心学「不満」

 

自分が不満と思うのは個人の意見であり、欲質でもある。

 

ただ、その不満を責めて、相手に責任を取らせる。

 

特に立場が上になると下の人間に不満を言いやすい。

 

正当な指示でない為に、下の人間は行動し難い。

 

人間、誰しも不満の思いや言動を持つが、

 

時や立場を鑑み、言葉を慎み、

 

周囲の関係者に嫌な思いをさせない仁の心を持つ。

 

また、身内や知人には不満などで八つ当たりはしない。

 

本人は気づかないが、本人以外はその不満を感じる。

 

不満や愚痴は周囲の人間に言いたい場合は、

 

自分の悩みや迷いとして相談するのが良い。

 

愚痴は解決になり難いが相談なら相手とも話し合いになる。

 

日々、心に生じる不満や愚痴を視るように修養しよう。

 

特にこれから起きる不満の心を抑えよう。