目をつぶってみましょう。


目の前をキラキラ光るのは、かの国の松明が無数に光る様なのです。

しかし、星空は私たちの星空から何億光年も離れているように、かの国もここから果てしない先の向こう側にあります。


かの国にも、私たちと同じような歴史がながれ、文明が発達し、生き物が暮らしています。命のあるなしは、些末なことです。そこに「自分」がいる。それだけが、かの国で存在を確かめる為の生き方です。


「自分」の継承者は、ひとりです。いつか、こちらの国に「自分」を旅に向かわせるまでに、存在の有り様を繋ぐ誰かを決めます。


光の1つを見てみましょう。


どれか好きな光を選んでください。


進みます……




… … … …






と、言ったふうに、

瞑想してもらいながら自分自身でアニメーションをつくってもらって、音楽と映像を即席で鳴らして。

楽しそうだなーーーーと思ったお昼寝日和。



遠藤さや