◆ 癌の評価方法(ちょっと辛い内容)

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癌の評価方法について述べます。

辛いのがお嫌いな方は、この先はお読みにならないで下さい。

医学への批判のように受け止める方もおられるかも知れませんが、かなりの不利益を患者さん達が被っているので、敢えて言おうと思いました。また、知ることは恐いことでもあります。注意して下さい。

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抗癌剤の種類は下記に示すように、多岐に及びます。細胞分裂には分裂周期があり(S→G2→M→G1期)、何処へ影響するかを示します。この仲間達の副作用は似たり寄ったりです。
*参照:◆ 抗癌剤について考えてみましょう

•アルキル化剤(全期)
•代謝拮抗剤(S期)
•抗腫瘍性抗生物質(全期)
•微小管阻害薬(M期)
•白金製剤(全期)
•トポイソメラーゼ阻害薬(S期)

その他の製剤
•ホルモン類似薬
•生物製剤 – インターフェロン製剤など
•分子標的治療薬(抗体) – イマチニブメチル酸塩など
•慢性骨髄性白血病へ特効 – 血管新生阻害薬、各種受容体抑制
•非特異的免疫賦活薬(代替療法の範疇に入る)
•ステロイド(副腎皮質ホルモン)


抗がん剤の効果度から、次の4段階に分類されます。

1.効果が期待できる
2.生存率の延長や延命が期待できる
3.症状の緩和が期待できる
4.あまり期待できない

この、効果が期待できる悪性腫瘍は、急性骨髄性・リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、悪性リンパ腫(ホジキン型・非ホジキン型の中等度以上)、乳ガン、絨毛ガン(子宮)、睾丸腫瘍で、骨髄系とリンパ腫と生殖器系に限られています。

ここでは、言葉に注意して下さい。「期待できる」であり、「治る」ではありません。ガンの成績を評価する場合、この』という漢字は一切登場しません。

この期待できる効果とは、腫瘍の大きさが小さくなる傾向の事です。他の評価方法としては、「生存率」「奏効率」「寛解」などがございます(しつこいですが、治癒率は存在しません)。

また、効果が期待できるガンの中に、胃ガンや大腸ガン、肺ガンなどのいわゆる固形ガン(ガン細胞の塊になる)と呼ばれるタイプは、まず入ってきません。白血病やリンパ腫は悪性腫瘍の塊を作らないタイプであれば、1個の細胞へ抗癌剤を到達させることが容易なので反応も良くなります。生殖器系の悪性腫瘍の反応性が高い理由は存じません。


このように、現代の医学の中にはガンが治るという評価方法が最初から無いということなのです。主治医によっては、正直に「抗がん剤ではガンを治すことは出来ません」と明言する場合も増えてきていますが、「治ります」という嘘を語る医者も実在しますので注意が必要です。


では、なぜ抗がん剤が頻繁に使われるのかというと、医学に残された最後の手段だからです。医者は、打てる手立てが尽きるまで、何らかの医療行為を画策します。そして、それが尽きた時にはお手上げで、「最善を尽くしましたが残念です」と言うのみです。

一般的な危ない意識は、例えば、崖っぷちの手前にある鎖の部分です。しかし、医者の言う「危ない」は崖っぷちで落ちる「死の寸前」だからです。一般人と医者とでは、危ないの基準が異なることを知りましょう。ですから、この場合は医者に最善を尽くさせてはいけないのです。

医師が最善を尽くしきった頃には、大抵の患者さんは自己修復不能な状態になっていることでしょう。ガンという病名が付いた患者さんの死亡原因の7割超もが、治療による合併症や薬剤の副作用関連死といわれており、世界の先進国の中で日本だけがガンの死亡率が圧倒的に高い理由もそこにあるのかも知れないとさえ思えてきます。


<5年生存率について>

一般的には5年生存率で表されます。悪性度の高いタイプでは1年生存率で評価されたりもします。この率はガンの進行度によっても変わり、早期ガンの生存率は高く、進行ガンは低くなります。例えば、Aガンのステージ3の5年生存率が60%という場合、100人の患者さんが5年経った時に生きている人数が60人だと言う事です。この生存とは、心臓が動いている人は60人いますよと言うことであり、決して60人が元気に社会生活を送っていると思い込んではいけません。

