△▼『三白眼オトコ』と『映像マニア』の危ないしゅうかつ・虎の巻!!▼△ -7ページ目

『小さな巨人』との邂逅   byゲイス

 

 

美容より   心の整形   必要か by ゲイス

 

 

 

 

 

さて・・・・・

 

本屋にて『自己分析』に眩暈を覚え、仁王立ちした私の瞳は彼岸花であった。

 

数秒ほど立ち尽くしていただろうか・・・・・

就職本コーナーの群集の中に、見たことのあるうしろ姿を発見した。


やや! あれは・・・・・

 

 

 

特徴のある丸い頭

 

へばりついた天然パーマの短髪

 

群集に埋もれてしまう身長166センチメンタイコ

 

しかしながらがっしりとした体躯

 

それをどっしり支える尋常でないフクラハギの強靭さ

 

 

 

 

J・O橋ではないか・・・・・・・

 

 

 

私が心中、そう呟いた瞬間、隙の無いJ・O橋はすぐさまこちらに振り返った。

気配を感じたのであろうか。

昔からそうだ。こいつは隙がない。

 

 

振り返るその顔面はまるで平安の麻呂の如きのっぺり感----------やはりJ・O橋であった。

 

私が漫画研究会に入る傍ら、何故か入部してしまった野球部の同期。

 

50メートルを6秒前後で走る男。 

現役で我が大学の看板・経営学部に入学し、野球部では1回生からレギュラーを奪取し、プライベートでは常に彼女を絶やさない男。

 

小さな巨人。

我が野球部のトップランカー。

 

補欠どころか、ベンチにも入れない私にたまに優しい声を掛けてくれる、J・O橋

後輩の面倒見もいいが、ゲイスの面倒見もいい。

  

もう一度言う。

小さな巨人J・O橋(身長166センチ)

 

 

なぜ君がそこにいるか?

 

 

私が心中、そう問い掛けるや否や、J・O橋はタッタッタとグラウンド上でのいつもの軽やかなステップで、私との間合いに詰め寄った。

 

間合いに入られた私は、何故か心に繊細なさざ波がたち、機先を制しなければならない気持ちに駆られた。

 

「やあマルガリータちっくに何してるのJ・O橋、就職活動かい?」

 

J・O橋は私の質問に微笑でうなずき答え、逆に間髪入れず問うてきた。

 

「ゲイス、こんなところで会うとは思わんかった。意外やわ。通り掛かり?それとも就職活動やってるの?」

 

どっしりとした問い掛け。

優しい眼差し。 

そう問われた瞬間私の頭に、とあるフラッシュバック

 

            ↓

 

2ヶ月前・野球部が冬のOFFに入る前、練習の終わりに体操をしながら同回生数人で就職活動の話題で盛り上がっていた時、輪から外れていた私J・O橋が私に話を振ってくれた。

  

 

「そういや、美術学科のゲイスって就職活動とかやるの?」

 

「我?まあソニーがスカウトにでもこれば腰を上げるかもねドスコイ」

 

 

我ながら奇天烈な物言いだった。

一生懸命、就職について語る同回生に礼を失している。

気を回して質問してくれたJ・O橋にも失礼である。

そこで 「何だこいつ」 となっても仕方ない。

幼少より私はこの捻くれた問答で友人が少ない。


しかし優しいJ・O橋は私にこう言った。

 

「ゲイスは独特の感性があるから、人事に気に入られそうやけどな~」

 

何ていい奴。

 

しかし・・・・・私はそのコメントを 「そうかね」 の一言で流してしまった。

 

何てあまのじゃくゲイス。


 

そして何よりの矛盾・・・・そんな就職活動に真摯に取り組む方々をある種馬鹿にした物言いの私が、今何故本屋の『就職活動コーナー』で眉間に皺よせ、仁王立ちしているのだ・・・・・。

  


フラッシュバック終了。 

 


「ゲイス、こんなところで会うとは思わんかった。意外やわ。通り掛かり?それとも就職活動やってるの?」

  

彼のどっしりとしたこの問いかけに私は、首をガクガクさせながら、

 

「うん、通りすがりやけどまあやるかってかいや、まあお手並み拝見ってとこかな」

 

完全不可解・不明瞭・1次面接落ちな言動を取ってしまった。

 

 

懐の大きいJ・O橋は全てを察してくれたのか・・・・・

 
その後、私に就職活動のイロハをレクチャーしてくれた-----------スケジュール、リクナビ、様々な用語、企業名、戦略、昨今の就職環境。

 

うむ。
みるみる視野が開けるではないか。
用語の意味もおおむね掴んだ。
さっそく今夜はリクナビに登録せねばなるまい。

 
さすがだ。さすがチームの切り込み隊長。
就職活動にもすでにかなり切り込んでいる。

 
彼は「就職活動」も「シューカツ」と爽やかに略す。
そしてなんと彼はこの時点ですでにOB訪問を5件も済ましていたのだ。
そして更にはSPIを「スパイ」と黙読していた私をやんわりと否定もしてくれた。

 
そして更にはA新聞営業職の青田刈り情報まで彼は私に供給する。
  
つまり、2つ上の野球部先輩が、今度我々3回生の後輩をお茶に誘っているというのだ。
そこには先輩の上司も来るらしく、そこで見初められればそれはつまり・・・そういうことらしい。
 
なんだそれは。
そんなフライング制度があるとは・・・・・。


しかし・・・・・救世主J・O橋である。 

これだけの情報をこの短時間で分かり易く、かつ、オブラートに包んで私に呑ませてくれるとは・・・・・

私はこの小さな巨漢の前では無垢なBABEであった。

  

 

そして・・・・・

 

 

このドカベン里中を見ていて、ふと私は思った。

 

このJ・O橋、この男ならば・・・・・・『自己分析』のなんたるか、を知っているやもしれない。

 

私はJ・O橋の滑らかなトークを遮り、人差し指をピンと立て、「最後にひとつ聞いてもいいかい盟友?」という枕詞を付け、彼に思い切って問うた。

   

 

 

 

 

「自己分析ってやってる? またやっているならばどうやっている?」

 






☆女性戦士限定! 面接セルフプロデュースのススメ!

