今回の都知事選では、れいわ新選組は党として「静観」すると発表しているので、支持者には特に何をしろとの示唆はなく、自由に何をしてくれてもいい、ということになっているようです。

 

それで一部の人は、蓮舫さんを応援することにして、選挙運動に参加しているみたいです。別の人は、蓮舫さんは支持できないと考えて、選挙運動には参加していないのかな。他に応援できそうな候補が見当たらないのかもしれません。

 

個人の判断で勝手に動いて、立憲の選挙運動に参加するれいわ支持者というのは、かなり出来上がっている人だと言えるかもしれません。

 

山本さんは以前から、市民が選挙運動のノウハウを蓄積して、自民党や創価学会と肩を並べるほどの運動力を持つのでなければ、市民のための政治はなかなか生まれないという話をしていたので、党が何の指示も支援もしないでも、勝手に動ける人はかなりいい状態に仕上がっているという感じがします。

 

僕は郷原信郎さんの落選運動に注目していて、一人でやるのなら、誰がやっても法律違反にはならないということでしたから、場合によったら駅頭で演説をやってもいいのだろうと思います。

 

しかし、人に話すことを想定して話を聞いていないので、事実の詳細があいまいになって、きっと僕が話すと事実を正確に再現はできないだろうと思います。

 

なので、チラシのデータをダウンロードして印刷し、それをポスティングしたり、街頭で配るような活動が、初心者向きでいいかなと思います。

 

ただしこれも、時間も労力もかかるし、印刷代もかかります。

 

でもどうにかして、資金を調達し、ポスティングのノウハウも身に着け、何かあったらすぐに動けるようにしている人が全国に広がっていくと、市民運動の力は増していくということなんだろうと思います。

 

ポスティングには、ミニコミ誌の配布などのアルバイトもあると思うので、先にそちらからやってみるのもいいかもしれません。

 

ただひとつ問題があって、それはチラシの形で人の目に触れるようにしても、人々の方で、江戸時代的な感覚が残っていると、お殿様は名家の出身であるのが当たり前で、どこの馬の骨かわからない一般人なんかに権力者が務まるわけないと思っていると、チラシを配ってもほとんど効果は見込めないでしょう。

 

古い感覚の人や、知識人じゃない一般庶民に対して、どのようにアプローチすれば仲間と思ってもらえ、話を聞いてもらえるのか、これは山本さんが既にさんざん試していることですが、他の人たちも、この分野に入って行くべきかもしれません。

 

選挙運動から一旦離れて、どうすれば仲良くなれるか、どうすれば信頼されるか、そこのところを調べることから始めた方がいいかもしれません。