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段々と心地よくなる気分をよそに、時間は過ぎていく。
このままだったらいいのに、、、
そんな風に思う心もあったが見てみぬふりをした。
だって、私は社会の歯車。
たまたまそこにいただけのこと。
そうやって私は拗ねて、自分のことを小さく小さくしていた。
ただ、その人のぬくもり。
溶けてしまうんじゃないかって思うくらいの優しい手の感触を得て
その手を思い出して、眠りにつこうとした時
『今日はありがとう。今度いつ会える?』
って、LINE。
びっくりして、未読無視。
どうせ明日になれば忘れてるんでしょう。
そんなことを思いながら、眠りについたのである。
