
蒼莉 「では、私は馬関に戻ります」
高杉 「よっ」

蒼莉 「本物でしたか」
高杉 「…」

高杉 「ひどい部下…」
蒼莉 「と、いうか、三田尻に来られるんなら自分で手紙持って行けたでしょ」
高杉 「違うって!蒼莉が出た後に別件頼まれて…」

中岡慎太郎 「別件?」

高杉 「来島さーん!!戻れ!このクソジジイー!」
中岡 「?」
蒼莉 (来島さんに用だったのか…)

高杉 「蒼莉!来島のジジイに会ったか!?何か言ってたか!?」
蒼莉 「え…会いましたけど…武士魂を見せに行くとか言ってたくらいで」

高杉 「よし!蒼莉来い!次の便で出るぞ!」
蒼莉 「はい」
高杉 「おい!その船、すぐに出ろ!!」
中岡 「?」

中岡 「嵐のように去っていってしまった…」
中岡 「…!?」