京都 1600m 外 芝 で行われるマイラーズカップについて考えて生きたいと思います。
同じ条件の重賞であるマイルCS 京都金杯を見ても実力の高い馬が上位に来るレースの印象。
この2つの重賞の分析からはじめたいと思います。
2011 マイルCS
有力とされた馬は
リアルインパクト 安田1 毎日2
リディル スワン1
イモータルヴァース 海外マイルG1実績
サプレザ 海外マイルG1実績 昨年4着
エイシンアポロン 富士1
結果は
優勝エイシンアポロン
2着は2走前京成杯勝ちのフィフスペトル
3着サプレザ
4着ダノンヨーヨー 昨年2着
5着リアルインパクト
このレースのポイントは重馬場+荒れ馬場で行われたところでしょうか
内目の経済コースを先行できた2頭のワンツー。サプレザが物凄い足で追い詰めるも離された3着まで。
4着も終始内を回ったダノンヨーヨーでリアルインパクトはじりじりと届かず5着。リディルは外枠で壁が作れずかかって失速。
実績上位のサプレザがこのレースに3回臨んで3.4.3着ということを考えると差し馬には不利な流れなのだと思います。
今回は開幕序盤であり、良馬場であることを考えるとリアルインパクトには逆転の目があるかも知れません。
2012 京都金杯
有力馬
サダムパテック 鳴尾3 セントライト3 弥生1
ダノンシャーク 1600万勝ち
マイネルラクリマ 富士3 ラジニケ2
ショウリュウムーン 京都牝馬1
シルポート マイラーズ1 京王杯2
結果
マイネルラクリマ
ダノンシャーク
アスカトップレディ
ショウリュウムーン
サダムパテック
このレースは開幕初日のレースで雰囲気は今回のレースに近いです。
かなり早いレースで流れ、最後方のダノンシャーク、サダムパテックに流れが向きましたが、どちらもとどかず前目で踏ん張ったマイネルラクリマが優勝。考えてみればマイル実績と近走成績が充実していたのはこの馬でした。成績からもマイラーであるかは疑問のサダムパテック、実績馬ではあるものの近走は重賞での功績がないショウリュウムーン シルポートが着をはずしました。
分析からは、直近のマイルでの成績や上級戦での結果が素直に結びつきやすいレースのようです。
オッズが勝手に乱れてくれない限りは穴馬の紛れは少ないレースだと思います
ただ、京都金杯の傾向から京都開幕週ということもあって前残りには注意。
また、マイルCSの傾向もふくめて内枠先行優勢のレースであると感じます。
次回で今回のマイラーズカップのメンバーを見て行きたいと思います