靴底を食べる会にて。

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スコットランドに住む前、

 

つまり欧州に移り住んだ最初の頃

 

実は少しだけイングランドに住んでいたことがある。

 

と言っても私はどうもイングランド独特の空気に馴染めず

 

結局4か月でスコットランドに引っ越したのだが、

 

この4か月間の暮らしで何よりも心に残っているのは

 

とにかくやたらBBQに誘われたことである。

 

曇っていようが、霧が出ていようが、寒かろうがおかまいなし。

 

 

雨が降っていない → さぁ諸君、BBQを始めようか

 

 

という謎のBBQ信仰の元

 

私の家の近所ではかなり頻繁にBBQパーティが開かれており、

 

ありがたいことに私も結構な頻度で誘ってもらっていた。

 

ちょっと外が晴れたりすると

 

すかさず誰かから声がかかっていたので

 

恐らく4か月ぽっちの間に7、8回はBBQに参加しただろうか。

 

まぁ、正直イングランドの天候と言うのは

 

真夏でも時として上着が必要な寒さな訳で、

 

大抵の場合、私は凍えながらの参加だった上

(その上、途中で雨が降って来てもお構いなしである)

 

出てくる肉はみんな靴底のような固さだったのだが、

 

そんな中でも

 

私にとって楽しみだったのはハンバーグであった。

 

イングランドでは一般的なのか

 

はたまたあの地域だけ局地的ブームだったのかさておき、

 

私の行くBBQでは

 

必ずと言ってよいほどハンバーグが網かプレートで焼かれていた。

 

この網焼きハンバーグは私の好物で、

(ハンバーグなら表面が消し炭でも中は食べられるという生存戦略的な理由もあったが)

 

そしてBBQで唯一美味しいと思える食べ物であった。

 

そんな経験からBBQや焼肉というと

 

なんとなくハンバーグが思い浮かぶ体質になってしまった私。

 

もちろんカルビやタンも大好物なのだが

 

時々ふと、ハンバーグをプレートに乗せて焼きたくなるのである。

 

 

 

という話を先日知人にしたところ、

 

結構全力で

 

「いや、ハンバーグはないで、ハンバーグは。それはないわ。」

 

という反応をもらった。

 

 

焼肉でハンバーグ、そんなにダメ・・・!?

 

 

だとしたらちょっと悲しい。

 

 

 

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