夢を信じた親子の10年後~あの日の約束と花輪の物語~ |  桑名市のピアノ教室 明日香先生のレッスンブログ

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こんばんは。

三浦明日香ピアノ教室でございます。

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  みなさんには、夢がありますか。

私には、子どもの頃からたくさんの夢がありました。
実現したものもあれば、叶わなかったものもあります。
その中で「ピアノ」という夢は、形を変えながらも、今こうして続けていること自体が、一つの実現なのかもしれません。

話は少し変わりますが、私には一人息子がいます。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

彼もまた、小さな頃から夢を見る子どもでした。
私は、その夢を叶えるために全力を注ぎました。
ピアノ指導は大きくセーブし、細々と続ける形に。
すべてを手放すことはできなかったけれど、それくらいの覚悟がなければ、彼の夢には届かないと思ったのです。

親子で四つに組むように、同じ方向を向いて夢に向かって進み続けました。

やがて当初の夢とは違う形でしたが、彼が上京する時、ひとつの約束を交わしました。

「あなたは必ず帝劇に立つこと」
そして私は、もう一度ピアノ指導を本格化し、発表会を主催する。
その時に――大きな花輪を贈ってほしい。
その花輪の下で、生徒たちが写真を撮るから。
だから、必ず成功してね。

そんなふうに笑いながら送り出しました。

もちろん、陰では色々言われていたことも知っています。
「バカな夢を見ている」と。

それでも、私たちは気にしませんでした。
目の前の目標に向かって進んでいると、不思議と外野の声は届かなくなるものです。

彼を送り出して10年。
私は念願だった発表会を主催することができました。

そして彼は約束通り、大きな花輪を贈ってくれました。
その花輪の前には、生徒たちが写真を撮るための長い行列ができていたそうです。
思わず笑ってしまうほど、嬉しい光景でした。

夢は、努力だけで必ず叶うものではありません。
運も必要です。タイミングもあります。

それでも、努力をしなければ何も始まらない。
それもまた、確かな事実です。

夢半ばで諦めてしまった人たちも、私はたくさん見てきました。
だからこそ、今、夢や目標を持たずに過ごしている子どもや大人を見ると、少し寂しく感じてしまいます。

未来ある子どもたちには、ぜひ夢を持ってほしい。
私たちは、何百万分の一という確率をくぐり抜けて、この世に生まれてきたのですから。何も怖がる事なんてないと思います。

夢は、完璧に叶わなくてもいい。
けれど、しっかり努力し、計画を立てて進めば、必ず近づくことはできると私は信じています。

そして何より、夢を描き、目標に向かって進むその過程こそが、かけがえのない経験なのです。

今日は、少しだけ夢を叶えた親子のお話でした。