3週間ほど前、
首都エディンバラに行く機会があり
その時に大手服飾ブランドP社でカーディガンを買った。
が、どうやら縫製が大分甘かったらしく
ほんの2回着ただけで
その時に大手服飾ブランドP社でカーディガンを買った。
が、どうやら縫製が大分甘かったらしく
ほんの2回着ただけで
首元がほつれて大穴が出現。
交換したいのはやまやまなのだが
交換したいのはやまやまなのだが
なんせ我が家はスコットランドのド田舎。
最寄りの店舗まで行くのに
最寄りの店舗まで行くのに
日本円にして片道1700円かかる。
カーディガン自体の値段が1000円なので、
返品のためだけに往復3400円は
カーディガン自体の値段が1000円なので、
返品のためだけに往復3400円は
あまりにアホらしいと返品を渋っていた私。
郵送してみようかとも思ったが
しかしHPで
『不良品の場合でも郵送返品お断り。
郵送してみようかとも思ったが
しかしHPで
『不良品の場合でも郵送返品お断り。
3週間以内に来店するなら交換します』
と大変強気の姿勢だったため
と大変強気の姿勢だったため
もはや早々に諦めた。
が、本日、
が、本日、
期限の3週間ぎりぎりに
なんとグラスゴーに行く機会が浮上したため
今こそこの不良品の落とし前をつけてやるぜ
今こそこの不良品の落とし前をつけてやるぜ
と意気揚々P社に乗り込んだ私。
早速ほぼ新品のカーディガンの大穴を見せ説明をすると
カスタマーサービスのお姉さんに大変良い笑顔で
「えーと、交換ですね。No problemですよ☆」
と返答された。
いや、No problemも何も
そもそもお宅の製品に問題があったから
早速ほぼ新品のカーディガンの大穴を見せ説明をすると
カスタマーサービスのお姉さんに大変良い笑顔で
「えーと、交換ですね。No problemですよ☆」
と返答された。
いや、No problemも何も
そもそもお宅の製品に問題があったから
今わざわざここにいる訳なのだが、
その件に対するごめんはないのか。
とはいえ、まぁ、
その件に対するごめんはないのか。
とはいえ、まぁ、
そこは言葉のアヤと文化の違いと言われれば
確かにその通りなので
黙って交換してもらうことにした私。
するとカスタマーデスクのお姉さん、
黙って交換してもらうことにした私。
するとカスタマーデスクのお姉さん、
今度はこれまた良い笑顔で
「じゃあ下の売り場までこれと同じカーディガンを
「じゃあ下の売り場までこれと同じカーディガンを
取りに行って来てもらえますか?」
と言う。
と言う。
私が行くんかい。
カスタマーデスクは2階一番奥、
1階はフロア全体が広大なレディースの売り場。
そしてグラスゴーの店舗に来るのが初めての私は
そしてグラスゴーの店舗に来るのが初めての私は
カーディガン売り場の場所なぞ知らない。
しかし逆立ちしても
「いや誰かに持ってこさせてください」
などと言えるはずもない私は、
しかし逆立ちしても
「いや誰かに持ってこさせてください」
などと言えるはずもない私は、
すごすごとカーディガン探しに向かうしかない。
案の定ジャングル並みに広大なフロアで迷うが
案の定ジャングル並みに広大なフロアで迷うが
なんとかカーディガン売り場を発見。
しかしここで問題発生、
私が購入したものと同じ製品が見当たらない。
仕方がないので近くの店員を捕まえ
しかしここで問題発生、
私が購入したものと同じ製品が見当たらない。
仕方がないので近くの店員を捕まえ
一から事情を説明するも、
「えー?カーディガンコーナーにありませんでした?
「えー?カーディガンコーナーにありませんでした?
ちゃんと良く探しました?」
と明らかにやる気のない対応。
探したが見つからないので困っている旨を再度伝えると
「見当たらないなら無いんじゃないですかね。」
とそそくさと逃げられてしまった。
と明らかにやる気のない対応。
探したが見つからないので困っている旨を再度伝えると
「見当たらないなら無いんじゃないですかね。」
とそそくさと逃げられてしまった。
いや、在庫くらい確認してくれ
と思う私は図々しいのだろうか。
見つけられないものはどうしようもない為、
仕方なく再度カスタマーカウンターへ向かうと
先ほどの陽気なお姉さんは他の客の対応中で、
今回の担当はやたら不機嫌なおばちゃん店員だった。
再度先ほどと全く同じ説明をさせられ、
交換希望だったが交換するもんがないので返金を要求。
するとおばちゃん早口でなにかをまくしたてるが
あまりに早口+訛りが強く、
先ほどの陽気なお姉さんは他の客の対応中で、
今回の担当はやたら不機嫌なおばちゃん店員だった。
再度先ほどと全く同じ説明をさせられ、
交換希望だったが交換するもんがないので返金を要求。
するとおばちゃん早口でなにかをまくしたてるが
あまりに早口+訛りが強く、
ところどころよく理解できない。
私 「え?すみません何ですか?」
店員 「だーかーら、買った時と同じクレジットカードを持ってこないと、
私 「え?すみません何ですか?」
店員 「だーかーら、買った時と同じクレジットカードを持ってこないと、
交換出来ないっつてんの。分かる??」
私 「あぁ、それならありますよ。ちょっと待ってくださいね・・・」
店員「カードがないなら、返品は無理だからね!」
いや、いくら「店員は神様」の英国とは言え、
私 「あぁ、それならありますよ。ちょっと待ってくださいね・・・」
店員「カードがないなら、返品は無理だからね!」
いや、いくら「店員は神様」の英国とは言え、
限度ってもんがあるんちゃいますか・・・・・・。
と胡散臭い関西弁で内心突っ込みつつ、
なんとか返品を完了した私。
結局最後まで誰一人として
結局最後まで誰一人として
謝罪の言葉などかけてはくれなかったが
悲しいかな、
悲しいかな、
もうそんなことは慣れっこになりつつある私であった。