ニーはおマ。


さて、今日は面接女性戦士に送るスーパーブログの紹介だ。


http://ameblo.jp/self-style/


ここの主催者は、女性が自分を素敵に美しく魅せる為に研究している!


もちろん、面接で使えることは必至だ!!


女性面接戦士諸君は、是非参考にしてくれ。


このブログの内容を今後、面接用に俺がトランスレーションしていく。


交互期待ラブラブ

『自己分析!?』 @本屋にて

 

 

にらめっこ  267機会  負けなしよ        byゲイス

   

   


  

  

さて、キュウリとの会話により、私の中に芽生えた焦燥感はモノホンだった。 

蝿が街灯に吸い寄せられるかのように入った駅前の本屋で、私は一目散に「就職活動コーナー」へと向かった。

  

するとどうだ、雨後のたけのこ、人の群れ。

この本屋で一番の人口密集。
皆、血眼になっての立ち読み。

何故か腕を組んで仁王立ちし、全く動かない輩も数人。

  
しかし群集のオーラがすごい。

  

 
どこか不安げ、どこかセンチメンタル
   

 

 

ともかく私は一冊の本を手に取った。

まず私が確認せねばならないことは「スケジューリング」である。

まさかもう「手遅れ」ということもあるまい。

まだ1月半ばだ。

 

そう思いながら、おっかなびっくら「就職活動の基本」的な本を開く。

隣のレディに覗き見されないように、肩肘を張る。

 

「就職活動の流れ」・・・時期ごとに学生がやるべきことや、主要業界の採用活動時期が示されている。

 

 

「企業インターン」                         夏~秋

  ↓

「就職ガイダンス」「自己分析」「情報収集」「OB訪問」   秋~

  ↓

「資料請求」                           12月頃~

  ↓

「エントリーシート・履歴書」                  1月頃~

  ↓

「会社説明会・セミナー」                    2月頃~

  ↓

「筆記試験」 「面接」                      3月頃~

  ↓

「内定」                            いけてる人~

 

 

 

テレビ局や外資系企業など、一部早い採用活動を行っている企業を除いては、おおまか上記のスケジュールが目安のようだ。

うむうむ、まだ致命的に手遅れてはいない。

 


さんくす、キュウリto meet you。

 

まさか君の言葉によって

 

 

「漫画家・画家で食ってはいけない

院にも教師にも、もはや興味が無い」

        ↓

「就職活動をせねばならない」

 

図式に気付かされるとは・・・・・

 

 

ともかく私は安堵した。

 

①まだ手遅れでない、ということ

②今まで漠然と巷で見聞きしていた就職活動が上記の要素で構成されている、という中身を確認できたこと

 

 

そこから私はまず頭の中でいつもの 『整理・図式化・消化作業』 を行った。 

この本を信じるならば、この1月半ばまでにやっておくべきことは下記である。

 

「企業インターン」                         夏~秋

  ↓

「就職ガイダンス」「自己分析」「情報収集」「OB訪問」   秋~

  ↓

「資料請求」                           12月頃~

  ↓

「エントリーシート・履歴書」                  1月頃~

 

  

「企業インターン」・・・野球部では誰もやっていなかったはずだ。

「就職ガイダンス」「情報収集」・・・本を利用して追いつけるであろう。

「資料請求」・・・今日帰ってやろう。

大丈夫。

 

上記の項目に私は微塵も動揺はしなかった。

 

私がもっとも眼を見開いた項目はこれだ。

 

 

「自己分析」

 

 

・・・「びくっ」ときた。目が血走った。

 

 

幼少の頃より図書館に入り浸り、森羅万象に頭を押し潰されてきた私だが、唯一解せないもの・・・・・

 

それが  『自分』  だった。

 

「私は一体どのような人間なのか」

 

昔から解せなかった。

  

時折悶えていた。

  

鏡を見る度に思っていた。 

 

「俺って得体の知れない顔つきをしている」

「俺って得体の知れない目をしている」

  

  

母は幼稚園の浅岡先生にこう言われたらしい。

 

「ゲイス君はいつも私をじ~っと無表情で観察するんです。何を考えているのか分からない時が95%ですね

 

母はこう答えたという。

 

「先生、ゲイスが1歳にも満たない時から私もそう感じていました。ゲイスはお乳を飲む前に、まず私の乳首を舐める回すようにじっと眺めているんです。この子は乳首を見ながら、何を思案しているのか、時折にやりと笑うし、わたしゃ、乳首の毛穴でも見られているんじゃないかと、赤ちゃん相手にどぎまぎしていましたよ」

 

 

私を分析する・・・・・

 

「自己分析」をしていないと「エントリーシート・履歴書」も書けないらしい。

  

 

 

私はびくっとした。

  

 

その際限の無い宇宙の旅にどよめいた。

 

やっかいだ。

やっかいなことからはいつも逃げてきた。 


しかし今回は逃げるわけにはいかないようだ。

事実、私は逃げなかった。 

 

私は就職活動コーナーに居並ぶ他の数人と同様に、しばし仁王立ちしていた。

 

 

その仁王立ちから数時間後、私の

  

「自己考察」→「自己認識」→「自己真理」→「自己ブランド管理」戦略

  

が始まる。

 

 

 

私はブス(不美人)です…。大丈夫ですか? (BYマイケル)

チャオ!就職戦士のみなさん。
今日もビバってきたかい?


