こんにちは。
Megumi Piel （ドイツ在住）です。
トイレットペーパー は足りていますか？
わが家は、残り８ロールくらい。
いつも残り２ロールくらいになると
買い足しているのですが、
ここ２週間くらいは
週１回の買い物に出かけると、
トイレットペーパーの棚がカラっぽ。
なので、
夫（ドイツ人）と息子（小学生）にも
「なくなったら、
トイレットペーパーなしでいこうね」
と話しました。
幸い、夫も子供も私も、南アジアで
ペーパーなしを経験しているので、
気分的には余裕が持てています。
現在、ドイツでは
倉庫に在庫が充分にあるものの
輸送が追いついていないそう。
先日のニュースでは
なんと普段の７倍の売れ行きだとか。
これは、世間の不安度も
７倍くらいになっている
ということかな･･････
トイレットペーパーにどれだけ
依存・固執しているか
という現実を見ている気がします。
ところで 先日、
知人と世間話をしていた時
トイレットペーパーの話題になり
「わが家は 残り９ロール位。
いざとなったら ペーパーなしで
処理するわ」 と伝えたら
「それは不便でしょうから……」と
４ロールも 分けて下さった！
いま切実に困っている訳では
ないものの、
こういう心遣いをして下さって
その方の心の温かさと、互助精神に
目頭が熱くなりました。
とはいえ、
その知人にも伝えたとおり
いざとなったら
トイレットペーパーなしの生活に
切り替えます。
では、具体的に
トイレットペーパーなしで
どのようにするかというと……
日本の場合
ウォシュレットがある家なら
トイレットペーパーがなくても楽勝
だと（個人的に）思います。
一方、ドイツでは
ウォシュレットは普及しておらず、
わが家にもありません。
ここで、
44ヵ国の放浪旅で得た
知恵の出番がやってきました。
世界中のトイレ 5,000カ所くらいで
用を足してきた私は、
秘境のトイレ経験も豊富なのです。笑
アフリカ、アラブ、アジアの
特に田舎では
用を足したあと 紙を使わず、
「水処理」することが
珍しくありません。
実際に 蒸し暑い地域では、
紙を使うより 水で処理したほうが
清潔に保てるし、
紙を使わない分、資源の節約になり
ゴミも出ないので
環境への負荷がかかりません。
さて、地域によってトイレの
便器と排水設備の構造に
違いはありますが、
水処理をするところでは
だいたい和式トイレ
（しゃがむタイプ）が主流で
トイレの個室には
水が用意されています。
近代的なところは
ウォーターガン完備！
古典的なところは
大きめのコップが置いてあり、
コップに水をためて使います。
インドなど ヒンドゥー教が
根付いた地域では
左手は不浄とされているので
排せつ後の処理は
右手に水のコップを持って
流しながら
左手で
尿道や肛門の排せつ物を
きれいに洗い流します。
この水処理、慣れないうちは
四苦八苦するんですけどね、
何回か工夫を重ねるうち
自分スタイルの
「水処理作法」が確立します。
これに慣れると スッキリ！
紙よりも気持ちいいのです。
例えていうと、
シャワーを浴びた後のように
お尻がリフレッシュ ☆
あとは
水で濡れたお尻をどうするか？
ですが
暑い季節なら
そのままパンツを履いて自然乾燥。
あまりに暑いときは
パンツを履かない！
というチョイスもあります。
暑い地域では下着を履かずに
風通しを良くした方が
快適だったりします。(^-^)
一つ、水処理で少し問題なのは
寒い時期。
お尻が濡れた状態でパンツを履くと
下着が濡れたまま乾かず不快です。
なので、寒い地域では
水処理のあと、仕上げに
トイレットペーパーかタオルで
拭いて乾かすのが良い。
あと もう一つ課題ありなのが
洋式トイレ。
体の姿勢と便器の構造上、
洋式トイレでは
水洗いは あまり向きません。
でも、これも工夫したら
私はクリアできたので、
創意工夫と練習あるのみ！
という感じ。
実は、トイレ後の処理方法は
現地の人にも尋ねたことがない
のですが、
だいたい 上記のような感じで
現地の皆さんも処理しているのでは
ないかと想像しています。
さて、いま住んでいる地域で
今後いつ トイレットペーパーが
入手できるか不明ですが、
いざとなったら
トイレットペーパーなしでも大丈夫
と 覚悟を決めれば
不要な心配は なくなります。(^-^)
大切なのは（意識を向ける先は）
「トイレットペーパー」ではなく、
「自分のあり方 」ですね。
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