先週もそうでしたが、
秀吉亡き後の家康の存在感が、
だんだん増してきているような感じですね！
毎回そのタヌキっぷり全開な言動に、
かなりハマりつつあります！(笑)
もっとも徳川家康自体は、
秀吉と同じくらい、個人的には好きにはなれない武将なのですが、
ドラマとして見ると、
家康の存在はやはり大きいモノがありますし、
そんな嫌いな家康がどのように描かれるのかは気になってしまいますが、
今回の北大路欣也さん演じる家康は、
完全に他のキャラを食っちゃってますよね！
主役級の存在感だなぁ・・・と、
今日見ていて改めて思いました。
秀頼への反逆・・・という大義名分を掲げ、
会津の上杉攻めを秀頼に願い出る家康。
傍らにいた淀君が、
「本当に豊臣家の為の戦なのか？
徳川殿自身の為の戦ではないのか？」
・・・と疑念を投げかけますが、
家康は全く動じることなく、
そんな途方もない事・・・と軽く笑い流します。
江戸でも、
相変わらず何にでも首を突っ込む(笑)江から、
「豊臣と徳川の戦になるのですか？」
・・・と、鋭く問われますが、
「攻めるのは上杉じゃが・・・？」
・・・と、何の事？と言わんばかりにとぼける。
いいですねぇ！このタヌキっぷり(笑)
その一方では、
近江の京極高次に対して、
三成との戦を想定して根回しを怠らない・・・
天下獲りへの下準備を着々と進めている感じ。
こうして見ていると、
いずれ開戦の火蓋を切る事になる関ヶ原の戦い、
この時点で、
残念ながら三成では勝ち目ないような気がしてしまいます。
淀君に対して、
生涯お守りします！と誓う三成は、
豊臣家に対する馬鹿正直なまでの忠誠心、
あるいは淀君への秘かな想い、
そんな感情が丸出しで好感が持てるんですけどね。
そして、今回の泣き所は、
細川ガラシャが選んだ最後の決断。
徳川に味方する武将の妻子を人質にとる三成が、
細川忠興の妻であるガラシャにも矛先を向けますが、
ガラシャはそれに屈する事をよしとせず、
みずから死を選びます・・・
しかもキリシタンにとって自害は大罪とされる為、
家臣の1人に槍で胸を突かれて死ぬシーン、
ドラマとは言え、見ていてツライものがありました。
明智光秀の娘として、
父が信長に謀反を起こした本能寺の変を経て、
「逆賊の娘」のレッテルを貼られ幽閉された日々。
考えてみれば壮絶な人生ですよね。
夫・細川忠興が出陣する際、
本能寺の変後にガラシャの父・明智光秀に加勢しなかった事を、
後悔していると謝るのですが、
今さら・・・と思いつつも、
そんな夫の本音を聞いて、
夫の足手まといにはなるまいと、
最後の覚悟を決めたガラシャ。
その心情を思うととても切なかったです。
そんなシリアスな展開が多かった今日の話の中で、
江の言動は相変わらず苦笑いの連続でした(笑)
戦の総大将という重責と、
偉大すぎる父・家康の息子である宿命の重さに悩む秀忠を見て、
「じゃあ今すぐここから出て行きましょう！
近くで百姓にでも・・・」
・・・と、とんでもない提案をする始末！(笑)
いくらなんでも現代劇じゃないんだから！
・・・と、突っ込みたくなりましたが、
一瞬だけ見れた、二人で畑を耕す百姓姿。
ちょっと吹きました！ｗｗｗ
ある意味レアシーンでしたね！( ´艸｀)
それ以降も、おのろけ満載の二人のやり取りには、
ツッコミ所満載で苦笑いするばかりでしたが(笑)、
まぁ、あまりここでは触れますまい！ｗ
さて、
来週は、 「幻の関ヶ原」
いよいよ、天下分け目の関ヶ原の開戦！
そんな中、秀忠は焦りゆえの大失態を・・・
個人的には智将・真田昌幸を演じる、
プロレスラー・藤波辰爾さんの演技にも注目です！(笑)
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