春風が吹く今日この頃。
風が吹いただけでも体の痛い、
痛風気味のマイケルだ。


おそらく上海ガニの食べすぎが原因だろう。



さて、今回の質問メールは、三重県津市の了解ポンキッキ子さん(22歳)からのお便りだ。


今回の質問は…

質問:私は自分で言うのもなんですが、容姿が良いとはいえません。
    やはり、かわいい子の方が就職に有利なんでしょうか?

というかなり悲痛な質問だ。俺は痛風だ。


結論から言う。



答えは…


激しく…


残念ながら…



イエス!ダブルイエッス!!


だ!


やはり、美人であると第一印象は圧倒的に有利だ。


男も美男であることに有利であることは間違いないが、
私とゲイスはそうでないにもかかわらず就職活動を戦ってきたことから、
女性ほどは関係ない。


も一度言う、美人である方が圧倒的に有利だ。
女性に関して言えば残念ながらイエスだ。


ただ、
なぜ、美人が有利かを教授することで、
君が不美人であっても可能性があるが見えてくるから安心しろ。



美人である

まわりがちやほやする

立ち振る舞いに自信がみなぎる

より、美人になる

さらにまわりがちやほやする

さらに立ち振る舞いに自信がみなぎる




美人の上に面接で自信のある応答が可能

内定


となる。


つまり、美人は自分に自信を持っていることが
良いスパイラルを生み出す。


さらに、昔よりは最近少なくなったとはいえ、
日本の会社においては面接官がほとんど


中年の親父だ。


20そこそこの若くて美人の子が面接に来ただけでOKしまう勢いだ。



さて、これで不美人が圧倒的にフリであることを確認した。

では、美人ではない、加えて不美人の君はどうすればいいのか…


自信とは付け焼刃でできあがるものではない、
今まで生きてきた環境や状況の蓄積でできあがるものだ。


なので、自信を持て!


といっても難しいので、ここで自分に自信を持つ為の簡単な
今日は簡単に自分に自信をつける、2つのエクササイズを紹介する。


①SEX
もちろん、これはホルモンの分泌から色気が増す。
さらに、本能が満たされると余裕が出、それが自信につながる。


彼氏にいつもより多めにねだるんだ。
彼氏のいない子は、とりあえず彼氏を作ってみるといいだろう。
その際、選り好みはするな!
(君が男性の場合も同様だ)



②鏡を見る
俺の相方ゲイスは、暇があれば鏡を見ていた。
例えば、エレベーターが1Fから2Fにいく数十秒の間でも
そのエレベーターに備えつけてある鏡をかなり近い位置で眺めていた。


マイケル「何してるん?」
ゲイス「…あっ、えッ!? ああ、いや~、俺かっこいいな~」


これだ。


奴は、これが最大の武器だった。
ゲイスまでいくとマインドコントロールどころか、
狂信的なものに近いが、自分にそう言い聞かせるのはかなり重要だ。


君が思っているほど君を人は見てはいない。
なので、自分で勝手に自信を持つという方法だ。


続きは、また今度。


再会!(ザイチェン!)

圧迫面接論 追加!

最近・・・

 

『スパや銭湯で水底から ブクブク ブクブク と湯が溢れるように湧き上がり、「常にお湯は入れ替えてますよ、清潔ですよ」というアピールをしているが、なぜか一向に湯船から湯が溢れない・・・・・

 

という現象が頭から離れず、夜も眠れず、延々と湯に浮く縮れ毛が閉じたマブタをリフレインしている私は、下記の相方の文章に付随文を付け加えねばならないと感じここに記す。

 


 

圧迫面接してくる人間は


「ただ疲れているだけ」

 

の奴もいる。

 


そんな困ったさんは 眼を覚まさせなければならぬ!! 


眼の覚まさせ方は・・・・・ここまで我々のブログを読んでいる方はもう答えが何となく浮かんでいるはずだ。


いいね。 そこから先は自分で考えるのだ。


この前も書いたが・・・・

 

 

 


『答えは自分ブランドの中にある』

 



 以上。

 


 

 

  

 追伸:

 

先日のマイコウの


 『放屁』


これも実はイイ


緊張の余り、 プリッ という感じなら 断然アリだ。

気合を入れ過ぎたが為に プッ という感じなら 断トツにアリだ。

 

「○○大学 ゲイス義男です!! プッ 

「第一志望は御社でございます!! プルッ 


面接官は一瞬で眼が覚めると同時に、面接会場ではなかなかお目にかかれないその超常現象に、心躍り、椅子にもたれ掛かっている面接官も前のめりになるはずだ。


それに将来君が面接官の立場になり、学生を面接している状況を想像してみろ。

 

 


そんな学生、すこぶるかわいい奴じゃないか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

面接は・・・・・・『表現の場』 である。

 

 


☆ 圧迫面接攻略法!きみの瞳は摩天楼 ☆

就職活動ファイターの皆さん、こににちわ!


OBとダフりでゴルフ場内を走り続けて、筋肉痛の
最近、ゴルフをはじめたマイケルだ。


今日、「マイケル&ゲイスへの質問」 メールできたお便りは…



神戸市春日野道の「蛍光校正横分」くん(23)からの質問だ。



「圧迫面接でビビッてしまいます。圧迫面接の攻略方法を教えてください。」


という切実な訴えだ。



伝授しよう。



■圧迫面接前提
・面接官はあえて圧迫している。



■圧迫面接前提の背景
大きく、以下の3点を面接で検証されている。


・度胸があるかどうか?
・窮地からの立ち直りが可能かどうか?
・ストレス耐性があるかどうか?


