17、8年程前に、夫の異動に伴って、兵庫県の豊岡市の住人となりました。
当時私はまだ三十代そこそこ。
年中になる長男と、歩き始めて動きが激しい一歳の二男と、仕事のことで身も心もいっぱいっばいの夫と、そこに3年半住みました。
全国的にはあまり知られていないことですが、兵庫県は日本海にも接していて、神戸や明石、姫路などの瀬戸内側とは全然違う気候や方言の地域を持っているのです。
ちょっとしたきっかけと、勇気があって、久しぶりに豊岡を訪れました。
朝七時半に羽田、飛行機を伊丹で乗り継いで、十時にはあっけなく着いていました。
。
ドラマの舞台になることもない、ひっそりとした地味な地域。
そんな住みずらい思い出が多,いところだったんですが
ドラマの舞台になることもない、ひっそりとした地味な地域。
神戸まで3時間もかかりました。デパート行くにも二時間半。
交通の便が悪い上に、夏は日本トップクラスに暑く、冬はけっこうな雪が降りました。
湿気も多くて秋は霧
そんな住みずらい思い出が多,いところだったんですが
なんと
素敵なデザインバックがいっぱい。
これはなんと自転車につけるバック。
豊岡かばん は日本が誇る丁寧なつくりが特徴です。
当時はブランド物のバックや、安いならもっと安いものに押されて、正直売れるわけないイメージだったんだけど
なんか流れが来ている雰囲気があった。
だってすてきだったから。
大人気になってしまった竹田の城跡。あのころは観光地にはなっていなかったのに。
こちらは号泣県議で有名になって微妙だけど、やっぱり趣のある・・・城崎温泉
とても風情があって、がんばっていて、また行きたいと思った。
竹野浜 この色を見に、車を走らせたことが何度かあった。
助けてもらったなあ。あの頃よりもっと美しく見えた。
子育ても大変だったし、住んでいたころは辛いことも多かったんですが、
そこで子どもを通して知り合った友人たちには、随分助けてもらいました。
相変わらず寂れているだろう・・・・なんて、勝手に思って居た自分を、大反省です。
街が昔住んでいた人を勇気づけてくれることもあるんだと知りました。
また行こう次はバックを買おう。城崎に泊まろう。
ひそかに思っております。
豊岡のみなさんに
ありがとう。