みぶきえみです。

 

 

今のままでも、悪くない。 

 

 

けれど、どこかで、何かが足りないって

自分を急かしてしまう。 

 

 

もっと強く、もっと変わらずに

いたいと願うほど

 

 

移ろっていく日々に

心細さを感じてしまうことはない?

 

 

ピンクは、命が震える温度の色。 

 

 

物語の始まりは

そっと包み込むような

淡いピンク。 

 

 

それは生まれたての

息吹のように頼りな。

 

 

けれど純粋な光を含んでいる。 

 

 

ゆっくりと世界に触れ

自分の体温を確認しながら

命は熱を帯びていく。 

 

 

やがて時は満ち、命は

In the Pinkへとたどり着く。 

 

 

それは、今の自分が持てる

すべてを使い切り

最善を尽くして今日を生きること。 

 

 

今日という限られた時間の中で

この命を最大限に

輝かせようとする情熱の赤。 

 

 

なぜこれほどまでに眩しいのか。 

 

 

それは、この輝きが

永遠ではないことを

命が本能で知っているから。 

 

 

限りがあるからこそ

私たちは今を懸命に慈しみ

火花を散らす。 

 

 

しかし、情熱が

その役目を終えるとき

ピンクは静かに深みを増していく。 

 

 

色は重厚で、深く、深淵の

暗い赤へと沈んでいく。 

 

 

それは、喜びも悲しみも

迷いも決断もすべてを飲み込み、

噛み締めてきた者だけが纏える

 

 

命の円熟の証。

 

 

Pink is the color 

that finds its true beauty 

in changing its own character.

 

ピンクは 変わりゆく濃淡の中で 

新たな美しさを見出す色。

 

 

 

 

限りがあるからこそ、今を鮮やかに。 

 

 

消えてしまうからこそ

この瞬間の温度を忘れない。 

 

 

昨日とは違う色でいい。 

 

 

どんな色に移り変わったとしても

そのすべてが

 

 

いつか人生の幕を閉じるとき

いい色だったと

 

 

 

笑って迎えられるための

大切な一滴になる。 

 

 

変わり続けるあなたのままで

その震えるような命の温度を

最期まで、愛おしく抱きしめて。

 

 

 

 

 

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