長男が発達障害の告知を受けたとき、衝撃的でした | 明日は新しい日

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長男が、発達障害の告知を受けた時のこと。

 

小学校に入学前、直前ギリギリに広汎性発達障害の診断が出ました。

 

今では、自閉症スペクトラム障害という名称に変更されています。(2013年~)

 

 

 

 

この診断、実は衝撃的でしたびっくりハッ

 

 

いえ、

 

「まさかウチのコが発達障害だったなんて!」

 

という衝撃ではないんです。

 

 

 

むしろ、3歳児検診などでなんにも引っかからなかったのを、

 

「いや、絶対何かが普通じゃないと思うんですけど!」

 

と、追いすがってしまったくらいですから笑い泣き

 

 

ちょっといろいろ誤解があってアセアセ

 

 

 

 

 

 

衝撃を受けたポイントは、てっきり長男はADHDを抱えているかと思っていたからですアセアセ

 

 

直感に従って、ひたすらチョロチョロ動く長男。

 

思いついたことがあったら、すぐに誰にでも話しかけてしまって、ADHD特有の衝動制御障害のせいかと思っていました。

 

 

ですが、出た診断名は広汎性発達障害キョロキョロ

 

 

 

 

長男になんらかの問題があるのではと疑っていた当時、アスペルガー症候群のことは調べたことがあったのですが、この症状には該当しないな、と、除外していました。

 

 なのに同じ自閉傾向??

 

 

 

 

でも広汎性発達障害を調べてみたら、思い当たることがゴロゴロ出てきましたアセアセ

 

私が参考にした本では、広汎性発達障害は3つのタイプに分けられていて、長男はそのうちの、奇異積極タイプと呼ばれるタイプにピッタリ該当していたんです。

 

 

 

 

 

診断がついて、まず最初に心に浮かんだのは……

 

「やっぱりそうだった! これでハッキリした!」

 

という、安堵の感情。

 

 

 

 

その当時、なにかおかしい、変だ、と思いながらも特に取れる手立ても無くて、本当に困っていたんです。

 

『待って』が理解できない、『触らないで』が理解できない……。

 

ちょっとした隙をついて、エレベーターの非常ボタンを何度も押してしまったり、AEDの機械を保管してある扉を開けてしまったり、病院の診察でも聞かれたことと関係ないことをべらべらしゃべり続けて止められなかったりしていました。

 

 

 

 

 

先述した誤解。

 

 

長男が、バイリンガルであることも関係しているんだと思います。

 

制止の言葉が入らないのも、語学的なことだと受け止められたりしてしまって、

 

「小さい頃から2か国語を使わせようとしているから、混乱しているんじゃないですか?」

 

と言われたり泣

 

 

 

どちらの言語も同じくらいの理解度でしたし、同年代の子と比べて言葉が遅いといったことはなく、むしろ言葉の発出は早かった方だと思います。

 

ただ、英語で言っても日本語で言っても『やりたい!』と思ったことは止まらなかっただけ。

 

 

自分の言いたいことは怒涛のように話し続けるけれど、相手の言葉にはちゃんと耳を傾けられなかっただけなんですタラー

 

 

 

 

他には、誰であろうとどんな状況であろうと、お構いなく話しかけてしまったり手をつないだり膝によじ登ろうとしてしまうのも、

 

「お父さんの、陽気なアメリカ人の血のせいじゃないですか?」

 

と、説明づけされそうになりましたもやもやタラー

 

 

 

夫、アメリカ人ではありませんし、私よりもだいぶシャイで人見知りの激しい性格ですアセアセ

 

絶対あり得ないガーン

 

 

 

 

「違うんです、そうじゃないんです」

 

って訴えても、はいはいってなんとなく流されてしまって、いつまで経っても問題の本質にたどり着けない感じ、なかなか水面にたどりつけずにアップアップしている感じで、ものすごくもどかしく感じていました。

 

 

 

そのもどかしさが、告知を受けたことで、スッキリクリアになったような安心感をもたらしてくれたのです。