大きな花束に 涙する 、ピーナの鏡

ピーナといっても、いろんな人達がいます。

長年勤続し　一生懸命働いた　模範従業員のはなし。

日本では 外国人、それも フィリッピン人と言うだけで

さげすまれる事が多い、最初から　問題にされないで

日陰者として スタートする。

よく　世間で言われるように、一度信用を落とすと

それを挽回するには、何倍もの努力が要ると言う。

なにも　後ろ指をさされるような事をしていないのに、

そんな　環境の 中から　ピーナ達は 働き始める。

　　　　　　　　　　　　（なつすいせん）

そんな中にあって　一人のピーナ従業員は、さも、ハンデを

打ち消すかのように　長年勤続し　模範従業員を貫いた。

８年ほど経ったある日、フィリピンの年老いた母が心臓を患い

ペースメーカーを体に埋め込むことになって、しばらく面倒を

見なければならなくなった。　　会社は「なんとか　ならないの？」

と引き止めたが、しかたがなかった。

　　　　　　　（「退職おめでとう」と書かれた大きな花束をもらって、感激にひたる）

次の日の朝礼では表彰され、大きな花束が渡され　皆さん

から　拍手を受け、涙が止まらなかったそうだ。

だって、ピーナがこのような かたちで退職するなんて、

今まで無かったからだ。

これで、他の社員達の　ピーナを見る目が　少しでも

変わったとすれば、それほど　幸せな事は無い。

みなさん、こんな　ピーナ嫁さんもいるのです。

日本にいる　ピーナ達よ

いや、すべてのピーナ達よ

万歳！

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