ダブリン空港にて | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

ベルファストからダブリンへ戻り一泊

 

翌日

 

ドイツへ戻る娘の便が朝9時半

アメリカへ戻る夫と私の便は

その2時間後の11時半だが

空港で時間を潰せばいいと

一緒にホテルを出た

 

 

ダブリン空港でのチェックインは

なんの問題もなく終わり

セキュリティー・ゲートを抜けて

免税店がわんさかあるエリアへ

 

これといって買うものはないのだが

見てしまう免税店

夫が、子供の頃義父がアイルランドへ行くたび

お土産に持って帰って来たという

キャンディーを買っていた

(帰宅して食べてみたら、覚えていたのと

全然違う味だったらしい)

 

そして、夫と娘はスタバでコーヒーを買い

娘はドイツ行きの便が出るターミナルへ

次に会えるのはいつなのかなぁ...

 

その後、私はButler's Chocolateへ

ダブリンのあちこちにお店がある

チョコレート屋さん

コーヒー、ココアなんかの飲み物も売っていて

1カップにつき1個、チョコレート付いてくる

 

 

それから、お土産屋さん、本屋さん

巨大な空港ではないので直ぐに見終わる

 

 

「アメリカ行き」の便が出るターミナルへ

 

そこには、アイルランド・ダブリン空港内で

アメリカのイミグレがありましたびっくり

 

ここでアメリカへの入国審査と

税関申告を終わらせるので

アメリカの空港に着いた時は

国内線の乗客扱い

 

外国人用のブースに並んで

待ったのは15分くらいだったか

若い女性の審査官が真面目な顔で

「アイルランドでどこへ行きましたか?」

それしか訊かれなかったわ

 

アメリカ 飛行機 アメリカ 飛行機 アメリカ 飛行機

 

夫はアメリカ市民用の列へ

 

2年ほど前、アイルランド国籍を取った夫

アイルランドへ入国した際は

「一回、使ってみたいルンルン」って

アイルランドのパスポートを出してたんです

 

夫のアイルランド国籍を非常に喜んだ

ベルファストの師匠にそれを申し上げると

 

その翌日朝9時『緊急に連絡されたし』

師匠からテキスト

 

何ごとか?

もしかして師匠、お体に何か⁈

 

夫が慌てて電話をすると

 

師匠は「君はアイルランドのパスポートで

アイルランドに入国したのだから

アイルランドのパスポートで

国を出なくてはならない

故に、アメリカ入国の際にはESTAが必要だ」

 

え?

 

師匠、ESTAってアメリカへ短期滞在する人が

申請する物じゃないんですか?

夫、アイルランドの市民権は取りましたが

今もアメリカ市民なんですけど

 

師匠「いや、アイルランドのパスポートで

この国を出て、アメリカに入国する必要がある

故にESTAが必要なのだ」

 

この日は日曜日

アメリカへ帰る24時間前

 

それまでESTAが何か知らなかった夫

あせってESTA申請のウェブサイトへ行き

自分の情報をタイプし始めたけれど

 

アメリカ生まれのアメリカ市民

アメリカに住所がある夫には

その条件に合う選択肢がなく申請ができない

 

もちろん、質問をできるお役所は閉まっている

 

夫「帰れないのかも」

私「アイルランド滞在延長したら?

2,3日位なら、私もつきあうよ」

娘「ドイツは同じEU圏内だから

私のアパートで寝泊まりしてもらってもいいけど」

私「じゃあ、私もドイツへ行きたい!」

 

ドイツ 飛行機 ドイツ 飛行機 ドイツ 飛行機

 

結果として、夫はアメリカのパスポートで

問題なくイミグレを通過しました

 

 

この話を、米国イリノイ州に住む

師匠の末娘さんにすると

「お父さんが言いそうなことだわ笑い泣き

 

でも、アイルランドのパスポート上

夫はアイルランドに入国したけれど

アイルランドから出国していないのでは?

次回、アイルランド入国の際

アイルランドのパスポートを出したら

一体、いつ出国したんだ?と問い詰められない❓

 

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