前回は、ダンキンドーナツでの挑戦1つ目「フレンチクルーラーを注文する」について書きました。
その続きの話です。
挑戦2つ目は、ドーナツの注文に加えて、コーヒー(Cold Brew)を注文することでした。
"...Also, I'll have a Cold Brew, please."
スムーズに言えたと満足していたら、店員さんが、
"What size?"
と聞いてきました。
通常、スタバやファストフード店などで注文するときは、サイズを含めて注文するようにしています。
(例)"Can I get a tall iced coffee, please?"
"Can I get a medium Coke, please?"
しかし、今回は、レジの後ろに大きく掲げられているメニュー表の"Cold Brew"のところには、
"M"(medium)のサイズ表記しかなかったので、私はワンサイズしかないと思って注文時にサイズを言いませんでした。
だから、店員さんにサイズを聞かれて、
「え?サイズ?」
と戸惑ってしまいました。
その心理が実際の答え方にも表れて、
"Medium..."
と咄嗟に一言でしか答えることができませんでした。
すぐに、気が付いて、
"...please."
と付け足しましたが、何だか焦る気持ちが残ります。
これで完了!かと思いきや…
"〇×△%@$#?"
店員さんが何かを質問してきます。
これ以上、一体何の情報が必要なのだろうか?
いつもなら、
"Anything else?"
"That's it."
で、注文完了したら支払いして終わりなのですが…。
予期せぬ展開に、私のリスニング力はついていけませんでした。
店員さんが2回目に同じ質問(多分)をしたときも、全く何の話だかわかりません。
いつもなら、いくつかの単語は聞き取れて、そこから推測することもできたりするのですが、今回は驚くほどに何も入ってこないのです。
見かねた夫がうしろから、
"Just black."
と言ったときにようやく何について聞かれていたのかわかりました。
クリームや砂糖は入れますか?
と聞かれていたようです。
これも、実は、いつもなら
"Can I get a medium iced coffee, just black, please?"
と注文時に伝えてしまうことが多いのですが…
今回どうして言わなかったかというと、
Cold Brewはブラックで飲むものだ
と思いこんでいたからです。
過去にCold Brewを注文して"Cream and Sugar?"と聞かれた記憶が無いのです。
でも、その経験も数回の話。
自分の数少ない経験をもとに、
Cold Brewを頼むときは何も言わなくてもブラックで出てくる、
と思いこんでしまっていました。
という感じで、コーヒーを頼むのもスムーズにいかず、悔しい気持ちが残る挑戦となりました。
(ちなみに、後から気づいたことですが、Cold Brew Mサイズのメニューの下に、それとは別に”Cold Brew with flavors”というメニューがありました。そして、それはサイズが選べるようでした。)
この2つ目の挑戦で学んだこと
↓
◯ リスニング力に不安があるので、メニュー表や過去の経験に頼って事前に会話の準備をしているが、それが実際の会話で足を引っ張る可能性もある。
もちろん、あらゆる情報を集めて理解の助けとするのは悪いことではないです。
準備して臨めば、心が落ち着いた状態で会話ができるので、自分の持つ英語力を発揮しやすいと思います。
しかし、これには落とし穴があります。
ひとたび想定外の展開になったときに、今度は緊張度が余計に上がり、焦る気持ちがより大きくなるのです。すると、途端に英語が聞き取れないし上手く話せない…となってしまいます。
改善ポイントは何でしょうか。
・リスニング力をとにかく上げる
緊張した状態でも、焦っている時でも、きちんと聞き取れるようにリスニングのスキルを上げていけばいいと思います。
・予想外の展開になっても、落ち着いて対応できる強いハートを持つ
事前にアレコレ想定して挑まなくてもいいくらいに、どんな状況にもドーンと構えて対応できるようになるのが理想的です。
どのような会話の展開になっても、「落ち着いていられる=持っている英語力を発揮できる」となるように、精神面の成長も意識するといいかもしれません。