軽井沢旅行の楽しみのひとつが食事。まずは行きのサービスエリアから信州気分を上げていく。安曇野のSAでわさび菜蕎麦をいただく。つーんとするのを期待したのだけど、そうでもなかった。ちょっと拍子抜け。ここのSAでしか見たことのないわさび味のチップスターと生わさびを購入。地元ではなかなかパウチタイプの生わさびは売ってないから、こういうところで買っておかなければ。

到着した日の夜の食事は疲れていることを想定してホテルのビュッフェにしておいた。ビュッフェを少し侮っていたのだけど、ビックリするクオリティ!どれも全て美味しかったけど、高原野菜、ローストビーフ、エビチリが特に気に入った。デザートも豊富で、その場で絞ってくれるモンブランは絶品!おかわりしたほど。ジェラートもジェラート専門店のようなクオリティだった。お値段はあまり可愛くはなかったけれど、美味しいから良しとしよう。

軽井沢に来て絶対に食べたかったひとつがミカドコーヒーのモカソフト。旧軽井沢銀座で食べたいところだったけれど、アウトレットに行った日が暑くて今食べたい!となり急遽食べることに。どこで食べたって美味しいんだけどね。

朝食は全日、ホテルのビュッフェスタイルのものにした。和と洋でいろんなメニューが置いているのだけど、子供はお蕎麦がお気に入りでずっとそればかり。欲張りな私は、一日は洋食寄りにしていろんなパンを試して、もう一日は和食寄りにしてとろろご飯メニューを楽しみ、ここぞとばかりにビタミン摂取とフルーツをたくさん食べた。しぼりたてリンゴジュースも毎回かならず飲んでいたから、旅行中のお肌の調子はすこぶる良い。一日くらいは外の朝食を楽しむという手もあったかなぁ~。

お昼は楽しみにしていた、おぎのやの峠の釜めしを軽井沢駅まで買いに行く。陶器に入ったお弁当で本当は食べたかったけれど、持ち歩くにはしんどすぎるので紙容器のものに。これを買って、軽井沢プリンスホテルスキー場へ。リフトに乗って山頂へ向かう。私たち以外にほとんど誰もこのリフトには乗ってなくて貸し切り状態!頂上から見渡す景色は絶景で浅間山が綺麗に見えた。浅間山はお腹のでっぷりとしたオジサンがあおむけになってる様に見えると言われているらしいのだけど、本当にそんな感じにきれいなオジサン山が見れた。そんなオジサンを横目に食べる峠の釜めしといったら!お漬物の容器や味は昔と変わらず美味しい。夏場のスキー場は貸し切り状態だからおすすめ!

ホテルでの食事はビュッフェ以外にも桃李という中華のコースも予約していた。軽井沢価格+ホテル価格もかなり追加されている感じはあったかなぁ。ちょっと味が濃いめだったから、できればもう少し優しい味の中華を味わいたかったかな。量はちょうど良い感じで満腹になりました。

カフェも軽井沢で必ず行きたかったところのひとつ。それも厳かな雰囲気の大正時代からある万平ホテルにあるカフェで、有名なアップルパイとレモンパイが食べたかったのよ。カフェタイムだと行列になることも多いようで13時過ぎ行ったら、スムーズに案内はされたけどほぼ満席状態。15時だともっと混むんだろうな。アップルパイは上品な甘さで王道のアップルパイという感じ。レモンパイは他にはない味わいで、結構酸味が強めのとろっとしたレモンクリームなんだけど、タルト生地がほどよい甘さで、酸味と甘みがよく調和していた。これにアップルティーを合わせると最高に美味しくって、雰囲気も相まって至極の時間。一方子供はというと、素敵なカフェには興味はゼロ。1100円もする高級アップルジュースをごくごくと飲み干していた。この良さがわかるのは20年後くらいだろうか。