以上から恐れるに足らないことを肝に銘じておくんだ。
これだけで、相当、気分が楽になること間違いなし。



余談だが、
圧迫と対照的なものに、フレンドリーなものもある。
フレンドリーなものの奥には、できるだけ話やすい環境にし、
本音を聞き取るというスタイルだ。
リクルートはこのスタイルを取ることが多い。



さて、圧迫面接攻略の鍵は、
ひとことで、



「気にするな」



これに限る。



つめられても、聞かれていることに対して、答えるるだけで問題ない。
おそらく、面接官魂として、目が泳ぎ、動じるまでつづけることが
予想されるが…

やはり、



「気にするな」



これに限る。
これだけで、上記の3つのポイントをクリアーしてしまう。


余裕のある人や、やっぱりビビッてしまう人に対してアドバイスできることは、

あえて、ビビッているフリをして相手の自尊心をくすぐる戦法がお勧めだ。



目が潤んでもいい!


体がギコチなく動いてもいい!


言葉をカンでもいい!



ただし!
的確に質問に対する答えを返せ!

ビビッてしまったら、

圧迫面接前提である

「面接官はあえて圧迫している。」

ということを思い出すために、


1秒~3秒、心で深呼吸をし平常心に戻れ。


俺は…

圧迫面接時に、目が潤み、体がギコチなく動き、言葉をカンで
しどろもどろで面接を失敗した経験がたくさんある。



------------------------------------------
6対6のグループ面接にて・・・


マイケル 「みなさんはVJというものをご存知ですか?」
面接官  「知らないけど、それが何か?」
マイケル 「えっ、僕がじっ学生時代にゅ、やってぅいたもので・・・VJといいまふ!」


これでは…

まったくもって駄目だ。

------------------------------------------


落ち着いて、的確であれば
圧迫面接時に、目が潤み、体がギコチなく動き、
言葉をカンでいてもOKであることは社会人になって気付いた。


つまり、勝手に相手の自尊心をくすぐりながら、
自分の意見を通す、伝えることができる高等テクニックだ。



■まとめ
・面接官はあえて圧迫しているのでまったくもって気にするな!
・気になる場合でも、質問に対する答えをゆっくりと的確に!



以上わかったかな「蛍光校正横分」くん!


がんばだぞ!

『第一志望はどこですか?』という問いに対して・・・・・

昨夜、せっぱつまったメールが我々の元に舞い込んだ。

 

メールの主はハンドルネーム 『モアレは勘弁』 という人物からだ。

なかなかに興味深いHNである。

  

『モアレは勘弁』君からの質問を以下、簡略なチャートに記す。

 
 
 

「面接の最後に『第一志望の企業はどこですか?』とよく聞かれます」

 

         ↓

 

「私の第一志望は商社の三菱商事なのですが、他業界の面接でそれを聞かれると、どうしてもうまく答えられません」

 

         ↓

 

「嘘で『御社が第一志望です』と言った時もありますが、どうしても言葉に感情がこもりませんし、顔もひきつります。第一志望群です』と答えるとカドがたつし、この質問への返答を考えると、夜も寝られません・・・・・第一志望でない企業の面接時にこの質問を受けた時、何か良い答え方はないでしょうか?

 
 

うむ、モアレさん、これはなかなか悩ましいね。

 

しかしまず前提として

「御社は第一志望ではありません」

という答え方はない。

 

「志望度の高さ」

は必ず見せなければならない、 ということである。

 

この前提で踏み外すと面接官から見れば

 

「君は何をしにここに来ているのだ」

 

ということになる。

 

ではいかに、第一志望の企業でなくとも、この質問に不自然でなく、相手に志望度の高さを伝えるか(もしくは第一志望と思わせるか)、というところが争点となる。

 
 

モアレさん、私はずばりとものを言うが、この質問にそこまでびくついてしまう貴方は、もしやするとまだ『自己分析』がうまくいっていないのかもしれない。

 

今後、私の就職活動記録で繰り広げる 『就活:自己ブランド管理』 流の言い方をすると、

 

「自己のブランド」が定まっていない・ぶれている

 

状況と言える。

  
 

では以下に、自己分析(自己ブランド管理)がある程度完成している3人の返答を紹介しよう。

 
 

  

ケース① エントリーシートも面接も容姿も一貫して「体育会系の忠義・孝行人」ブランドを築いている人

 

答えはこんなテイストだ

 

「・・・・・御社・・・・・命、でございます」

(質問に対して少し間を置き、面接官の目を見据え、少し上目遣いにおごそか、かつ、気合に満ち溢れ、この一言をどっしりと言い放つ)

 

 

ケース② エントリーシートも面接も容姿も一貫して「論理的な語り口、スマートな容姿、仕事が出来るヤツ」ブランドを築いている人


答えはこんなテイストだ

 

「私は『第一志望の企業』という概念を、自分の中にそもそも設けてはおりません。偏った情報や視野の狭さで盲目的に企業に惚れる、ということは避けたいと思っています。・・・・・ただ、今までに私が接した御社とのコンタクトポイントでは、総体としてことごとく魅力を感じています・・・・・今日のこの面接の場も含めてですが・・・・・私の中では『期待感』が大変高まっております。・・・・・・・・・御社で働いてみたい、という気持ちは今、非常に強く私の中にあります

(論理的に自らの意思を説明しながらも、最後には感情を込めて、志望度を表現する)

 

 
 
 

ケース③  エントリーシートも面接も容姿も「イケイケドンドンで熱血漢かつ、従順で先輩からはかわいがられる」ブランドを築いている人

 

答えはこんなテイストだ

 

「僕はこのセリフをかまずに発音できるよう、この3ヶ月、カツゼツを鍛えてきました。 (神妙な顔を見せ、間を少し置いた後・・・) ○○○(御社でなく、あえて社名)が私の第一志望企業であります。 先輩方の後輩にさせて頂いた暁には、25時間働きます!!

