さて、亀井静香が必死になって通そうとしている「郵政法案」ですが、「なぜ、そこまでこだわるの?」と思ったことはありませんか? 亀井静香がこだわるのですから、当然「カネと権力」が絡んでいます。そう、「巨額な郵貯マネーに群がる餓鬼」という構図です。ところが、郵貯残高は高金利の定額貯金が満期を迎えて以降、少しずつ減少しています。つまり、「枠はいっぱい余っている」のです。にも関わらず、郵貯の枠を増やしたがるのは、「郵貯の運用先の大半は国債」だからです。つまり、「枠を増やせば、馬鹿な国民がせっせと国債の発行枠を増やしてくれる」というのです。日本政府の借金は、大半が金融機関が保有しています。それは、言うまでもなく、「我々、国民の預貯金」なのです。

で、実際、戦時中にあった話ですが、この預貯金の大半に超高い税金をかけて、借金(国債)の償還に当ててしまったのです。分かりやすく言えば、「預貯金が紙くず同然になった」のです。しかも、状況から言えば、戦時中よりも悪いのです。つまり、政府が「預貯金を差し押さえます」と宣言すれば、国の借金は消えますが、我々がせっせと貯めていた預貯金も「消えてなくなる」のです。なんという「超ハイリスク・超ローリターン」商品なのでしょう。預貯金というと「ただ預けているだけ」と思っていませんか? 預貯金も立派な債権なのですよ。ちなみに、「1000万円まで保証されているじゃないか」と反論されそうでうが、保証しているのは政府です。その政府が「保証しないよ」と言えば、あっさり消えてなくなります。ちなみに、私は日本円の預貯金は1%もありません。さて、それでもあなたは「超ハイリスク・超ローリターン」商品に預けますか?

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