1・2はこちからか
誰かに気づいてもらう。認めてもらうことも恥ずかしくて
自分の才能も見つけられない。
だからがむしゃらに生きて、頑張っていたわたし。
ただただ 目の前の人のために
ただただ 相手のために頑張ることが私の幸せだと思っていた。
感じ会う。
その幸せを今までの私は知ることはなかったんだ。
なんとなく、その飲み会では、ずっと隣の席にいて、私の膝に手を置いていた彼。
飲み会の終わりには上司の膝枕になることには慣れていた私。
だけれど、年下の人に触れられるってなんかこそばゆい。
まぁ、でもどうせよってるからみんな忘れちゃうんでしょう?
とひねくれながらも、時をやり過ごす私。
後から聞くと、あの時は酔ってなかったよ。コークハイとコーラの交互w
なんて彼は笑うんだけど。
緊張のあまり私は、殻をかぶっていると言う選択を取り続けることにしたんだ。
そのほうが楽だから。
そして、ずっと触れられていた膝は段々と熱を帯びて
なんとなく、心地がよくなってきていた。
