映画「くるみ割り人形と秘密の王国」を観る | Wunderbar ! なまいにち

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まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

今日から仕事休みー!やったsei

例年は30日までなのですが、今年は29・30日が土・日なので昨日で仕事納めでした。

超うれしいっ!!やったイエイイエイイエイ  なので溜まっている記事もアップしていきたいです。

 

今日は3週間前、12月8日に観に行った映画の話です汗

16日の公演だったフェドセーエフ & N響の「くるみ割り人形」の予習のつもりで観た映画です。

 

   

 

「くるみ割り人形と秘密の王国」(原題:The Nutcracker and the Four Realms)

(2018年 アメリカ作品 100分)

監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン

映画ストーリー&脚本:アシュリー・パウエル

製作総指揮:サラ・スミス、リンディ・ゴールドスタイン

撮影監督:リヌス・サンドグレン, F.S.F

衣装:ジェニー・ビーヴァン

指揮:グスターボ・ドゥダメル

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

 

チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の音楽が全編にちりばめられているかと思いきやそうでもなく、予習には役立ちませんでしたがとても面白かったビックリマーク

 

皆が知っているバレエの「くるみ割り人形」のストーリーとはだいぶ違うと思いますが、これはこれで面白かったです。

 

舞台は産業革命が始まる1870年代のクリスマスイブのロンドン。シュタールバウム家の次女で14歳のクララは機械をいじったり科学が大好きで知的な少女。だが、シュタールバウム家は母親のマリーを亡くして初めてのクリスマスを迎えていて、クララも母親への思慕を抱き、父親ともぎくしゃくしている。母親のマリーは3人の子供たちにクリスマスプレゼントを遺しており、マリーへの謎めいたプレゼントから物語は動き出す・・・

 

ネタばれになりますが、ネズミはこの映画では、一見悪者だけど実は味方なのです(そりゃあディズニー映画だからネズミが悪者になるわけないか~ミッキー

 

母親を亡くしていて、知的好奇心が強い主人公の少女。当時の理想とされる女性像とはかけ離れているためいまの自分に違和感を感じている主人公。このあたりの設定が「美女と野獣」の主人公のベルベルと似ている・・・ 冒険を通じて勇気や自信を取り戻していくところも一緒。

でもこういうストーリーは同じ女性目線として、主人公をすごく応援したくなるのです。

 

クララを演じるマッケンジー・フォイがめちゃかわいいビックリマーク

そして(結局は悪役なんだけども)シュガー・プラム役のキーラ・ナイトレイがこれまた魅力的ラブラブ

喋り方といい、声といい可愛らしいシュガー・プラムにぴったりだと思いました。

びっくりしたのが、ドロッセルマイヤー役がモーガン・フリーマンだったこと!私は配役を知らずに観たので、ドロッセルマイヤーが出てきたときに「うわぁ~!なんとモーガン・フリーマンじゃん!!!えっっ」と叫んでしまって、周囲の人に睨まれてしまったおじぎ モーガン・フリーマンは今年81歳になられるそうだが、いい味だしてました~きゃ

それからクララの父親役のマシュー・マクファディンがちょっとゲルギエフに似てたかお

 

ドロッセルマイヤー役のモーガン・フリーマン

 

クララが冒険するパラレルワールドがとても幻想的、そこの住人たちの衣装がまるでシルク・ド・ソレイユのように個性的でワクワクしましたラブラブ

それからバレエのシーンも少し出てきます。ミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニンという超有名なおふたり(恥ずかしながら私は知りませんでした)のダンスシーンも素敵でした。

 

 

そして何よりも楽しみにしていた音楽なのですが、チャイコフスキーの音楽の有名な曲は随所に使われていますが、全曲というわけではないようで、オリジナルの曲が使われていました。

指揮はドゥダメルですが、ちょろっとシルエットで登場します笑う ピアノはラン・ランらしいです。