私は童謡と唱歌が大好きです。


童謡と唱歌の違いを「唱歌は、小学校唱歌で小学校の教科書に取り上げられた歌。童謡は子供の歌。」と言っている人もいますが、どうなのでしょうね。


同じ歌を童謡というときもあれば、唱歌というときもあるようですが・・・


いずれにしても、童謡と唱歌はしばしとば聴きますし、ときには自分でも歌います。


二十歳ぐらいの頃、熊本市内のあるレコード店でひばり児童合唱団が歌った「春の小川」を試聴したときの強烈な印象は、今も私の記憶の中に鮮明に残っています。ほんとうに脳天までジーンときたのですから。


その頃から、ときどき童謡と唱歌のレコードを買うようになりました。


現在までに購入した童謡・唱歌のレコードとCDは、合わせて20枚ぐらいになります。


大好きな歌はいっぱいあります。


夏の代表的な歌で「夏は来ぬ」がありますが、この歌が持っているの情感がなんともいえないくらい好きで、私は初夏になるとこの歌を聴いて、“ああ夏が来たんだ”と感じています。


 卯の花の匂う垣根に 

 時鳥(ほととぎす)早も来鳴きて 

 忍び音もらす 夏は来ぬ


この歌の私のお気に入りは、NHK東京放送児童合唱団がオーケストラの伴奏で歌っているものです。


夏では他に、「たなばたさま」「うみ」(うみは ひろいな)「海」(松原遠く 消ゆるところ)などがありますね。


夏以外の季節の名歌や、季節に関係のない名歌もたくさんありますが、これらについてはいつの日か語ってみたいと思います。


ほんとうに童謡と唱歌はいいですよ。