新作の詩。作成当時の心境から全体的に暗い作品になりました。
何もない
何もない
あなたには
見えるかな?
わたしには
何もない
色がない
形がない
わたしには
何もない
何か聞こえる?
何の音?
僕には聞こえない
ねえ教えてよ
僕にもわかるように
ねえ聞かせてよ
僕にも聞こえるように
少し休もうよ
少しでいいから
ねえってば
聞いてよ
僕の話
聞かせてよ
君の気持ち
何でもいいから
見つけたい
何でもいいから
掴みたい
何でもいいから
何もない場所は
淋しくて哀しいから
消えないでほしい
繋がってほしい
もう戻れない
もう帰れない
あの日々はもう来ない
二度と来ない
笑ってほしい
あの頃みたいに
無邪気に
偽りの関係
そんなものはいらない
嬉しくたって
悲しくたって
春は来る
いつでもいい
少しでもいい
優しさがほしい
大切なものが
そこにはあった
落書きをした
悪戯をした
夢を描いた
でも失った
蝋燭の火は消え
何も見えなくなった
永遠の闇に溺れた
永遠の影に沈んだ
永遠の渦に呑まれた
終わった
何もかも終わった
いいことも悪いことも
結果なんて知らない
答えなんてない
花のように愁い
風のように舞い
君は思い出に
なっていった
僕の思い出に
なっていった
終焉
永遠
春風
惜別
虚構
休符
無音
空白