
みぶきえみです。
1泊2日の仙酔島。
温かいお天気に恵まれて
とてもいい時間。
自然が見せてくれるものは
本当に美しい。
朝陽を待っている間
空の色が刻々と変わって
静かな中に
動きを感じる時間。
そして、山の上から朝陽が
見える少し前
船が通った明けでも
風が強くなったわけでもないのに
急に波が強くなって
そこに海があるんだと
改めて感じること。
そして、山の木々の間から
ゆっくり見えてくる太陽。
「朝」っていう漢字を
思い出した。

十の部分が草を意味し
日が太陽を意味して
「太陽が高く上る」という意味になる。
太陽が、草の間から見えてくる様子は
山の上の木々の間から
現れた太陽そのもの。
そして、月の部分は
水に浮かべた舟とか
川の流れとかの意味がある。
だから、もともと
朝という字の月は、舟月。
波の音と
ゆっくりと船が通る風景は
そのイメージそのもの。
月は
残月という考え方もある。
空に浮かんだ美しい月が
太陽の光とともに
ペーパームーンに
なっていくのも綺麗。
月が付く漢字はたくさんある。
本来の月を表すもの
舟が月になったもの
肉が月になったもの。
もともとは、違う表記だった。
ちなみに、身体の臓器は
月という漢字が
つくものが多いけど
これは、身体(肉)を表すもの。
占星術では
月は肉体を表すので
とても面白い。
形には、エネルギーが
宿っているということを考えると
同じ形のものは
関連があるのかもと思えてくる。
仙酔島での朝陽は
「朝(はじまり)」を
感じさせてくれる
とっても素晴らしい時間だった。
普段は忙しくて、1時間もの間
太陽が昇って来るのを
ゆっくり見ている時間はない。
たまには、自然と一緒に
時の流れを感じてみるのもいいかな。