#148 冬を抱きしめて

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
冬を抱きしめて-藤瀬聖
杉山勝彦
杉山勝彦石塚知生AMNOS××

今、衝撃的な事実を目の当たりにしております。杉山勝彦さんってどっかで聞いた名前だと思っていたら…
早稲田大学の「Street Corner Symphony」というアカペラサークルのライブで歌っていたのを拝見しておりました!!!
あれは多分3月の卒業ライブだったと思うんですが…自分もアカペラを始めたばかりで勉強がしたくて、いろんな大学のステージを見に行ってたんです。
SCSは日本の大学に所属するアカペラサークルとしては一番歴史が長いのかな??
SCS出身アーティストにTRY TONEやゴスペラーズがいます。
今でもたまにやってるハモネプではお見かけしないですが、SCSから選抜されたグループが出たら間違いなく優勝だと思います。
それくらいのハイレベルなサークルです。
卒業生の中には音楽業界へ進む人もいるとは聞いていたし、その時も彼は音楽活動を続けて行くようなことを言っていたと記憶しているので、部屋でその時に買ったCDを見るたびに「どうしているのかな」とは思っていたのです。
まさか!!こんなところでまたお目にかかれるとは…。勝手にご無沙汰しております(笑)
学生時代にアカペラに携わってた人が、しかも私がたくさん勉強させてもらったステージにいた方が、嵐の楽曲に携わっていたなんて。感動です。
こんな偶然あるのだろうか。杉山さん、活動を続けてくれていてありがとうございます。

サビの部分がCMでよく流れていたというインパクトもあって、
どうしても他の詞が霞みがちになってしまうのだけど…
ちゃんと読むとね、そこにはストーリーがあるんですよねぇ。
「ポケットの中」が彼の心の中をうまく表していて。
ポケットって、外から見えないだけにいろんなドラマがありません?
繋いだ手を入れてみたり。
エンゲージリングを入れてみたり。
拳を握ってみたり。
ビスケット入れてみたり。(それは違う)
いいなぁポケット。語感も曲調と合ってるからほっこりします。

#149 YOUR SONG

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
YOUR SONG-杉山勝彦高橋哲也AMNOS××

杉山勝彦さんが、『Step and Go』のカップリング『冬を抱きしめて』に続き作詞を担当しています。
(杉山さんとの衝撃的な”再会”についての記事は「#148 冬を抱きしめて」を参照)
この曲を聴くと、私は大学時代にアカペラサークルでやってたライブの最後の合唱を思い出すんですよね。
普通は4~7人くらいでやるもんなんですが、ライブの最後にサークル員全員で歌うことがあるんです。
それがまた感動的でねぇ…私がまだ学生でアカペラをやっていたら、この曲歌いたかったなと思っていたくらい。
いやぁ、どおりでそういう想像が膨らんだわけだ。作ったのが杉山さんなら納得だわ!!
あー本当に嬉しい。アカペラをやっていた人が嵐の曲を作ってくれてた。
歌の力って本当にすごいんだよなぁ。
人と人との関係にまで深く染み渡る。染み渡って、また歌に反映されてさらに心に染み渡っていく。
大学時代のサークルにいた時のことをいっぱい思い出します。
あの頃本気でやっていてよかったと心から思う。

この前、BSでやってた『クワイア・ボーイズ』っていうドキュメンタリーがすごく面白かった。
期限付きで入ってきた音楽教師が男子生徒をたくさん巻き込んで合唱部を結成するんです。
イギリスでは、歌うことは男の子にとって恥ずかしいというか、あまりイメージのいいことではないらしく、断る生徒もいたんだけど…先生が粘りに粘って練習に誘って、練習半年くらいでイギリスの音楽祭に出ちゃうの。すんごいおっきいホールで、いきなり発表ですよ。
半年練習して、荒削りな部分は一杯あるんだけど…なんか上手い下手じゃないんだよね。
プロからしたら下手と言うのかもしれないけど、100歩譲って下手だとしても、精一杯の下手とテキトーに練習した下手って聴こえ方が随分ちがうんだなって思った。
誰かを信じて、一緒に歌っているっているってことが「繋がっている」っていう安心感や絆につながっていく。
歌は、長い間そういうものだった。
現代では音楽って個人が持ち歩くものになって、昔よりも好みが多様化している。
幅広く知られた曲が少なくなったのは寂しいけど、みんなで一緒に歌うっていう機会はこの先も残っていけばいいな。

この曲については、杉山さんがブログで語っていますのでそちらもぜひ読んでみてください。
なぜ、サビが「LA LA LA」なのか。学生時代に本気で歌をやっていた杉山さんらしい理由です。
http://ameblo.jp/jigsoulband/entry-10090851919.html
http://ameblo.jp/katsuhikosugiyama/entry-10135643883.html