近年、スマートフォン等の普及に伴い、TwitterやInstagramをはじめとするSNSの利用者が急激に増加していることは、みなさんも感じているでしょう。SNSを使った情報を発信したり収集したりすることが、日常生活の一部となっている人も多いのではないでしょうか。
このような現代社会の中、時代に逆らうかのようにSNSの利用を厳しく制限しているのが、ジャニーズ事務所です。言い方を変えれば、時代に乗り遅れているのかもしれませんが…。
そんなジャニーズのSNS進出が徐々に目立ち始めました。他の芸能人と比較してみるとまだまだなのでは?と思う部分もあるかもしれません。しかし、ジャニーズの公式YouTubeチャンネルができたり、Twitterの公式アカウントが開設されたりしたことは、ファンやメディアにとって、とても衝撃的な出来事だったのです。
そこで私は、ジャニーズのSNS・ネット進出について、改めて考えていきたいと思います!
これは,、ジャニーズ事務所にとってとても大きな変化であると思うので、何回かに分けてより深く掘り下げていく予定です。
初回は、これまでジャニーズがSNSとどういう関わり合い方をしていたのか、そして解禁されてどう変化したのかについて紹介していきます。
以前までジャニーズ事務所は、肖像権の観点から、インターネット上でのタレントの宣材写真やCDのジャケット写真、雑誌写真などの使用を禁止してきました。雑誌の表紙で顔出しNGってどういうこと!?って感じですよね…。その時に使われていた画像がこちらです。
(引用:左からhttps://www.fujisan.co.jp/product/1747/b/1264639/
http://barfout.jp/backnumber/?year=2014)
そう、人物の部分が塗りつぶされている状態になっていたのです。ちなみに、左の表紙はメンバーカラーで色分けされています。まあ、これで本当に宣伝になるのかどうかも疑わしいくらいです。
そのため、ファンは実物を手にして初めて、どんな表紙なのかを知ることができました。
そんなジャニーズ事務所が、2018年1月31日、一部の制限をつけながらも、記者会見などタレントの写真のWeb掲載を許可しました。そして、同年2月16日以降、ファンクラブの会員限定でタレントの顔写真付きのオフショットなどが公開されるようにもなったのです。
最もわかりやすい例が嵐かもしれません。嵐は2019年10月9日に公式YouTubeチャンネルを開設。その後11月3日、デビュー20周年の記念日に、Twitter、Facebook、Instagram、TikTok、Weiboの5つの公式SNSを一斉に開設しました。アカウントは以下の通りです。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/ARASHI_5_official
Twitter:@arashi5official
https://twitter.com/arashi5official
Facebook:@arashi5official
https://www.facebook.com/arashi5official
Instagram:@arashi_5_official
https://www.instagram.com/arashi_5_official/
TikTok:@arashi_5_official
https://www.tiktok.com/@arashi_5_official
Weibo:@arashi_5
https://www.weibo.com/arashi5official
(引用:https://www.johnnys-net.jp/page?id=text&dataId=1814&artist=10
それぞれのSNSは、公開当初から大きな盛り上がりを見せました。
例えば、YouTubeチャンネル登録者数は200万人を突破し、日本の最短記録を更新しました。
他にも、ジャニーズJr.の公式チャンネルなど、次々とSNSが解禁されていったジャニーズですが、ファンの間では賛否両論あるのが現実です。
次回は、SNS・ネット進出に対する賛成派の意見についてまとめていきたいと思います。
ジャニーズのSNS進出について何かご意見があれば、ぜひコメント欄で教えていただきたいです!