2024年が始まったと思えばもう月末ですね。年明け早々にスケジュールが埋まり始め、終始バタバタと過ごしています。年始には辰年ということでラジオでDragon Ashが流れていました。懐かしい。英語の歌詞がとても格好良く聞こえていたなあ。

 

さて、年末年始にはゆっくり時間が取れたので、この先の自分の方向性について考えていました。さまざまなジャンルの案件に取り組むなかで、やはり自分に合ったもの、ぜひやりたいと感じるものが見えてきたように思います。

 

◎インタビュー。

口語が混じったり、センテンスの繋がりが曖昧になったりする場合があるのがインタビューの特徴です。英語の知識や経験を総動員し、かつ、文脈や内容を深く理解して、言いたいことを汲み取る必要があります。まるで本人と対話しているようで楽しく、やりがいのある作業です。

 

◎クリエイティブ関連。

創作上の抽象的、観念的な表現が含まれる場合は独特の「訳しづらさ」があると感じています。直訳では文章全体の持つ雰囲気が完全に損なわれてしまうので、話し手の言いたいことを十分に踏まえて、時には一般的な訳語の範疇を超えた書き換えを行う必要があります。アートやデザインについての知識を増やし、こうした案件も自信を持って取り組めるようになりたいです。

 

◎旅行関連。

観光名所の案内などは、原文も練り上げられており情緒的な表現が多用される上、マーケティング要素もあります。日本語読者にとって分かりやすく、かつ魅力的に伝えるための言葉選びが重要です。衣食住にまつわる内容も多いので、英語圏と日本の文化の違いを理解した上で必要な情報を補う場合もあります。ホテルの施設や設備についての記述では、建物関連の表現もあり、現地の様子を想像しながら言葉選びをしていくのが楽しいです。

 

◎建築土木関連。

以前この世界に少しだけ身を置いていました。とても深く、生半可な知識や経験では到底太刀打ちできない業界だと身に沁みていますが、縁あっていくつか関連案件を手掛けました。そして感じたのは、やはり好きだということ。調べ物だけで非常に時間がかかるのが現状ですが、まだまだこれから知識を積み上げて、いつかこの分野で頼りにされる存在になれたらと思います。

 

今年第一弾とのことで、希望を込めた内容にしました。今年はこんな案件とのご縁もたくさんあるといいな。

 

もちろん全ての仕事に全力で取り組みます。

 

実り多き年になりますように。