改めまして、スペインのホテルでインターンシップを始める前の日本人です。

前回のお話:

→①職業訓練学校のオンラインコースを完了
→②インターン先を探す
→③1次面接
→④2次面接?(面談?)を全て完了してから、

1週間後にDirector (ディレクター)からWhatsApp (ヨーロッパのLINEのようなアプリケーション)へ連絡が入りました。

内容は、『貴方の初日は◯月◯日です。シフトは後からお伝えします。 Bienvenida (ようこそ!)』と言う内容でした。

さぁ、もう後にはひけないぞ、(笑)と言う心境です。全く緊張感がないよりは良いかもしれませんが。

まずは、インターンシップの機会を得た自分を褒めてあげましょう!👍👍👍👍👍👍👍


もし、職業訓練生なら誰でもOKな場合は、わざわざ面談する必要ないですからね。


今回働く予定のホテルは大型チェーンではないが、ランクは三星~四ツ星に該当する。


お部屋にジャグジーがついていたり、屋上にプールがあったり。🙌🙌🙌


    

つまり、フロントスタッフ=会社の顔


・見た目(表情)も判断材料

・マナーがある話し方ができるのか?

・1~10まで教える必要があるのか?


 

面接官からは『日本では経験者であるインターン』と認識されている。


実はIndeedのこのホテルの求人は3種類あった。


①インターン (理論+実習週26時間を9ヶ月間) 

月給1000€(16万円)~

※ただし30歳未満


②経験者 (※フランス語+英語が必須)

月給1400€(25万円)~


③ディレクター(※英語上級C1以上)

月給 2800~3000€(50~55万円) 


↑からわかるのは、インターンにお給料を払ってでも訓練させたいと言う会社の方針なんだ。


・因みに、私の訓練学校は100時間無給インターンをする事で資格がもらえる。


・そして私は30歳以上だから、ホテルのインターン採用枠には当てはまらない。(笑)


・経験者採用には、フランス語が不足していた。


・スペインのホテルで3年以上働いていないので、Director には未だなれない。


    

まあ、インターン採用される人達は有給で働けるからラッキーかもしれません。でも、多くのスペイン企業がする例の...『人件費削減トラップ』にはめられた契約書(9ヶ月)......。



 

本来なら、どの企業も3ヶ月過ぎると試用期間が終了するはずなのに。


ただし、『十分な経験をリスクなしに詰むには、素晴らしいプロセス』なのは確かだ。👍👍👍 ただしどれだけ頑張っても9ヶ月間は月1000€程度。


    

でも『自国で就業経験がある大人の私(達)』には、その方法は遠回りすぎる。


理論学習が現実の世界でほとんど使えないと知っているからだ。


今回、なんとかして💪💪💪


100時間研修(1ヶ月)=週5日の毎日5時間勤務のうちに、『完璧ではないが、信頼できる大人の従業員』と言う印象をもって貰う必要がある。


   

じゃあ、どんな準備をしたら良いのかな?



 

もし私が雇用主なら、こんな人がほしい!と言う視点から事前準備をする。



①ホテルの公式サイト、Booking.comやトリップアドバイザーにてホテルに関する知識を学ぶ。※事前に先輩に確認したい質問リストを用意。


②特にお客さんからの口こみやクレームを理解しておく。


③ホテルで利用されているであろう、予約システムの使い方をYouTube で勉強。


④チェックイン・アウトのスペイン語と英語の台本を準備して、スラスラ言えるように。※どうせ、決まり文句はほとんど同じ。


↑くらい準備していたら、初日の気の持ちようがぜんぜん違うはずだ。


スペインは日本のように、『手取り足取り教えてくれる』人が非常に少ないとよく聞く。

私の見立てでは、『未経験でもスタートアップ会社で学べる素養がある人達』を求めているのだと感じた。


もちろん、何度も同じ事を質問される人達も嫌かもしれないが💦



最初の1週間での職場での情報収集+理解力にかかっているのは確かだ。これが日本語なら簡単だが、中途半端な外国語(スペイン語)と言うのが、嫌でもハードルになる。💦