大化改新 (9) | 暴走列車が通過中

暴走列車が通過中

歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。

$少数派で生きてます-53
深江 「今日、行くんですか?」


入鹿 「…」
深江 「兄上…?」

$少数派で生きてます-54
深江 「も、もしかして…好みじゃない子ですか…?」
入鹿 「いや、そーゆうワケじゃなくてよ…」

$少数派で生きてます-55
入鹿 「時期的にね…」

深江 「ああ…そういうこと…」

$少数派で生きてます-56
蝦夷 「みーつけた!」

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$少数派で生きてます-59
蝦夷 「深江ー、今日の政務って終わってるよね」
深江 「え」
入鹿 「木簡を皇極大王にお渡しに行く途中です!」

蝦夷 「じゃそれ深江やってて、入鹿連れてくから」
深江 「は…はいっ」
入鹿 「あ―――!」

$少数派で生きてます-60
蝦夷 「ちょっとお酒の席に付き合いなさい」

入鹿 「!」



$少数派で生きてます-61
皇極 「今日は入鹿じゃないのね」
深江 「ええ…大臣(おおおみ)殿に連れていかれて…」

$少数派で生きてます-62
皇極 「ああ、新羅(しるら)使が来てたから、きっとそっちに行ったのね」

深江 「え…」
皇極 「え?」

$少数派で生きてます-63
深江 (私も外交官なんだけどな…まぁそりゃあ…年端はいかないかもしれないけどさぁ…)


この段階で蝦夷は入鹿に政務のほとんどを任せている。
しかし、依然として政治の中枢にいるのは蝦夷であった。

入鹿や深江は才はあるが経験不足である。
蝦夷は表向きは彼らに任せて、裏で地盤を固めていた。

当時の政治は入鹿が動かしていたわけではなく、蘇我・物部の両翼を主に
政策への支持派や反対派を混在させながら、豪族の合議のもとで動いていたのである。
(その中で権力が高かったのは蘇我と物部ではある)

そしてこの頃、朝鮮半島では
高句麗(コグリョ)・新羅(シルラ)・百済(ペクチェ)の3国がせめぎあっている状態であった。