(このタイプは面接中、すでに面接官にかわいい奴、後輩にしてもいいな、と思わせているという確かな感触が必要。その感触を得られないままでの、このテイストは危険をはらむ)

 
 

どうであろうか。

 

ここに挙げたのは一例である。 その答えは個々人によって千差万別。

 

つまり答えは「貴方というブランド」から導き出される。

 

無論、その場の雰囲気、並びに面接官の性格等、企業の社風等、不確定要素は多々ある。

 

しかしながら『自分』というブランドが確立していれば、あらゆる質問に対する自分の返答は大きくぶれることはないし、的も外さない。

 

つまり、この

 

『第一志望の企業はどこですか?』

 

というある意味、いじわるな質問に対しても、逆に自己の考え方をアピール・個性を主張する時間へと変換することが可能となる。

  
 

さあ、もう一度 『自己ブランド』 を振り返ってみよう。

 

貴方は「どのような人間で、どのように振舞うべきなのか、または振舞えるのか」

 

もしまだ「自己分析ができない、その必要性を実感できない」「面接で答えに窮してしまう」という方には・・・・・

 

これから私が自分の就職活動を素材として展開する

 

『就活:自己ブランド管理法』

 

を一読願いたい。

 

ではまた。

 
 

面接基礎レッスン これでアンタに、余裕が生まれる(BYマイケル)

わっしょい毎度!
最近遠距離恋愛について深く考えすぎて、
思考停止が楽だと気付いたマイケルだ。


みんな元気ING?そろそろ、就職活動も過渡期だね。


さて、今回の質問はこれだ!


「面接の基礎を教えてください。」

※群馬県前橋市ハンドルネーム「もみあげぽっくん」さんからの質問。


良い心がけだ、もみあげぽっくん


基礎の自信は、応答に自信。

基礎がママなら無いと、質疑応答に入っても地に足がつかない。


というわけで、面接導入時と面接終了時の立ち振る舞いの基礎を伝授しよう。
質疑応答以外の立ち振る舞いは意外に重要。


ここで、ポテンシャル(潜在能力)の期待値を面接官ははかるといっても過言ではない。
つまり、第一印象と、最後の印象をいかにスマートに魅せることによって、
すべての印象がよくなる。


■ドアノック
気合を入れてトントントンだ!小気味良く三回だ!
これで、君の勢いを感じてもらえ!


■背筋ピントお辞儀
これは堂々といけ、鏡をみながら何回も練習しろ!

意外に猫背になるから要注意だ。

足の筋がつりそうになるくらい、角度を作ってお辞儀しろ!

深くなくても、背筋はピンだ!


■自己紹介
「○○大学 ○○学部 ○○学科 山田太郎です!」

気合を入れて腹から声をひねり出せ!

多少うるさいくらいでいい。それが許され期待されるのが新卒だ。
ただし、この際、落ち着いてゆっくりだ。

応用編として、

余裕があれば、自分の通り名で紹介してみるのもいい。

例えば、

「○○大学 ○○学部 ○○学科 お母さん想い山田太郎です!」

もちろん、通り名については質問されること間違いないので、

すでに答えを用意しておくこと。


■座れ!
面接官がどうぞといったら、機敏に座れ!
その際「失礼します!」と元気いよく!


■面接(質疑応答)
これはまた別の機会に俺かゲイスから語るだろう…


■立て!
それでは…みたいに面接が終わったら、
「本日はありがとうございました!」
と元気よく言って立ち上がってお辞儀だ!


■退室しろ!
退室前に、一旦面接官に向いて一礼!
ここでも機敏に堂々と、
「それではよろしくお願いいたします!失礼いたしまっす!!」で退出だ。


以上、面接以外の基本だ参考にして欲しい。


簡単だが、極度の緊張で意外にできない。
ここは、朋友と一緒に何度も指摘し合い練習を重ねることで、
安心して面接に望むことができる。


共に就職活動を戦う友人ができたら、

この入室と退室の練習をかなり厳しくお互い評価しあうべきだ。

これだけで、大分違う。これは間違いない。

ろくに挨拶もできない人間は論外だし、

その動きが将来の仕事の動きと想定される。

さらに、新卒ならではかわいらしさを演出できる。


つまり、自分の後輩、もしくは部下にしたいかも・・・

という印象を面接以外で面接官にアピールできるチャンスだ。


さらに、容姿についても指摘しあうことも重要だ。

鼻毛が出てたり、歯が黄色かったり、寝癖だったり、シャツが汚れていては論外だ。

あと口がくさいのもね。

友人が歯槽膿漏だったらはやく歯医者にいくことをすすめろ!


がんばれ。


話がもどるが、
退室の挨拶の時、面接に手ごたえを感じ、もし、余裕があれば挨拶の時に


放屁してやれ!

「プッ」


力んで緊張しているかわいらしさとインパクトで完璧だ!

