断れない、女たち

テーマ:

日本支援助言士協会の鶴田です。

 

 

 女性は結婚すると

 

専業主婦になるのが当たり前だった

 

40年前のこと。

 

 

女性だって働きたい、もっと

 

女性を受け入れて欲しい

 

と、仲間たちと熱心に語り合っていた。

 

 

 女性の歴史を読んだり、講演会を

 

企画したり

 

さしずめ、意識の高い系の

 

女性たちだったはずだ。

 

 

そんな女性たちは

 

自己主張ができて、

 

自分の考えを理路整然と

 

話すことができると

 

思われていた。

 

(実際、声高に平等を訴える

面倒くさい女とみられていた)

 

 

でも、実際は、

 

不満を抱えながらも、

 

真面目に専業主婦をする

 

内気な女性

 

秘めた知的な女性たち

 

といったらいいか、

 

 

( バリバリの活動家の

 

グループもあったが。)

 

 

 私たちの内気なグループが

 

アサーショントレーニングを

 

受けることになったのである。

 

 

 

 アメリカから帰ってきたばかりの

 

河野貴代美さんが実験的に

(フェミニストカウンセリングの著者)

 

やってみたいと私たちグループに

 

声がかかり、日本初開催の

 

アサーション講座だった。

 

 

講座は、

 

 自然に促す河野さんの

 

ファシリテーションで進み、話題が

 

いくつか出たが、一番の関心の深い

 

テーマが「断れない」

 

だった。

 

 自分の意見をはっきり持ち

 

ぶれない女たちなのに

 

「かかってきた長電話が切れない」

 

「断れない」

 

 

どうしたら、長電話を

 

切れるか、何故切れないかが

 

最も盛り上がった。

 

 

電話を切れない

 

断れないのは

 

嫌われるのが怖いから

 

ということ。

 

 

嫌われたくないと

 

いう心理は、自信がないから

 

自己受容が低いから・・・・

 

 

河野さんは、

 

ロールプレイで疑似体験を

 

何度も繰り返し断る体験を

 

促した。

 

 

次第に場は深まっていった。

 

自分を受け入れることを

 

学んだアサーティブトレーニング

 

をきっかけに

 

 

意識は高まった。

 

 

大きく私たちグループを成長

 

させてくれた。

 

 

 

 働きたいのなら、

 

働こうと、行動に移していくのが

 

速くなり、

 

それぞれ、何時しか飛び立っていったのだ。

 

 

 今、アドラーカウンセラーとして

 

活動するきっかけが、

 

アサーティブトレーニングだった

 

ことを、思い出す。

 

 

強い意志で自分を見つめる

 

私の原点でもある。

 

 

「断れない」それは「嫌われたくない」

 

気の弱い、自己受容が

 

低い女性たちに「勇気」を

 

 

与えた、アサーションの元型が

 

アドラー心理学の「自己主張の仕方」

 

だったのだ。

 

 

 今、断ることができるように

 

なったのは勿論のことである。

 

 

 

日本支援助言士協会のHPは

https://www.sienjogensi.org/