<ワクチンを打たないとイジメを受ける> ~ ワクチンを打つ医師免許を持つ者に読んで欲しい

今日もそうであった。。。

講演会であちこち行くが、ワクチンをどうしたら良いのか悩む若い母親が多い。日本脳炎ワクチン死亡例の報道が拍車をかけるようだ。

ワクチンを打たないと、母子手帳が真っ白のままとなり、様々なところで追及される。実際の話を聞くと追及のレベルをかに超えていることを知る。罵倒である。しかも、罵倒するのは話を聞く限り医者だけである。罵倒のレベルも半端ではない。激しく鳴られる。子供の虐待と判定され通報された人もいる。

何様のつもりか?

そんなに素晴らしいなら、なぜ強制接種では無いのか? 以前のブログにも書いているが、日本のワクチン接種は全て任意接種である。任意とは誰が決めるのか? 本人、もしくは保護者である。これは法律で規定されている。法律を遵守して罵倒される筋合いは無い。法定速度20キロの道を20キロで走っていたら「遅いぞバカヤロー!」と罵倒してクラクションを鳴らす医者で良いのか?

このような、医者の価値観を一般人に押しつけることは法律違反ではないのか?

ワクチンを打つことを当然と思いまされている医者がこれを読んでも鼻で笑うだろう。まあ、飛行機を見たことも無い人へ「飛行機は空を飛ぶんだ」と言ったところで「飛ぶ訳ない」と一蹴するだろうし、自分で飛行機について勉強して気づいてもらうしかない。。。

では、

ワクチンを打てと言った医者は、副作用で死亡したり後遺症を残した場合の責任をうのか? いや、責任は負わない。なのに、なぜ強要するのか? ワクチンの添付文書に記載されている副反応をちゃんと説明した上での同意書のサインを求めているだろうか? 恐らく添付文書すら見たこともない医者が多いのではないのか? 

逆に任意接種だから、打つ方は「あらゆる危険」を受けれて「同意書へイン」するのである(してますね?)。 それを罵倒する権利は医者に無い。

では、どうするんだ。

・任意接種も知らないのかバカヤローと罵りかえし、帰る:転医へ(分かってくれる医者に当たるまで繰り返す)
・文句を言い終わるのを待ち、静かに「法律で規定されている任意接種ですからお構いなく」を繰り返す
・そこまで打てというのであれば、副反応が起こった場合の責任は全て先生が負い、生涯に渡って人的、経済的面倒を見るという同意書にサインして下さいと迫る

・・・難しい問題である。素晴らしい解決策を提示できない。これは言おう。

医者は責任を取れないのであれば、嫌がる保護者へ任意接種のワクチンを勧めてはならない。



<夫婦で意見が真っ二つの場合>

ともかく、ワクチンの添付文書を夫婦で熟読して下さい。記載されている副反応が起こった場合も「仕方が無い」という結論が双方に出ない限り「打つ」という合意には達しません。

ワクチンを打たず、感染して負けて後遺症を残す可能性 と ワクチンを打って、副反応により後遺症を残す可能性 と どちらを重視するのか。ちょっと無理があるかな。。。

これも以前のブログに書きましたが、ワクチンで出来た抗体は長持ちして感染を防げれば幸運である。この程度の物である。どのワクチン添付文書にも「生涯有効」とは記載されておりません。効果効能にも「防ぐ」とは書いていない。まあ、、、いいです。

ワクチン接種賛成派は反対派を押し切る訳ですから、副反応で大きな問題が起こった場合にはワクチンメーカーと病院を訴える覚悟が必要です。自らが因果関係を証明しなければ勝てません。張って下さい。

しつこく申し上げますが、あらゆる副反応に対して承諾をした上での「同意書のサイン」だと言う事を忘れてはいけません。サインしたからには、それ相応の責任が生じます。



<ワクチンを打たないと蔓延すると言われる>

何を言っているのだ。
感染発症するのは打っていない人だけだ。
だから蔓延することは無いと言える。
打った人は安心でしょ。
気にする必要は無いでしょ。
予約したレストランの席を心配する必要はなかろうて。


<打っていると感染しても軽く済む(除:インフルエンザ)>

抗体が充分量あって機能すれば発症はしない。
抗体が不十分だと発症しても早く収束するだろう。
抗体が消えれば普通に発症するだろう。
では、
いま、どれだけ抗体があるの?
誰も調べないから分からない。

正式には、「ワクチンを打っていれば感染しても軽く済む(といいですね ♪)」である。だから、実際にはワクチンを打とうが打つまいが蔓延する時は蔓延する。

学校の保健婦さんは、感染発症した児童のワクチン接種の有無を把握した方がよい。