
前回のブログで書いたように、スペイン語の職務経歴書をいろんなホテルに送りまくっていた私。
その結果、なんと初めて「五つ星のホテルチェーン」から一次面接の連絡をもらいました!
実はこのホテル、最初にインターンを探していたときに一度連絡したことがある場所なんです。
当時は四つ星ホテルのインターンを始めたばかり。でも、そのインターンをわずか3日で辞めたあと、ルート営業のように、脚を運びながら、別のインターン先を探していたときに応募していました。
そのときは相手にされず、やさしいディレクターから「頑張ってね」とだけメールをもらったのを覚えています。それが今回、まさかの面接のチャンスがもらえるなんて…本当に驚きました。
あれから私は、インターンなしでも無事に修了証をもらい、一時的にですが就職も経験しました。
たとえ短期間でも「スペインの会社で働いた」という実績ができたことは、日本のように、スペインでの職業訓練がしっかりとない場合には、かなり強みになるようです。
つまり、インターン先を早く見つけて、なんでもいいからまず働く場所を確保する。それをCVに載せる。
それだけで、スペイン語が現地の人より弱い、私のような外国人にとっては、大きなステップになるんです。
もちろん、スペインは“コネ社会”でもあるので、運がよければすぐに就職できる人もいます。
でも、ほとんどの外国人は、毎日少しずつスペイン就職の壁を乗り越えていってるのが現実です。
さて、今回の面接。
正直、「これは通らないだろうな」という直感がありました。
というのも、相手は世界中に展開する五つ星ホテルチェーン。
でも、結局はスペイン国内企業なので、求められるのはスペイン語でのビジネス対応力。
それも“プロ中のプロ”レベルです。
たとえ日本語ではしっかりとビジネス対応ができても、スペイン語で同じレベルを求められるのは、まだまだ難しい。
これは日本で外国人が働くときも同じなので、「厳しい」とは思うけど、「仕方ない」とも感じます。
一方で、3つ星ホテルやホステル、アパート系の仕事では、そこまで完璧なスペイン語や対応力は求められません。
外国人にはある程度の言葉のミスも理解してくれるし、会話レベルも柔らかめ。
実は今、別の旅行者向けアパート管理会社からも面接の連絡が来ています。
次回はその面接の様子について書こうと思います!




