日本脳炎でワクチンへの意識が高くなっているので出しておきましょうか。添付文書に記載されている注意事項は、殆どのワクチンに記載されているレベルです。確率はかなり低いものの、打てばこういうことが起こる可能性は有るという認識は必要で有り、そのリスクを負う覚悟があるから同意書にサインをするのが任意接種です。あと、ワクチンを打てば効果は一生続くという誤認をしている人が殆どです。認識を改めましょう。

医師会は来年度に7種類のワクチンの定期接種化を要望しています。定期接種が強制接種という意味であれば問題ではないかと思います。


日本医師会
日医ニュース No.1220 2012.7.5発行

財源を確保し、7ワクチンの定期接種かを。
定期接種かを要望している7つのワクチン
①子宮頸癌予防
②ヒブ
③小児用肺炎球菌
④成人用肺炎球菌
⑤水痘
⑥おたふくかぜ
⑦B型肝炎


①は以前にも書きましたが、殆ど効果は期待できません。サーバリックスの添付文書の効果効能を読めば解ります。この4つを熟読すると効果が有ると思えという方が無理です。ガーダシルも同じ記述です。 ~ ◆ 子宮頚癌ワクチンについて考える

②アクトヒブの添付文書はこうですね。効能効果の(3)に、本剤はインフルエンザ菌b型による感染症、特に侵襲性の感染症(髄膜炎、敗血症、 蜂巣炎、関節炎、喉頭蓋炎、肺炎及び骨髄炎など)に対する予防効果が期待できる。有効とは書いていませんね。。。

③プレベナーの添付文書の効能効果には、血清型4、6B、9V、14、18C、19F及び23Fによる肺炎球菌侵襲性感染症の予防 とあります。薬効薬理には、「なお、肺炎球菌には約90種類の血清型が存在するが、小児の肺 炎球菌感染症に起因する血清型は限定される。国内における侵襲性肺炎球菌性疾患の76.7%は、肺炎球菌結合型ワクチンに含まれる7種の血清型に起因している。」とも。全てを予防する訳では無いと明記されています(76.7%防げる可能性が有るという意味)。

④ニューモバックスの添付文書の効能効果には、脾摘患者の肺炎球菌による感染症の発症予防、(鎌状赤血球疾患、肝機能障害、呼吸 器慢性疾患、心慢性疾患、腎不全、糖尿病、慢性髄液漏、脾機能不全、高齢者、免疫 抑制作用を有する治療が予定されている者)の肺炎球菌による感染症の予防とあります。 
自分が当てはまっているかを良く確認しましょう。
※このワクチンは一度打つと「5年は打たなくて良い」とされています。裏を返すと、「6年目から先は効果無い」と言ったようなものです。

⑤水痘ワクチンの添付文書の臨床成績には、本剤を健康小児に接種した場合、90%以上は抗体陽転するが、長期追跡調査の結果、被接種者の約 20% は罹患するとの報告がある。とある。まあ、そんなものかも。 ~ この「水痘」と「帯状疱疹」は同じウイルスです。水痘ワクチンを打ち、帯状疱疹が出た方は、水痘ワクチンではウイルスの感染を防げ無かったことを意味しています。いつの間にか消えて、その後の有る日に不顕性感染(発病せず感染すること)を許していたたという証拠となります。

⑥おたふくかぜワクチンの添付文書の臨床成績には、家族内 二次感染防御(発病阻止)について算定したワクチンの 予防効果率は、94. 3%であった。まあ、予防効果は期待できそうではあります。

⑦ビームゲンの添付文書です。まあ、これは私自身が打った経験を持っています。外科系の医者は感染機会も多いので打っておけと言われ、打ちました。その時も「10年はもつから」と言われてはいましたが、実際には3年目で陰性(抗体消失)でした。そんなもんです。 ~ 殆どのワクチンには「何年効果が持続する」という記載はありません。調べていないか、公表できないからかと。
珍しくBCGワクチンの添付文書の臨床成績には10~15年は持続するとあります。と言う事は、二十歳を過ぎたら結核に対する抗体は消えるであろう ということです。


ワクチンをどうするか悩んでいる方は多いようですが、考え方は簡単です。「普通」に考えましょう。
★抗体が途中で消えるのは当たり前(ワクチン程度の病原体の数では少なすぎて身体は真面目に抗体を作らないから)
★故に、少しでも 長ーく 効果が有れば、それは幸運である
★任意接種なので接種者(保護者)が、あらゆるリスクを負う覚悟があること


任意接種の場合、任意ですので副作用による合併症が起こった場合、接種者がリスクを負うという前提があるので同意書にサインをします。しかし、もしも任意接種ではなくなるのであれば、これらの問題は政府や医師会が負うという事となり、同意書にサインするのは医師となります。



あと、予防接種をしていない事に腹を立てた医者から罵倒されたというエピソードを若いママさんから伺いました。この点については、
★任意接種であるからして、他人からとやかく言われる筋合いは無い(医者を含む)! です。

お気を確かに。