◆ アトピー性皮膚炎の対策

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アトピー性皮膚炎の方が増えているようです。
アトピー とは 奇妙な というような意味らしく、要するに原因が解りません という意味です。
その他に原因不明を表す単語に、尋常性・特発性・本態性というのがあります。原因不明のために現代医学ではお手上げです。
アトピー性皮膚炎の治療ガイドラインを見ますと、悪化因子の排除とスキンケアとステロイドの3点です。一般的な医者の唯一の役割は、最悪の状態でステロイドを使って一時的に緩和させることくらいです。ただし、きちんとステロイドの使い方が分かっている医者は少ないので注意が必要ですね。

一応、アレルギーの関連という考えが一般的です。


アレルギーに対する基本は食です。


まず第一には、化学物質を極力排除すること。化学物質は栄養素ではありませんので、体内に入れば解毒の対象にしかなりません。身体としてはしなくても良い仕事をさせられるばかりではなく、正常な営みをも邪魔する迷惑な物質と考えて下さい。その上で、良い食材を食べると言う事です。良い食材は、身体の良い材料を仕入れるという行為です。悪い食材は栄養素も乏しく質も悪いのでアレルギーの原因にもなり得ます。治ろうとする力を奪うことになりますのでとても大切です。
 栄養素の乏しいスカスカ野菜やら、どんな材料を使っているか分からない安い食材・食品、ファストフード、ファミレス、添加物まみれのインスタント食品、レトルト食品、コンビニ弁当、栄養素を洗い流した後のスカスカ冷凍食品(添加物も豊富)、いろいろ有りますが、便利さの代償として健康を差し出しているのが「現代」です。

大学の同級生にエビやカニで窒息する男が居ましたが、取れたてのエビではアレルギーを起こさないそうです。鮮度が落ちることにより蛋白が変性してアレルギーの原因になるのだと言えます。同様に、粗悪な食材というものはアレルギーの原因に満ちているのではないかと思う今日この頃です。

抗酸化物を摂ることも大切です。抗酸化物は日々発生する活性酸素を相殺してくれますので、自然治癒力の営みの手助けとなるのは当然です。栄養豊富な野菜や穀類は抗酸化物質に富んでいます。


第二には、腸内細菌を善玉にして免疫能力を安定化・向上させることです。花粉症のお子さんに乳酸菌を食べさせ続けると症状が緩和するというのはママ友の間では常識化しているようです。色々な乳酸菌が町内に入ると、免疫の細胞であるリンパ球のバランス(Th1とTh2)が整うからです。理に適っていますね。乳酸菌以外にも、酵母、納豆菌などのたくさんの善玉菌が居ます。色々な善玉菌をとり続けましょう。腸内細菌との共生関係は極めて重要で有り、腸を制する者は健康を制すると言っても過言では無いと思っています。

免疫能力が向上すると、一緒に悪いアレルギーも悪化すると思われている方がおりますが、身体の機能としてそれは考えにくいです。身体は常に正常を維持し続けようとする働きがあるからです。ですから、アレルギー症状のように過剰反応している免疫の機能が正常化へ戻り、低くなってしまっている機能を上げるのが正常化です。その機能を発揮させることを妨げる原因が生活の中にあるという考え方をして下さい。この免疫能力の正常化を促す医薬品は無いと思って下さい。


第三には、皮膚を清潔に保つ事。これは普通に言われていますが、消毒薬を塗るとか、石鹸でゴシゴシ洗うということではありません。皮膚をどういたわるのかが大切です。入浴時の身体の洗い方は、洗わなくてもいいくらいです。汗を流す程度でも充分かと。洗うとしても、石鹸で手を洗うように身体を撫でるように洗う程度でいいです。間違えてもナイロン製の身体を洗うものでゴシゴシしてはいけません。

皮膚は弱酸性です。しかし、身体は弱アルカリ性です。なぜ、皮膚だけ弱酸性かというと、弱酸性ビ●レを使うからではありません。皮膚常在菌が皮脂を餌として乳酸を排泄するために弱酸性となるのです。この弱酸性の被膜が悪玉菌を寄せ付けない皮膚のバリヤーの一つです。ですから、この皮膚常在菌を洗い流しすぎてはいけないのです。但し、蒸れる脇の下や陰部は洗いましょう。


第四には、代謝力を上げる事です。手っ取り早く代謝を上げる方法は運動や湯治ですが、アトピー性皮膚炎の方が汗をかくと悪化しやすいので注意が必要です。身体を温めること(冷やさないこと)がいいでしょう。代謝を上げるときのポイントは補酵素(ミネラルとビタミン)を充分に摂取する事です。補酵素が不足すると代謝が緩慢となります。補酵素が無い時は自転車であり、補酵素があると電動自転車になるというイメージです。このビタミンとミネラルという補酵素は100%外部補給なので「食材」で取って下さい。野菜や果物・種子類・海藻類が主体です。
 間違ってもビタミンやミネラルを買いに薬局へ行かないで下さい。所詮は人工物です。天然の人体に合成の物質が合う訳が無いという「ふつう」の感覚が大切です。


第五は有名なことですが、ストレスは悪化の原因になります。ストレスの状態は交感神経緊張状態ですので、いわゆる身体としては攻撃態勢です(ライオンが獲物を狩る直前の状態:アドレナリン分泌状態)。その状態が続けば身体は疲れてしまいますし、興奮状態は不眠を招きます。興奮状態はミネラルの消耗を招きます。ミネラル不足は代謝の円滑さを落とし、自律神経失調を招きますし、免疫能力の低下と不安定化へ至ります。となればアトピーも悪化するのは仕方のない話だと思えます。睡眠障害は寝ている間の修理が不十分のまま再出発をする事となり、連日そうなれば身体の修理が不十分な人が出来上がり、様々な不定愁訴の塊となるでしょう。ストレスが悪化の誘因となる事は周知の事実なので、ストレスをどう回避するのか、どうストレスを発散するか、どう楽しみを見つけるかが対処方法となります。