糖尿病発症の

大きな原因になることは

前々回のブログで書かせていただきました。

(詳しくお知りになりたい方は、

¨太っていなくても

人が糖尿病になってしまう理由Part2¨ 

お読みください)

 

ですので、今回は、

異所性脂肪の「撃退法」を書いていきます。

 

撃退法のお話の前に、、

異所性脂肪のもつ【3つの特徴】

からお話ししていきましょう。

 

特徴1.

痩せていても、

「異所性脂肪」が溜まりやすい人がいる。
 

特徴2.

運動不足と脂肪分の取り過ぎが

「異所性脂肪」が溜まる原因の大半である。
 

特徴3.

「異所性脂肪」は時間単位で増加も減少もする。

 

※ここ!超重要です

1日中安静にしていたり、

3日続けて高脂肪のものを食べ続けることで

すぐ増加する反面、数時間の運動で

すぐに減少もします。

 

と、いうことはですよ・・・

撃退法はおのずと決まってきます。

 

撃退法その1.ダイエット

現在の医療では、

異所性脂肪をどのように減らしていくか?

についての定説は残念ながらありません。

 

「エエッッー?

 じゃあどうやって減らすんですか?」

 

そう思われますよね。

 

簡単です。

¨ダイエット¨すればいいのです。

 

代表的な異所性脂肪といえる病気に

「脂肪肝」があります。

本来脂肪がつくべき臓器ではない

「肝臓」に脂肪がついた病気

いわゆる¨フォアグラ¨状態です。

 

脂肪肝が食事、運動による

¨減量¨で早期に改善できることから、

減量=異所性脂肪の減少

と考えていいのではないか?

とされています。

 

つまり、

体重が増えてしまうような

「食生活や運動不足を改善すること」

¨異所性脂肪の撃退¨

につながるというわけです。

 

具体的には、やはり

食事や運動が有効でしょう。

 

¨1日の総摂取カロリーを減らすこと¨

        or

¨1日の消費カロリーを増やすこと¨

で、異所性脂肪はガッチリ減らすことができます。

 

異所性脂肪がつきやすい

生活習慣について、4つ書いておきます。

思い当たる人もいるのではないでしょうか?

(書いときながら・・自分の耳もイタイえーん

 

1)炭水化物や甘いものが好き

2)油ものが好き

3)1日の歩数が8,000歩未満

4)息が弾むような運動をしていない

 

運動がどれくらい効果的なのか?

を具体的に見ていきましょう。

 

1日の中で、

消費カロリーが160kcal程度

運動を取り入れたとします。

(※歩数にすると3000~5000歩程度です)

 

その運動をたった2週間行うだけで、

「骨格筋細胞内の脂肪量を

約20%も低下できた」というデータがあります

 

他にも!

異所性脂肪を減らす方法として

 

●食事

脂物を控える(肉を赤身肉・魚に変えるなど)

 

●運動

1日10000歩(徒歩・階段を使うなど)

 

これらいずれかを3日やるだけで

異所性脂肪は間違いなく減ります。

 

なぜなら、

第三の脂肪ともいわれる異所性脂肪は

【簡単にたまるけれども、簡単に減らせる】

という、他の脂肪にはない特徴があるためです。

 

異所性脂肪はごく短期間の運動をするだけで、

劇的に減らせることがデータで分かっています。

 

 

さ・ら・に・

 

深堀りします!!

 

メッツ

(METs metabolic equivalents)

という言葉をご存知でしょうか?

※難しい話のため、

フルシカトでいいのですが・・・

身体活動の強度(メッツ)×身体活動実施時間(h)

=身体活動の量(メッツ・h)です。

 

何かというと、厚生労働省が定めた

¨体内の脂肪を減らすのに必要な

 運動量を示した数値¨ のことです。

 

ここ、

とっても重要なので覚えておいてくださいね(^^)/

 

異所性脂肪を取り除くには、

1週間に23メッツ・hが必要!

とされています。

 

運動を1時間行ったときのメッツ量

載せておくので、参考にしてみてくださいね。

 

散歩 :3.5メッツ・h

自転車 :8メッツ・h

筋トレ1時間: 4メッツ・h
階段の昇り降り:3.5メッツ・h
山登り:7.5メッツ・h
平泳ぎ:10メッツ・h
掃除1時間: 4メッツ・h
釣り :2.5メッツ・h
ヨガ :2.5メッツ・h
卓球 :4メッツ・h
バドミントン:4.5メッツ・h
草むしり:4.5メッツ・h
バレエ:4.8メッツ・h
エアロビクス:6.5メッツ・h
テニス:7メッツ・h
サッカー:7メッツ・h
ラグビー:10メッツ・h

洗車:4.5メッツ・h

 

よくよく見ると気付くのですが・・

【有酸素運動】をするほうが効率よく

メッツを獲得しやすいことが分かっています。

 

撃退法その2.最終兵器の手術

BMI (ボディーマスインデックス)の

お話を覚えていますでしょうか?

(BMIがよくわからない方は3回前のブログ

【ヒトが糖尿病になってしまう理由】へどうぞ)

 

BMIが35以上で、いくつかの合併症を持つと、

¨肥満症¨という病名がつきます。

 

肥満症だと、外科的治療も

治療の選択肢のひとつになってきます。

 

脂肪吸引などの治療法もありますが、

命に関わる合併症やリバウンドを

引き起こすことも多く、

最近の医療業界では危険と考えられています。

 

では、他にどのような方法があるかというと・・

外科的治療で、胃の容量を狭める

【胃切除】という手術があります。

 

肥満の合併症など一定の条件を満たした場合

保険適用が認められている治療法です。

 

胃切除は食事の量を減らすために

とても有効な治療法です。

 

しかし、一方でビタミンの吸収が悪くなる・・

などの合併症も考えられるので、

実施に関しては専門医の判断が必要です。

 

というわけで、この撃退法はあくまで

¨裏ワザ¨的なイメージで

頭の片隅においてくれたらいいかと思います。

 

【本日のまとめ】

ここまでお読みいただき

ありがとうございました。

 

本日は第三の脂肪とよばれる

¨異所性脂肪の撃退法¨

について書かせていただきました。

 

今回、異所性脂肪の話しを

取り上げさせていただいたのには

ある理由があります。

 

それは、、

 

¨糖尿病¨の大きな原因となってしまう

¨異所性脂肪¨の存在を知ってほしかったこと

 

そして、

そんな異所性脂肪に対して

¨メッツ¨という新しい概念を利用した

¨撃退法がある¨ということ

 

わたしのブログを読んでいただいている

ということは、

少なからず、¨健康¨

気を使っている方だと思います。

 

ですので、健康意識の高い読者の皆様に

異所性脂肪の存在を

是非とも知っておいてほしかったからです。

 

今後も、

テレビなどをわざわざ見ないと入ってこないような

医学界の最新ネタを、

¨ブログ¨や

¨糖尿病専門サイト¨

⇒ http://funabashi-tonyo.com/

を通して、

読者の皆様にお届けしていきたいと思います。

 

それでは!

今週もあとわずかですが

ワクワクした最高な週末にしていきましょう(^^)/

 

北習志野えんどう内科  えんどう