『三国志』から『就職活動』へ・・・・・意識の変換 (byキュウリ)

 

あれは 1月の半ばだったであろうか・・・・・

 

世間の大学3回生が、就職活動を意識し始めている時期だ・・・・・

いや、フットワークの軽い奴ならば、既に色々と動き始めている頃なのかもしれない。

 

私はその日もデッサンの講義を終えると、一目散に家に帰ろうとしていた。

デルモさんに「お疲れ様」の一言もかけるでなく、依然として三国志のことしか頭に無かった。

 

「今日は絶対にあの城を攻め落としてやる」

 

心に小さな野望が灯ったことを心地よく確認していた。

  

構内の駐車場で愛車『DIOジレンマ』(←50ccスクーター)に跨り、ささっとキーを捻った瞬間、

  

 

「やあ、ゲイス君じゃない?」

 

 

首筋が凍えるような、涼しい声が私に投げ掛けられた。

 

・・・・・いまどき 「やあ」 て・・・・・・

 

 

しかしこの涼しい声はどこかで聞いたことがある・・・・・・・・・・・・・・・ハッ

  

 

振り返る直前に私は声の主を思い出した。


 

 

 

キュウリ  ・・・・・この声はキュウリだ・・・・・

 


 

 

振り返ると、キュウリがやはりそこにいた。

 

 

キュウリは 漫画研究会 (私は1回生の時に少し顔を出していたきり、全く顔を出していない)で知り合った顔が異様に細長い、爽やか青年 であった。

 

容姿のインパクトがよほど強かったのであろう、私はいつも彼の顔を見ると名前を思い出せず、 キュウリと心で呼んでいた。

実際の名前も ナガイ とか、そんな洒落た名前だったような気がする。

 

イメージで言えば、腰にカーディガンを巻いてテニスをやり、スマッシュの時でも微笑を浮かべているような男だ。

いや、イメージではない、奴は実際に白Yシャツに黒ジャケットとという装いで、漫研でもひときわ浮いていた記憶がある。

 

前髪は完全無比なセンター分けで、無論、漆黒の黒髪だ。

 

キュウリはまだ漫画に命を捧げているのだろうか・・・・・

 

キュウリの描く漫画は2年前に見たのが最後だが、独特の世界観に満ち溢れ、下手糞 であった。

リアリティなるものはゼロ。読者の感情移入も許さない。メルヘンの閾値。

 

私は16ページあったその漫画を16秒で読み終わり、キュウリに「やるね」とだけ言い残してグッバイした記憶がある。

 

 

 

そしてこの日・・・・・プレハブの窓から手を振るキュウリは依然としてまぶしい・・・・・

(漫研の部室は駐車場脇のプレハブにあった)


私の細い目には、彼の光り具合は少々やり過ぎだ。


キュウリは人懐こい(と自分で思っているのであろう)スマイルをこれでもか、と私に発射してくる。

 

私は激しく無愛想に左手で ヨッ とだけゼスチャして、走り去ろうとした。

 

するとどうだ。

 

 

「ゲイス君、ちょっとこっちこないか?!」

 

  

キュウリにしては珍しく大きな声を出し、手招きしている。

 

私は早く帰りたくてしょうがなかったが、聞こえていない振りをするにはキュウリのかつぜつがやけに良好であった為、それも不自然だと判断し、スロットルを回してキュウリを威圧するかの如く、猛スピードでDIOジレンマをプレハブに荒っぽく寸止めした。

キュウリが顔を出しているプレハブに激突寸前でブレーキを掛けると、キュウリは少し上半身を反らしながら、相変わらずだな~ゲイスは、といった風な笑顔で俺を迎えた。

 

私はそんなキュウリのねちっこい挨拶笑顔に答えるわけもなく、さっさと用件を聞こうと思った。

  

 

「どうしたん?新作でも見せてくれんの?」

 

 

キュウリは細長い顔を大きく横に振った。

 

 

ん?!

 

 

それ以外に何があるというのだ、キュウリが私を引き留める理由が。

私は年末年始にかなり勢力を広げ、今や中華の3分の2を占めた三国志の世界にいち早く馳せ参じねばならない衝動が体中に満ちていた。

 

私はキュウリのやまない笑顔に多少の苛立ちを覚えつつも、彼のアクションを待った。

そして2秒後ぐらいであろうか、たっぷりと含みを込めた笑顔の後、キュウリは驚くべき台詞を私に発射した。

 

 

 

 

「ゲイス君・・・・・就職活動、頑張ってる???」

 

 

私はキュウリの口から発せられたその文言があまりに予想外であった為、

 

 

 

 

一瞬・・・・・ 

 

 

「ゲイス君・・・・・給食活動、頑張ってる???」

 

 

 

と聞こえた程だ。

私の驚きの度合いが分かって頂けるであろうか。

 

 

「え?キ、キュウリは就職活動やっているの?漫画家になるんじゃなかったん?」

 

「いや、最近はさ、漫画のネタを探しに就職するのもありかな、って思ってて。もしかしたら漫画は職業ではなく、趣味にしちゃうかもしれないしね。ともかく一度社会を見るのも悪くないぜ。ゲイス君は、はっきりいってどうなの?」

 

 

なんだ、そのはっきりいって、というのは・・・・・・しかも以前のキュウリとは違う、私の鋭い三白眼にも、この物怖じしない態度。

 

 

それになんだろう、今、カウンターで私の心に芽生えた 焦燥感 は・・・・・

 

小5の頃、仲が良かった橋野エラフィッツが「俺、実は昨日から塾行き始めてん」とランドセルから塾の月謝を取り出しつつ告白された時のような・・・・・・・・・・・・・

 

「いや、別に俺は・・・・・」

 

「やっぱり脚本家になるのかい?」

 

この詰めるようなキュウリの態度。

 

そういえば、漫研入部当初、新入部員歓迎会で私は「漫画は自分で描く、というよりはストーリーを考える方向で食っていきたいですね、まあ広義で言えば、脚本家に分類されますね」などと、脚本家の仕事さえも理解していないのに、こんな抱負を堂々と語っていたではないか・・・・・

 

私は幾ばくか狼狽していた。              

                                                                           

 

「いや、あれはもう懐古な目標やな・・・・・」

 

 

不可解 だ、自分でも不可解なセリフ。

 

私は話題を変えるべく、プレハブに入ってキュウリの最新作を見せてもらうことにした。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・するとどうだ。

 

 

かつて見たキュウリの漫画には一切存在しなかった 「社会性とリアリティ」 が垣間見えるではないか・・・・・・


 

天使のような人間が飛び回っていた、あの時のお前の劇画はどこへ行ったのだ、キュウリ?

