さて今回は、前回予告した通り現在のジャニーズJr.は昔とどこが違うのか、どのように変化してきたのかを見ていきたいと思います!

 

ジャニーズJr.の高齢化

 

最もわかりやすい変化はやはり高齢化なのではないかと思います。ジャニーズJr.に年齢制限はありませんが、「Jr.」と言う以上、やはり 『デビュー前の若い男の子たち』 みたいなイメージがありますよね。ところが、近年Jr.の年齢層は広くなっています

 

例えば、がデビューした時の平均年齢は16.6歳。また、ジャニーズ事務所歴代最年少でデビューした Sexy Zone の平均年齢は14.2歳。メンバーの一人であるマリウス葉は、当時まだ11歳!(11歳の時の私、何も考えずひたすら遊んでたなぁ笑) 他にも V6 や NEWS 、 Hey!Say!JUMP など、10代でのデビューが目立ちますね。

 

しかし、今のジャニーズJr.は、10代やそれ以下のタレントもいる一方で、20代の占める割合が高くなってきました。なかには30代もいます! 例えば、Jr.内の中心的グループの一つである Travis Japan は、最年長の川島如恵留が25歳、最年少の松田元太でも21歳です。

 

以前までのJr.は、20歳を過ぎるとデビューができないことに焦りを感じ、退所してしまう人も少なくありませんでした。しかし、今ではデビューの年齢が高齢化し、それに伴いJr.の年齢層も広がっているため、20歳を過ぎ、30歳近くなっても、依然として活動を続けているJr.が増えているというのが特徴です。

 

こちらのサイトでは、グループに属しているジャニーズJr.のプロフィールを見ることができるので、ぜひチェックしてみてください!

 

 

 

グループの数の増加

 

前回の記事の中でジャニーズJr.内のグループについて紹介しましたが、そのグループ数が増えたことも特徴の一つと言えます。今までJr.のファンになるきっかけとしては、デビュー組の後ろで頑張って踊っている子たちの中からタレント個人を好きになる、というものがほとんどでした。しかし、Jr.内でグループ化が進むと、「グループで」先輩たちのバックについたり、「グループで」歌を披露したりする機会が増え、グループとして応援されるようになってきました。そのため、デビューの際も、以前は新たにJr.の中から寄せ集めたグループを結成してデビューということも多かったのですが、最近では King&Prince (もとは Mr.KingMr.Prince )や SixTONES 、 Snow Man のように、Jr.の時のグループのままデビューという形が増えてきました。これによって、Jr.が持つオリジナル曲も増えたり、個々ではなく、グループとしてデビューを目指そうとする姿勢に変化したりしています。

 


 

今回は、過去と比較しながら今のジャニーズJr.について考えてみました。次回は、まとめということで、こういった変化によるメリット・デメリット等を考えつつ、今後のジャニーズJr.の在り方について述べていきたいと思います!