なぜ「5年生存率」という評価なのでしょうか。それは、10年生存率を出すこと自体が困難だからです。現代医学の中での話ですが、時間と共に生存される方が減るため、最終的には各ステージによる差が無くなっていくのです。となれば、分ける意味を失い、現代医学の中でこの評価をすれば治療を勧めることが難しくなってしまうので医療側としては困るわけです。医者側としては、「10年後はどうでしょう?」という質問には、「分かりません(データがありません)」と答えたいのです。


ここで大切なことは、抗がん剤の治療を受けたグループと、受けなかったグループとを比較した場合、どちらの方が長く、元気に生活できるのかを問わなければなりません。しかし、抗癌剤AとBの比較はあっても、Aと無しの比較は無いことが殆どです。必ず、この点は主治医へ確認しましょう。

抗がん剤を受けた方が良いというのであれば、「抗がん剤の副作用で苦しむ期間を除いて、元気で生活出来る期間が何ヶ月増えるのですか?」と質問しましょう。得られた数値に殆ど差がなかった場合(抗がん剤を投与しようがしまいが差を感じられない場合)もあるでしょう。これは山を登る時、よく男坂と女坂がございます。苦労を顧みず男坂を進むのと、ゆっくりと景色を見ながら進むのと、到達点が同じならば、どちらがお好みかは個人の自由です。

ともかく、示せるデータが無ければ「非科学的」の範疇に入り、医者が なんとなくいいと思った というお話しです。いいような気がするという イメージ です。そんな非科学的なことに命を賭けろと言われる筋合いはないのです。


<奏効率とは何だろうか?>

これは、腫瘍が抗がん剤によって小さくなるか、変わらない場合の判定に使われます。この聞き慣れない奏効率の出し方が問題です。奏効率の定義とは、治療によって「ガンがCTなどの画像診断で面積が1/2以下の大きさに縮小、または消失し、その状態が4週間以上継続すること」とあります。

注目すべきは、この4週間です。この事の裏を返しますと、4週間を過ぎたら効果は不明ですよと言う事です。

よく、抗がん剤で腫瘍が縮小したが、2ヶ月後には最増大してしまったという話しを聞きます。

薬の効果が無かったのでしょうか?

違います。

評価には、再増大や転移が含まれていないからです。
奏効率では有効に判定されており、単にその先が解らないだけです。
更に言うと、ここに患者さんの人生は加味されません。
当たり前ですが、 癌がどうなったのか? だけです。

従いまして、奏効率は高いのに、生存率は低いという皮肉的状況も生じてくるのです。

そもそも、なぜ評価期間がたったの4週間であり、一年ではないのでしょうか?

それは、そこまで調査すると、限りなく改善率が0%になるからだと推測できます。この事を例えてみますと、人がジャンプして美しく飛んでいる写真を見せて、「あなたも美しく飛べます」と言います。しかし、連続写真の後には転倒して血だらけの写真があるけども、見せられない という事だと思います。


癌の方々には申し訳ないと思うのですが、知っておいた方がよいことも沢山有ると思うのです。皆さんがまな板の鯉になりすぎだと感じてるからです。

医者は勝手に余命宣告をしておいて、患者さんを落ち込ませ、追い込んでおいて、最終的に抗癌剤へ誘導するために、「大丈夫ですよ~ みんなやってますから~ 副作用が出てもいい薬がありますから~」といいことしか言わない。あるいは、「やらないならどうなっても知らないですよ」と突き放して脅すのです。


癌に対する評価方法を見てお解りの通り、最初から「治らない」という前提で医療行為が行われているのです。このような根本的に癌を治すことが出来ない現代の医学にたいして、人生の全てを捧げるという行為は果たして正しいのか? という問題提起だと思って下さい。医学では非科学的とけなされている代替療法と呼ばれる方法で癌を克服されている方は数知れずおられるという事実を認めましょう。

医学とは、必要最小限度利用することが正しいと信じています。全てを委ねてはなりません。