5.Are you ready now?

作詞・作曲:みうらともかず/編曲:Jeremy Hammond

 

◎聞いたことがあるような、ないような

 そういう雰囲気を纏ってますよね。ずーっとライブラリ見て何だったかなーと探してたんですが、Matt Biancoがどうにも頭から離れなくて。どの曲ってわけでもないんだけど、ブラスの感じがWhat a fool believesとかSUNSHINE DAYに似てるのかな…うーん…とさらに調べて出てきたのが久保田利伸の「Club Happiness」。私の久保田の入り口がココなんですよね。Missingでも「LA・LA・LA LOVE SONG」でもなく。あー私そもそもサックスとピアノの掛け合いが好きなのかな。合間にピアノだけになる所のピアノの音色は、DAISHI DANCEと武田真治がコラボした「SAX@ARENA」と同じでこれも気になってた。まー一つに限らずいろんなところで使われてるんだろうけど、なんせ、聴いたことがあるようなないような、懐かしさをまとってるわけなんですな。(いやーもっと近いのがあるはずなんだよなぁ…そこにたどり着けなかった)

 

◎ベースがやけに凝っている…

 この遊んでる感じ、北川兄弟がやりそうなカッコよさ。

 

◎ABCの要素

 こんなの言ったらキリがないんですが…Jackson5の「ABC」のサビの部分「ABC,1・2・3」的なのが紛れてる。サビ終わりです。あらゆるところでフレーズが使われるほどの名曲だから、むしろそんなに意図してないと思うけど気づいちゃったから(笑)


◎ピアノソロ

 間奏がたまらなくいいですね!前半はギターも入ってるんですが、ピアノが「ジャージャジャン、ジャンジャンジャジャーン」って右手左手交互にリズム刻んで、弾いてる人がリズムに乗ってるのが目に浮かぶ!

 

◎サックスソロ誰!

 ねぇこれ打ち込みじゃないよね…?かっこよすぎない?音色的に武田真治ではないと思うけど…と思ったら思わぬところから答えが。

巷で話題の達郎さん・まりやさんが作詞作曲されている嵐のニューシングル「復活LOVE(通常盤)」に収録されてます4曲目の”Are you ready now?”でサックスソロ吹いてます!皆さんチェックしてみてください♫

宮里陽太(official page)さんの投稿 2016年2月24日

宮里陽太さんといえば、達郎さんが見初めた注目のサックスプレイヤーです。なんか、吹いてるってより歌ってるみたいなサックス。達郎さんの琴線に触れるだけある。

 

◎Jeremy Hammondの謎?

 Jeremy Hammondって日本人ってことは分かってるんですけど、ググってもググっても国際ハッカー集団の「アノニマス」のJeremy Hammondしか出てこないんですよね。「イン・ザ・ルーム」の時はそれで諦めたんですけど、はっとひらめいたんです、

 

「アノニマス」=「匿名」
「Jeremy Hammond」=「アノニマス」(の一員)
ゆえに、「Jeremy Hammond」=「匿名」!!
匿名だよーんって言うために日本人の作家さんがJeremy Hammondと名乗っているのではないかと。だとしたらシャレてるぜ!と勝手にフゥーってなりました。

 

◎一番ジャニ的なのはなぜか

 初めて聴いたとき、実は「イントロからしてジャニ的な雰囲気のを一曲入れてきたなー」という感じがしてたのを正直に白状しときます。「遠くまで」を思わせるような。いや、ジャニ的ってなんだ?って話なんだけども…なんかね、いろんなジャンルのフレーズや雰囲気が切り貼りされてる感じなのね、良くも悪くも。(好きな人モヤモヤしたらごめんね)だから、部分部分でおお!って思うところはいっぱいあるんだけど、全体として、相乗効果があるかっていうと……と思うことがあるんだよね。偉そう?何者?ごめんなさい。個人の感想なので…うーこれ以上はうまく言い表せないのでカッツ・アイ(割愛)。でもね、やっぱこういう感じが好きな人もいるというのは分かる。懐かしい香りがたくさんするしね。私が好きなのはビートやベースが効いてるやつだけど、こういう控えめなのも時には必要だよね。

 

きっと気持ちいい風が吹く季節になったら、聴こえ方が変わる曲。

It's a brand new worldですもんね。