きっちりと「人間」を描き始めているではないか、キュウリ?

キュ・・・キュウリ? 

 

 

いつ・・・・・社会を欲し始めている・・・・・社会と繋がり始めている・・・・・

  

 

私は何も言わず、キュウリに作品を返すと、

 

「じゃあに・・・・」

 

と何とか口を湾曲させながらも、別れの挨拶を搾り出し、DIOジレンマを猛烈に旋回させ、走り去った。

 

 

キュウリがシュウショクカツドウ・・・・・キュウリが就職・・・・・漫画のネタ探し・・・・・社会を見る・・・・・

 

思わぬところから、バッサリ斬られた気分であった。


 

私はどこかで 『将来』 を意識していたのだろう。

しかし面倒くさいし、逃げていた。

いや、正直に述懐すると、私は自分という人間は社会・組織には向いていない、と自分で思い込んでいた。

野球部でも私はどこか、浮いている。

協調性もない。

 

 

しかし・・・・・・心の深淵で芽生えていたのだろう・・・・・『将来に対する不安』が・・・・・

  


 

今日、キュウリに 「シュウショクカツドウ」 という言葉を聞かされ、改めて自らの潜在意識を認識させられた。

   

 


 

我々の学部は教育学部の美術学科。

 

周囲はてんで就職活動に興味を示していない。

そんな話題もほとんど聞かない。

アーティスト になるとか、 教師 になるとか、  に行くとかそんなだろう・・・・・。

 

 

 

マイケル とは秋に海辺で少しだけ、そんな話(就職というよりは将来の話)をしたような気もする。

 

奴は確か 「俺は広告代理店に就職する」 と根拠もなく、熱く語っていた気がする。


私もその時は「まあ、本当に働くんやったら、どこやろうな、出版社 (←デビューできそう)とか サントリー (私は酒に目がない)とかええかもな。まあちょっと働くかどうかは、まだ分からんがね」などと適当に話を合わせていたような記憶もある・・・・・

  

あれからもう3,4ヶ月。

 

 

そういえば、最近を見ない。 

まさかも本気で・・・・・・

   

 

よくよく考えてみると、院に行くつもりも教師になるつもりもない私は、一体どうするというのだ。

 


本当に漫画や絵画や脚本で食っていくのか!?

漫画も小説も、一本たりとも完成させた試しがないではないか。

絵画はゼミ(平面造形ゼミ)の教授から「う~~んゲイス君、良くはなってきているがね~」なるお茶にごしなセリフしか言われたことがないではないか。

ましてや、高校の時までマジでプロに行けると強烈に腕前錯誤していた野球は今やベンチ枠にも入っていない状態だ。

後輩とスタンドでメガホンを叩く日々。あまりにも無残な姿だ。親父が見たら細い目をさらに細めるだろう。

 

私はそんな全ての煩わしいことから、逃げ続けてきたのではなかろうか・・・・・


『将来』・・・・・専門職で食っていく才能も気概もないのなら・・・・・やはり 『就職』 せねばならないのか・・・・・

 


ならば、しゅうしょくかつどう・・・・・なのか?

 

 

キュウリは漫研だが、美術学部ではない。

そういえば、一般教養など、他の学部生と席を共にする講義では、すでにこの時期、就職活動の話をたまに耳にしていた。

 

「昨日、三菱商事の先輩にOB訪問したで」

「お、動いてるな~、どやった?」

「やっぱ、甘かねえな。色々厳しい指摘受けたで。自己分析、もっと頑張れよ、て言われた」

「あ~自己分析、難しいよな」

 

・・・・・事故分析?


やはり、しゅーかつを始めねばならない・・・・なのか?

 

私は砂浜のパラソルの下でカクテルを飲みつつ、読書にふけり、いつのまにか眠ってしまった後、ハッと目を覚ますと、突如眼前に大波が襲ってきているかのような・・・・・いや違う、そこまで大げさではない・・・・・そう、言うなれば、突如、股間に痛みを覚え、ハッと目を覚まし、急いで海水パンツを脱ぐとカニが玉袋をハサミでチョキチョキしている・・・・・そんな、センチな気分に沈み込んだ。

 

 

 

キュウリの輝きから逃げてきた私は多少悶々としながら、DIOジレンマを駆り、駅前の本屋を通過とした。

その時・・・・・私はまるで蛾が白熱灯に吸い寄せられるかのように、ハンドルを捻り、Uターンをかまして本屋に入ることに決めた。

 

 

そう・・・・・私はこの本屋でMY就職活動の転機となる男と出会う。

 

 

この 『出会い』 は我ながらマーベラスだった。

  

   

      

