3月11日。


あの日は以前から決まっていた外来受診の日でした。

薬疹もだいぶ治まり、皮膚科も終了。アレグラだけ2週間処方。

脳外科では、「薬疹大変だったね。」と担当医。

C T の画像もきれいで、順調とのこと。

気分よく病院を出て、友人が快気祝いをしてくると、病院から近くのホテルに。

ここまで良くなれたことを喜んでくれました。

バイキングの時間制限時間がくる直前、ドリンクバーで一瞬めまいかと思いましたが、

地震でした。

築10年くらいのホテルが、バキンバキンと音を立てていました。

窓から見える、26階建てのビルが左右に揺れていました。

すぐ家に電話しましたが、つながらない…

ホテルの人より、東北が震源の地震で電車が止まっているとのこと。

埼玉からわざわざ来てくれた友人はこの日はうちに泊まってもらいました。


それから一週間、とんでもない時期より職場復帰。

出勤そうそう、施設の安全対策の見直し、安否確認方法の検討、計画停電の対応など。

よかったのは地震のニュースばかりやっているので、帰宅願望があまりでなかったこと。


それと、

厚生労働省から東京都を通して、各事業所に被災地への派遣ができないか、のアンケートのような要請のようなファックスが来ました。

医師や看護師だけが必要?かと思っていたら、介護や相談員も。

残念なことに、今ここの施設もいっぱいいっぱいなので出せません。

休みを利用して…とも考えましたが、今は自分のからだのこともあり、動きがとれません。

多分、派遣した時は、法律上の人員配置はめをつぶってくれるのかな?

自分のからだで何かしてあげられたら、ほんとにいいですね。

ちょっと歯がゆいです。

高齢者施設の現状を聞くと、特にやりきれないです。

何もできませんが、被災された方々の心とからだの健康が保たれることをお祈りします。