いずれにせよ、思いもかけないキュウリという男の出現により、私の意識はようやく 『就職活動』 へと向かい始めたのであった。





なぜマイケルは広告志望なのか、ゲイスとの会話から

秋も深まるある日。
普通にしていても肌寒くなってきた10月のある日。

午後の講義をゲイスとともに抜けたある日。


ヒョンなことからゲイスと
須磨の砂浜にいくことになった。


過ぎ行く暑い季節を懐かしむように、
ボロい原付二台で海岸に向かい、砂浜に2人座った。


たわいもない話をして、俺は広告業界に就職したいと考えていることを

無性に話したくなった。


「ゲイスはどこに就職したいと思ってるん?」
「就職か…そうやなぁ。まだあんまり考えてないけど、俺は酒が好きやらから
酒のメーカー、サントリーとかいけたらええなぁ。」


「ふーん、酒か…ええかもな」

俺は、まったく ええ(良い) とは思っていなかったがそう返事をした。
映画が好き→映像に興味→CM→広告業界と自分と同じで短絡的に考えている
ゲイスが ええ(良い) と思ったにすぎなかった。


このとき俺は、ゲイスが酒を中心としたコミュニティーを含んだ世界観に
興味を抱いていることは計り知れなかった。


広告業界を志望することに決めた俺は、
おそらく、「マイケルは?」の質問を待っていたのだろう。

「マイケルは?」
そらきた、ゲイス…
君はいつもいい質問をするね!
そう、思った。


「俺、広告業界!」
なぜか、自信満々に答えた。


まるで、自分が何かのアドバンテージを持っているかのごとく。

俺は、日に暮れようとしている遠い、海岸線を見つめた。
自分に酔っていた。


よし、このペースで俺のサクセスストーリーをゲイスに聞かせてやって、
驚かしてやろう。


そう思った矢先に。


「マイケルはなんで広告業界志望なん?」
沈黙を破るように、ゲイスの素朴な質問に俺は喉を詰まらせた。
というより、自分のペースを乱された。

(なんでって・・・)

「えっ!?いや、俺、映画とか作ってきたやん?」
「だから、それをもっと大きな舞台で作りたいねん」
「広告業には大きく営業とマーケティングとクリエイティブの3つの役職があって・・・」

付け焼刃の広告業界について語る俺。


「俺は、クリエイティブ志望やねんな。」
自分の知っていることと妄想を混ぜておれはゲイスに説明する。


「映像って、人に与える影響が一番強い媒体やと思うねん。」
「より、多くの人に俺の作った映像で影響を与えたいねん。」


ゲイスは黙って俺の話を聞く。

「で、影響を与えてどうすんの?」
「ん?まあ、それが楽しいからかな~」
有名になりたいだけだ。


「ふーん、でもそれって別に広告会社に入社しなくても自分でやったらええんちゃうん?」
さすが、ゲイス内角ギリギリ玉を投げてきやがる。


「そうやねんけど、クラブでイベントとかやってるとな、音楽作っている人とか、
デザインやってる人、社会人としてな、たくさん見るねんけど・・・」
ネガティブな返答でその場はしのげない。


「ふーん、それで?」
ゲイスはまるで俺を詰めるような視線で好奇心を寄せて聞いている。

「そのやり方ほんま、食っていってる人少なすぎる。そして、その方法では成功できへん。」
「あっ、俺の言う成功ってのは、ちょっと作家としての位置づけが大きいかなぁ」
「で、やっぱり、感性で食っていこうと思うとやっぱり頂点から攻めた方がええと思うねん。」
「ほぉー」
「まあ、電通にいったらかなりの人脈も広がるし、
元電通のクリエイターとか肩書きがあればいろいろと野望を実現しやすいはず。

つまり、一番最短距離でスターダムに上り詰めるには広告会社に入る方がええと考えてん。」
「なるほど。」
「いやー広告は熱いで」


俺はこのまだ業界研究も終えていない状態にもかかわらず、
ゲイスを説き伏せたと思ったのと同時に、自分の志望動機に間違いが無いことを 確信し、ほくそ笑んでいた。その時ゲイスが一言。

「でも、ビジネスで映像つくるのと、ま、芸術で映像つくるのはわけが違うと思うんやけどなぁ・・・」
ぐっ、単純にこいつ痛いところついてくる!そう思った。


「そんなん分かってるって!」
俺は、少しムキになって反論した。


「だってマイケルの作った映像って、一般受けしないと思うから説得力ないなぁ~」
と、ここまできつくは言わなかったものの、
この意味をオブラートに包んだ言葉をゲイスは投げかけてきた。


いや、ゲイスには分からんからやって。そう思うと腹が立ってきた。
さらに、俺はゲイスが描いた絵や作ったものを過去に見たことはあるが、
その酷いこといったら無かった記憶がよみがえり、
ゲイスに言われることが俺の小さなプライドを傷つけられた。

(ゲイスはこの1年後に「蜻蛉」という名の油絵を書いた。
その絵は、ドドメ色で着色された夕日?みたいな感じだった。)


「いや、わかってるって、でもな100人に見せて100人が良いっていうもんって面白くないねん。
もっとわかりやすくいったらそれは無関心ってことに近くて、
50%面白いっていう人がいる反面50%下らんと言う人がおるって!」

そして、ゲイス
「いや、ふーんそっか。」


ゲイスも少し言い過ぎたと思ったのか議論をしてもしょうがないと思ったのか、
これ以上は言葉を発さなかった。


俺はそれに加えて、
「まぁ、見といて広告会社にいってこのヴィクトリーロードを俺は歩むから。」

ゲイスは少し驚きそして挑戦的に、
「わかった。みせてくれ。」


俺は、この時自分の足元のぐらついている部分を果敢に質問してくれた
ゲイスの勇気を単純に邪険に感じていた。


しかし、俺達の就職活動はお互いの欠点を意見仕合、それを
見つめ合いそして、認め、一歩づつ前へ進んでいくことを、
この時の俺はまだ気付いてなかった。